本わさびと生わさび、どっちが辛いの?わさびの違いを紹介します
店頭で売られているチューブのわさびには「本わさび」と「生わさび」があります。
これって何が違うかわかりますか?
なんとなく買っていたり、いつも買っているものだから、安いからという理由で買っていたりしませんか?
ここでは、本わさびと生わさびの違いや、どちらが辛いかなどの比較を紹介していきたいと思います。
Contents
本わさびと生わさびの違い
本わさび
原料が、日本原産の山葵(わさび)を使用したものになります。
ピリッとした繊細な辛味と、爽やかな甘い香りが特徴的です。
また、水質がよく、水温が1年を通して8〜18度の冷涼な場所でないと育ちません。
スーパーで見かけるチューブのわさびには「本わさび入り」と「本わさび使用」がありますが、これは、含まれている本わさびの量によります。
「本わさび入り」は本わさびの割合が50%未満、「本わさび使用」は50%以上となります。
(含有量の表記は、日本加工わさび協会が定めた基準となります)
※生わさび
生わさびとは、生のわさびをすりおろして使っているということになります。
また、山葵と西洋わさび(ホースラディッシュ)がミックスされていることが多いようです。
「本わさび」は、わさびの種類を淡らしていて、「生わさび」はわさびの原料の状態を表しているということになります。
チューブタイプのわさびには「本わさび入り」「本わさび使用」など表記が違うので、購入時の参考にしてみてくださいね。
本わさびと生わさび、どっちが辛い?
本わさびと生わさびの辛さには違いがあるのでしょうか?
本わさびはいいものだと辛くないともいいますが、だとしたら、生わさびの方が辛いのでしょうか?
※本わさび
辛いは辛いのですが、マイルドな辛さがあります。
本わさびは野菜で、アブラナ科になります。
そしてかのアブラナ科の中でも本わさびは「アリル芥子油」というものが強くて、これが辛味成分をだしています。
からし菜やカイワレも同じような辛味があり、生わさびと比較すると、野菜感の新鮮な辛みがあるように感じます。
※生わさび
生わさびは、西洋わさびを使っていることから、大根おろしのような辛さに似ています。
これは、西洋わさびが白く辛いことが原因とされています。
どっちが辛いかと聞かれると、生わさびの方が辛さを感じやすいようです。
また、わさびのすりおろし方でも辛味の違いを感じるようです。
今回はここでは詳細な説明は省きますが、より細かく、ゆっくりすりおろした方が、細胞が分解されて辛味成分を引き出せるようですよ。
辛いのが好きな方は、おろし器に細かい目のものを使ったり、すりおろす時にも気をつけてみると良いですね。
チューブのわさびはどっちが辛い?
チューブタイプのわさびには「本わさび」と「生わさび」の表記がありますよね。
ここでは、チューブのわさびはどっちが辛いか比較したいと思います。
※「本わさび」表記は香りがいい
わさびの香りを楽しみたい方は、「本わさび」表記を選ぶと良いようです。
本わさびの爽やかな香りが特徴的で、料理に香りを足したい方などにおすすめです。
辛さも「生わさび」表記と比べるとキツくなく、ツーンとするのが苦手な方でも食べやすい印象です。
※辛さを楽しむなら「生わさび」表記
わさびのツーンとする辛さを楽しみたい方には、「生わさび」表記がおすすめです。
こちらには、辛さが強めの西洋わさびを多く含むので、口に入れると鼻に抜ける辛さを感じられます。
刺激が欲しい方、強い辛味を感じたい方はこちらがおすすめです。
薬味として添えたい方にはこちらがおすすめのようです。
※ネットでよくおすすめされているチューブわさび
チューブわさびってたくさんあるので、結局何を使えばいいか迷いますよね。
そこで少し調べてみると、「本生きざみわさび」というものがおすすめだそうです。
自分でおろしたような食感があって、リーズナブルで美味しいと評判です。
本わさびと生わさびはどっちが辛い?【まとめ】
今回は、本わさびと生わさびはどっちが辛いのか、などの検証をしてきました。
人それぞれ好みはあるので、どんな辛さがお好みかで使うものを変えると良いですね。