冷奴の豆腐の種類は木綿と絹ごしとどちらが最適?違いを徹底解説!
豆腐には、木綿豆腐と絹ごし豆腐がありますよね。
固い、柔らかい?などざっくりとした違いはなんとなく分かっても、この種類の違いは何なのか?
ちゃんとは知らない人も多いと思います。
また、冷奴にはどちらの豆腐を使うといいの?と毎回悩む人もいるのではないでしょうか。
筆者も毎回スーパーで、どっちを買おうか?と悩みます。
今回はそんな悩みを解決すべく、豆腐の種類の違いを解説していきたいと思います。
木綿豆腐と絹ごし豆腐の違いは?
豆腐を使いたいけど、木綿と絹ごしってどう違うんだろう?とスーパーの店頭で悩むことあるますよね。
簡単にいうと、木綿豆腐は、味が濃くて崩れにくいのが特徴です。
それに変わり、絹ごし豆腐は、木綿豆腐に比べて味がなめらかでさっぱりしています。
この豆腐の違いは、豆腐を固める時の工程で変わるのです。
木綿豆腐は、布を敷いた豆腐の型に、出来上がった豆腐液を流し、押し蓋をして重石を置きます。
そうすることで水分を切り、大豆の旨みを濃縮させるのです。
木綿豆腐の表面の柄のようなものは、布が押された跡なんですね。
一方で絹ごし豆腐の場合は、木綿よりも濃い豆乳を型に入れて、にがりで固めるだけです。
水分を切らないため、水分を多く含んで滑らかになります。
また、絹ごし豆腐は、豆乳がそのまま固められているので、カリウム、ビタミンB1、ビタミンB2、炭水化物が多く含まれています。
一方で木綿は水分が少ない分、タンパク質や脂質がたっぷり含まれています。
また、カルシウムやビタミンE、食物繊維が豊富です。
栄養素にも違いがあるので、栄養素を気にして食事をとりたい方は、こういったことも考えて豆腐を購入するといいですね。
冷奴にはどちらを使うといいの?
どっちの種類を使うべきか?正直正解はありません。
これはもう食べる人の好みになります。
ざっくりいうと、豆腐本来の濃厚な味わいを楽しみたければ木綿を、口当たりさっぱりでいきたいなという時は絹ごしを。といった感じです。
また、冷奴をするときは水切りも大事ですよね。
木綿は固くて壊れにくいですが、絹ごしはどうしても柔らかいので水切りするときに形が崩れてしまうこともあると思います。
水切り怖いなという方は、固めの木綿を使うのも手かもしれません。
地域によっても好みの種類が違う?
これもざっくりとした好みの違いですが、冷奴に使う豆腐の種類が、近畿や北陸地方では絹ごし。
四国や東北では木綿。とパーセンテージ的には少しですが違いが見られるようです。
これは、四国や関東方面では武士道精神的に見た目ガッツリな木綿を好み、逆に関西では公家、僧侶の文化で、見た目柔らかな絹ごしが選ばれたことが今につながっているようです。
筆者の実家は東海圏で、親が北陸出身でしたが、冷奴にどちらを使っていたというのはなかったです。その時お得だった豆腐を使ってという感じでした。
結局は、個人個人の好みが最終的な判断になりますね。
冷奴の豆腐の違い【まとめ】
冷奴の種類を何にするかに正解はありません。
冷奴も、のせる薬味や季節によって、どんな食感のものを食べたいか変わってくると思います。
それぞれにいいところがある、木綿豆腐と絹ごし豆腐なので、その時の他の料理や気分によって種類を変えて楽しむのもいいですね。
筆者は、基本的には冷奴には、しょうがや茗荷をのせてさっぱりいきたいので、絹ごしを使うときが多いです。
逆に、たまに今日は変わり種の冷奴にしたいなと、食べるラー油や、キムチをのせて食べる時には、木綿を使っています。
でも、その時にたまたま冷蔵庫にあった豆腐で。というのが一番多いですが。なので、どっちを使ったっていいんです。
ガッツリとしたおかずとして冷奴を使いたい時は木綿。さっぱりお口直しに使いたい時は絹ごしなど、食べる時の感覚で自分好みに変えていくといいと思います。
あまり考えずに、気楽に冷奴を楽しんでください。