梅干しは干し方が大切!ざるがない場合はどんな物で代用すればいい?
「梅干しを干すのって竹ざるじゃないと駄目なの?」
「梅干しのためだけに大きな竹ざるを買いたくない」
そう思っている方!安心してください。
梅干しは竹ざる以外でも干すことができます!
ざるがない場合は、「すだれ」や「干物用の干し網や洗濯用のドライネット」「巻きす」などで代用できます。梅干しを干すのに竹ざるが良いとされている理由は、「通気性」と「陽にあたっても熱くならないこと」です。
これらの条件を満たせる物であれば、竹ざるじゃなくても大丈夫!
干さずに梅漬けとして食べても美味しいです。
代用品を使った干し方や梅漬けについて詳しく見ていきましょう!
Contents
梅干しを干すのはなぜ竹ざる?
梅干しの作り方を見ていると、どれも「竹ざるに並べて干す」と書いてありますね。他の物ではなく竹ざるがおすすめされているのには、実は理由があるんです。
竹ざるが梅干しを干すのに適している理由は「通気性」と「陽にあたっても熱くならないこと」にあります。
梅干しを干す際に大切なのはまず通気性!竹ざるは網目が荒く、ある程度の凹凸があるので梅干しが効率よく乾きます。そして余分な梅酢を吸ってくれるのでその分乾きも早く、はり付きも少なくなります。
そして最も重要といっても過言ではないのが、「陽にあたっても熱くならないこと」です。
炎天下に置いた金属は表面温度が50度を超える場合があります。これでは梅が焼けてしまいますよね。ですので、梅干しを干すのは金属製のざるではなく、竹ざるがぴったりなのです。
梅干しを干すときにざるがない場合の代用品は?
ざるがない場合は「通気性」「陽にあたっても熱くならないこと」という条件をクリアできるもので代用しましょう!
おすすめは以下の3つ!
*すだれ
ホームセンターや100円ショップなどで安価に購入できます。丸い竹ざるよりも干すスペースの調整がしやすいのも嬉しいポイント。すだれはよく洗って乾燥させてから使いましょう。
干し方のポイントは、すだれの下に何か挟んで干すこと!すだれは竹ざるよりも凹凸が少なく、床や地面と近いです。衛生的に効率よく干すために、お皿やコップなどで浮かせてあげると良いでしょう。
*干物の干し網や洗濯用のドライネット
こちらもホームセンターや100円ショップで購入できます。
通気性もよく、梅干しを干すのにピッタリ!しそ梅の場合は色が染みついてしまう場合がありますので、土用干しの後に他の物に使う場合は良く洗い、色が移らないか確認してから使いましょう。
*まきす
干す梅が少量で場所を取りたくない場合はまきすもおすすめ!ボウル等の上にまきすを置いて使います。
干す梅の量が少ない場合は、風で倒れたりしないように注意してください。
干さない梅干し?干し方に困る場合は干さずに梅漬けでもOK!
「梅干しを作りたいけど干す所がない」
「外に干すのは道路の排気が気になる」
「3日間も予定をあわせられない」
「漬けたはいいけどめんどくさくなってきた」
そんな場合でも大丈夫!
干し方に困ってしまう場合や、干すのが手間に感じる場合は、干さずにそのまま食べてもいいんです!梅干しを干さずに食べる場合は梅漬けと呼ばれます。
梅漬けは、干さない分ジューシーで梅のフルーティーな香りが楽しめます。梅干しよりも皮が崩れやすいので、梅酢から取り出す際は注意しましょう。
梅干しの干し方!ざるがない時【まとめ】
ざるがない場合の梅干しの干し方や干さずに食べる梅漬けについてまとめました!
梅干しを干すのにおすすめなのは竹ざるですが、ざるがない場合は「通気性」があり「陽にあたっても熱くならない」物ならば代用できます。おすすめは「すだれ」「干物の干し網や洗濯用のドライネット」など。少量なら「まきす」でも大丈夫です。
干し方に困る場合は、干さずに梅漬けとして食べてもおいしいですよ。梅漬けは梅干しよりも皮が崩れやすいので、取り出す際は皮を破ってしまわないように注意しましょう。