かきたまうどんと卵とじうどんの違いは？それぞれの作り方もご紹介！

「かきたまうどんと卵とじうどんって同じ？」
「違いはあるの？」

そんな疑問にお答えします！

「かきたまうどん」と「卵とじうどん」の違いは、「汁にとろみがついているか」です！

とろみがついた汁に卵を入れたものが「かきたまうどん」で、とろみがないものが「卵とじうどん」と呼ばれていることが多いようです。

溶き卵を入れたものはすべて「卵とじうどん」でその一種として「かきたまうどん」があるとする人や、区別がないものとする人もいるようです。

ここでは、「とろみ」の差にかきたまうどんと卵とじうどんの違いがあるものとして、それぞれの作り方をご紹介していきます。

「かきたまうどん」と「卵とじうどん」の違いとは？

一見同じもののように感じる「かきたまうどん」と「卵とじうどん」ですが、実は違いがあるんです！

それは「汁のとろみの有無」！

汁にとろみがある物が「かきたまうどん」、汁にとろみが無い物が「卵とじうどん」と呼ばれていることが多いようです。

とろみの区別なく、溶き卵を入れているものは全て「卵とじうどん」とする人や、「卵とじうどん」の中の分類として「かきたまうどん」があり、「かきたまうどん」のことも「卵とじうどん」と呼ぶ人など、個人差もあるようです。

「汁にとろみがあるだけで味は同じ？」

そう思いますよね！

多くの場合は味は同じです。ですが、とろみをつけることによって卵がふんわりするだけでなく、「麺に味が絡みやすくなる」「汁の温かさを保つ」などの効果があります。

猫舌の人は「卵とじうどん」で最後まで温かい方が良い人は「かきたまうどん」なんて選び方をしてもいいかもしれませんね！

お店によっても違いがあるでしょうから、気になったら「とろみ以外は同じ？」と尋ねてみてもいいかもしれません。

あつあつとろーり！かきたまうどんの作り方！

かきたまうどんを作る際のポイントは、卵を入れる前にうどんのつゆにとろみをつけること！

とろみがある状態で溶き卵を入れることで、卵がふんわりと固まって、綺麗なかきたまを作ることができます。

とろみの目安は、うどんつゆ400ml～500mlに対して片栗粉大さじ1。片栗粉がダマにならないように少量の水で溶いてから加えましょう。

とろみ無しでもふんわり！卵とじうどんの作り方！

片栗粉無しでもふんわりした卵に仕上げるコツは、「火加減」にあります。

うどんつゆをしっかり沸騰させて、沸騰した状態のまま溶き卵をゆっくり入れることで、卵が鍋底につく前に固まり、ふんわりとした卵とじになります。

卵を入れる際は、箸に伝わせて少量ずつ入れるのがポイント。少しずつ円を描くように入れると塊になりにくくなります。

少し手間ですが、別鍋で卵とじを作ってうどんの上に乗せる方法もあります。親子丼のような要領ですね。別鍋で少量のだし汁を沸騰させ、その中に卵を入れて軽くかき混ぜながら固めます。

うどんつゆに直接溶き卵を入れるよりも、しっかりした卵になるので、崩れにくく食べやすいです。

どちらの作り方が正解ということはないので、好みや気分に合わせてチャレンジしてみてください。

かきたまうどんと卵とじうどんの違いとは？【まとめ】

「かきたまうどん」と「卵とじうどん」の違いについてまとめました。

「かきたまうどんと卵とじうどんって同じ？」そう思いがちですが、この2つには「とろみ」という違いがあるんです。

例外や個人差はありますが、一般的には、うどんのつゆにとろみがある方が「かきたまうどん」でとろみが無い方が「卵とじうどん」と呼ばれています。

とろみがある方が「味の絡みが良い」「温かさが保たれる」などの効果があります。猫舌の方は食べやすい「卵とじうどん」で、温かい方が良い方は「かきたまうどん」など、好みの作り方で作ってみてくださいね！