わさびは妊娠中でも食べられる?危険と言われる理由は?正解を解説!
妊娠中は、刺激物は控えるように!など言われますよね。
だとしたら、わさびも妊娠中には危険な食べものなんでしょうか?
ここでは、わさびを妊娠中に食べてもいいのか?危険はないのか?ということを解説していきたいと思います。
Contents
わさびは妊娠中でも食べられる?
先に結論を言いますと、食べてOKです!(ここで言うわさびは、本わさびのことをさします)
もちろん食べ過ぎは良くないかもしれませんが、わさびを日常通りに摂取するのは全然問題なしです。
むしろわさびには妊娠中にとって欲しい栄養素がたくさん入っているので、食べてもらってOKな食材なんですよ。
それに、強い殺菌作用があるので、食中毒に対しても優れた耐性があります。
わさびには妊娠中にとって欲しい栄養素がたくさん!
わさびは妊娠中にも食べて大丈夫な食材です。
一度に食べる量は少ないわさびですが、その中でも「カリウム」「カルシウム」「ビタミンC」といった、妊娠中の体に嬉しい効果が入っています。
※ビタミンCは鉄分の吸収サポート
妊娠中はただでさえ、貧血も起こしやすいですし、免疫も下がります。
そんなときに重要となってくるのがビタミンCです。
ビタミンCは、鉄分の吸収をサポートして、免疫力も高めてくれる効果があります。
妊娠していない女性が1日に100mgビタミンCをとった方がいいと言われているのですが、妊娠中の女性はさらに+10mgは必要になります。
産後も、授乳したり赤ちゃんのお世話をしたりと大変な体には、ビタミンCが必要になってきます。
お母さんが食べたものが母乳として出てくる、とよく言われますが、わさびをドカ食いする人なんていないと思うので、普通にわさびを摂取する分ならむしろ栄養がとれて良いですよ。
※カリウムはつわりと関係がある!?
ミネラルの1つであるカリウムは、妊娠すると胎盤や胎児に多く取り込まれるので、体内のカリウムが減ってしまいます。
体内のカリウムが減ると、つわりがひどくなると言われています。
また、カリウムは体内の塩分量を調整して、尿とともに排出するので、妊娠中のむくみ改善にも繋がります。
特に妊娠後期は足や指が浮腫むので、カリウムを含むわさびはおすすめなんです。
※妊娠中はカルシウムが不足する!
妊娠中に葉酸をとってカルシウムを補給するように!と言われると思いますが、わさびにはカルシウムも入っているのでおすすめです。
妊娠中は、歯を無意識に食いしばっていることもあり、カルシウムも不足しがちです。
乳製品や小魚、大豆だけで物足りなくなってきたら、わさびにもカルシウムが含まれていることを思い出してみてくださいね。
とは言っても、やはり食べ過ぎは良くありません。
わさびは刺激物なので、一度にたくさんの量を食べるとお腹を壊してしまう危険もあります。
妊娠中の下痢は赤ちゃんに危険なので、少量を、薬味程度に味わってくださいね。
ではなぜわさびは危険と言われるの?
それはもしかしたら、妊娠中に生物を食べてはいけない!と言われることかもしれません。
妊娠中は免疫力が低下しているので、生物、特に刺身やお寿司は食中毒を起こすといけないので、食べないほうがいいと言われています。
もちろんこれも、絶対にダメというわけではないのですが、食べると食中毒などのリスクが増える、ということで皆さん避けています。
ですが、私自身も妊娠経験がありますが、お寿司や刺身を食べることもありました。
いつもよりは、気にして少量にはしていましたが・・・
なので、お寿司や刺身はわさびも共に食べるので、刺激物だし、妊娠中は食べるのが危険、と言われたのかもしれませんね。
妊娠中でも食べやすいわさびレシピ
※わさび醤油の照り焼きチキン
照り焼きチキンだけでも美味しいのですが、そこにわさびを加えると、アクセントが出ておいしくなりますよ。
殺菌作用があって、お弁当のおかずとしても安心です。
※お茶漬けや丼の薬味
つわり期でも食べやすいお茶漬けにわさびを薬味として入れれば、カリウム摂取にもなりますし、味変で丼に薬味としてつけるのもいいですね。
わさびは妊娠中でも食べられる?【まとめ】
わさびは妊娠中でも食べらるのか?危険はない?ということを今回は解説してきました。
妊娠中はストレスを溜めないのも一番なので、食事も美味しくとってほしいところです。
わさびは妊娠中に必要な栄養素が入っているので、薬味として少量ずつ摂取していけるといいですね。