うどんを食べると眠くなるのはなぜ?対策はどうしたらいい?

うどんを食べた後、なぜか無性に眠くなってしまったことはありませんか?お昼にうどんを食べて、午後の仕事が眠気との戦いになった経験は私にもあります。

うどんは糖質が高く、血糖値が急激に上がることが原因で眠気を引き起こしてしまいます。

うどんを食べて眠くなるのを防ぐには、血糖値の急上昇を抑えることが大切です。

血糖値の上昇を抑えるというと一見難しいようですが、メニュー選びを意識すること、サイドメニューを追加することで簡単に対策できてしまいます。

本文では、うどんを食べると眠くなる原因を1つずつ掘り下げながら、眠気対策について詳しくまとめていきたいと思いますので、是非最後までお付き合いください。

うどんを食べると眠くなる原因

うどんの糖質が吸収されやすい

うどんは比較的糖質の高い食品です。うどん100gを茹でると250g前後になりますが、糖質量は50~55gです。比べて白米はごはん軽く1杯でほぼ同じ糖質の量です。

糖質の量自体は白米とそれほど変わりませんが、白米はそれだけで食べることは殆どありません。

うどんはかけうどん等の単品メニューが多い上に、のど越しも良く早食いの原因になりがちです。早食いによって糖質は急激に吸収されてしまいます

うどんを食べて眠くなる原因は低血糖

糖質が急激に吸収されることによって血糖値が急上昇しますが、それに伴ってすい臓がインスリンを分泌します。インスリンの働きで今度は血糖値が急降下します。

上記のような血糖値の乱高下を「血糖値スパイク」といいます。血糖値スパイクは低血糖状態をもたらして眠気やだるさを引き起こしてしまいます

うどんを食べた後の眠気対策3つ

単品メニューを避ける

かけうどんやざるうどんといったシンプルなメニューは糖質の比率が高く、ほぼ糖質だけを摂ることになり、栄養バランスが悪いのでおすすめできません。

糖質と一緒にたんぱく質や脂質を摂ると、糖質が急激に吸収されるのを防げます。

釜揚げうどんを釜玉うどんに変えるとか、肉うどんやサラダうどんにするだけでも違ってきます。

サイドメニューを意識する

サイドメニューのあるお店では、サラダなどのサイドメニューも意識して選びたいものです。

天ぷらを付けるのも良いですが、さつまいもやかぼちゃは糖質が多いのでNGです。鶏肉やエビ、イカなどの天ぷらはたんぱく質、脂質ともに摂れるのでおすすめです。

お稲荷さんやおにぎりも美味しそうですが、余計に眠くなるのでこちらもNGです。

お家でうどんを食べる時も、卵焼きなどおかずを1品付けましょう。

コンビニのうどんメニューを食べるなら、選択肢はかなり広がって楽になります。サラダやお惣菜、ゆで卵1個でも栄養バランスがアップします。

よく噛んでゆっくり食べる

うどんはお昼に食べるのに手軽で良いですよね。消化が良いのでそれほど食欲がない時にも食べやすいですし、急いでいる時にもお店に入ればすぐに食べられます。

時間のない時にも手軽に食べられるうどんですが、のど越しの良さもあってつい早食いしてしまいがちです。

早食いによって糖質は急激に吸収され、血糖値の急上昇を引き起こして眠くなる原因になります。つるっと啜って食べたい気持ちをこらえて、ゆっくりよく噛んで食べることが大切です。

具材やサイドメニューから食べるようにすると糖質の吸収がゆるやかになるので、食べる順番を意識するのも効果的です。

うどんを食べると眠くなるのはなぜ?【まとめ】

うどんを食べると眠くなる原因は「糖質が急激に吸収されることによる血糖値の乱高下」です。
うどんを食べて糖質が急激に吸収される原因は、

①単品メニューになりやすい
②早食いを招きやすい
の2つです。

うどんを食べて眠くなることへの対策は大きく次の3つです。
①単品メニューではなく具だくさんメニューを選ぶ
②サイドメニューも活用する
③早食いを避けて、ゆっくりよく噛んで食べる

ランチの定番ともいえるうどんですが、食後に眠くなるのが困りものですよね。

それでもちょっと工夫するだけで食後の眠気を抑えることが出来ます。サイドメニューも上手に取り入れて、美味しく楽しんでくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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