寒い冬に食べたくなる鍋焼きうどん。
だしの効いたつゆに、つるんとしたうどん、えび天や卵やかまぼこなどのたくさんの具。
食べると身体がぽかぽかになり、お腹も心も満たされますよね。
今はあたためるだけで簡単に食べられる鍋焼きうどんが、スーパーやコンビニなどで販売されるようになりました。
さっそく購入して食べようとしたら、鍋焼きうどんがihに反応しない…
パッケージには「ガス・ih対応」と書いてあるのになぜ?!
原因は何なのでしょうか?
鍋焼きうどんがihに反応しない原因と、対策について追究していきましょう。
鍋焼きうどんがihに反応しない原因は「鍋」にあった
スーパーやコンビニで販売されている、鍋焼きうどんの容器の材質はアルミです。
アルミは熱伝導がよく、軽くて使いやすいところが特長。
鍋焼きうどんがihに反応しない原因は、容器のアルミにありました。
ihとは「電磁誘導加熱」のことで、磁力で金属に熱を発生させます。
ihは磁力が反応する鉄やステンレス、ホーローなら対応OKです。
しかし、アルミは磁力に反応しません。
ihにアルミ容器の鍋焼きうどんを置いても、熱が通らないので温まらないのです。
また、ihは鍋底に約2mm以上のそりがあったり、変形していていたりすると反応しません。
鍋焼きうどんの容器は凸凹があるものがほとんど。
ihに接している面が狭いため、熱がうまく伝わらないのです。
ihは火を使わずに調理ができる、安全な調理器です。
アルミの容器は使いやすいので重宝します。
どちらも便利なのですが、鍋焼きうどんが作れないのは残念です。
鍋焼きうどんがihに反応しない対策として、発熱プレートを使う
アルミ容器の鍋焼きうどんはihに反応しないので、ihで鍋焼きうどんを作るのはあきらめないといけないのでしょうか?
ih用の発熱プレートを使えば、ihで鍋焼きうどんを作ることができます。
ihは鉄やステンレスには対応すると先ほどお伝えしました。
鉄製やステンレス製の発熱プレートをihの上に敷くと、発熱するので鍋焼きうどんを作れます。
発熱プレートはAmazonや楽天市場などの通販サイトで購入可能。
価格は1,000~4,000円程度です。
鍋焼きうどんの「鍋」を替えてみる
購入した鍋焼きうどんがihに反応しないし、ih用の発熱プレートもない…
思い切って鍋焼きうどんを別の鍋に移し替えてみましょう。
普段から使っている鍋に移し替えて、調理方法どおりに作れば問題ありません。
販売されている鍋焼きうどんは、そのまま食べられるところが魅力です。
別の鍋に移し替えるのは不便に感じるかもしれません。
ふきこぼれの心配もありませんし、鍋焼きうどんのアレンジもしやすくなりますよ。
もうひとつおすすめは、100円ショップで販売されている、電子レンジで作れる容器です。
元々ラーメン対応の容器なのですが、うどんも作れます。
鍋焼きうどんがihに反応しない場合は、お試しいただきたいです。
オールメタル対応のihなら鍋焼きうどんが作れる
ご自宅のihに「オールメタル対応」と書いてあれば、鍋焼きうどんをihで作ることができます。
オールメタル対応のihは鉄やステンレスだけでなく、アルミや銅の鍋も使用可能です。
鍋焼きうどんがihに反応しないという不安がなくなります。
鍋焼きうどんを作る前に、ご自宅のihを確認してみましょう。
鍋焼きうどんをihにかけると反応しないのはなぜ?【まとめ】
鍋焼きうどんがihに反応しない原因と、対策について追及してきました。
鍋焼きうどんがihに反応しない原因はアルミ容器にありました。
ihは磁力で金属に発熱させるので、鉄やステンレスには対応しますが、アルミには反応しないのです。
アルミ容器の鍋焼きうどんがihに反応しない対策として、ih用の発熱プレートを使ってみましょう。
鉄製やステンレス製の発熱プレートならihに反応しますので、アルミ容器の鍋焼きうどんでも作れます。
鍋焼きうどんを別の鍋に移し替えてみることもおすすめです。
普段使っている鍋なら問題なく作れますし、ふきこぼれもなくアレンジもできます。
ご自宅のihが「オールメタル対応」と記載されている場合、アルミ容器の鍋焼きうどんを作ることが可能です。
オールメタル対応のihはアルミにも反応します。
鍋焼きうどんがihに反応しないのはショックですよね。
対策を試していただき、鍋焼きうどんを食べて身も心も温まりましょう。