焼きそばを炒める時の順番は?肉と野菜はどちらが先?
焼きそばを作る時に、具材を炒めてから麺を入れるのは常識と言ってもいいですよね。
最初に肉を炒めて、肉に火が通ったら野菜を炒め、その後で麺を入れるというのが一般的ですが、実は焼きそばを炒める順番はこれだけではありません。
肉を先に炒めて、次に野菜を炒めてから麺を入れるレシピを公開している商品もありますが、焼きそばのレシピを色々調べてみると野菜を先に炒めている方もたくさんいました。
ちょっと手間暇加えたこだわりのレシピでは、具材と麺を別々に炒めておき、最後に合わせる作り方もあって、手間はかかりますが美味しそうでした。
この記事では、焼きそばを作る時にどの順番で炒めるのが美味しいのか、そして麺とソースを入れるコツについても詳しく紹介していきたいと思います。
Contents
焼きそばの具材を炒める順番
※肉が先、野菜が後
肉(主に豚バラ肉や豚小間切れ肉)を最初に炒めるレシピは、以下の順番です。
①フライパンに油をしき、豚肉をピンク色の部分がなくなるまで炒める。
②火の通りにくい野菜から(例:にんじん→キャベツ→もやしの順)加えて炒める。
③麺を入れてほぐしながら炒める。
④ソースを加えて全体をなじませるようにサッと炒めて出来上がり。
私は基本この方法で作ることが多いです。豚バラ肉を使う時は肉から脂が出るので、炒め油を使わず豚肉の脂で野菜を炒める感覚です。
※野菜が先、肉が後
① フライパンに油をしき、火の通りにくい野菜から炒める。
② 野菜に均等に火が通ったところで、一旦お皿にあける。
③フライパンを軽く拭き(焦げ防止のため)肉を炒める。
④肉に火が通ったら、野菜をフライパンに戻して麺を入れて炒める。
⑤ソースを入れて味をなじませながら炒める。
こちらは野菜を先に炒めておいて、後で肉と合わせる方法です。
この順番だとひと手間プラスになりますが、肉に火が通り過ぎて固くなるのを防げます。
ポイントは、野菜を炒め過ぎず食感を残しておくことです。
具材と麺を別々に炒める
※まずは麺の下処理
具材と麺を別々に炒める方法もあり、こちらは少し手間がかかりますがかなり本格的です。
野菜と肉は一緒に炒めても構いませんが、麺を炒める前に下処理が必要です。
通常の焼きそば用麺は一玉ごとにしっかりと固まっているためほぐす必要があり、そのまま炒めると上手くほぐれず麺が切れてしまう恐れがあります。
そのため、麺を一旦水洗いします。茹で麺は切れやすいので、ボウルに水かぬるま湯を張った中でやさしくほぐしながら洗っていきます。
麺の製法上、油がコーティングされているので洗い流すことによって味がからみやすくなり、油臭いような独特のにおいもなくなります。
どうしても洗うのは面倒くさい!という方は、お皿に麺をのせてレンジで1分加熱すればほぐれやすくなります。
※麺を別に炒める方法
麺を洗ったらフライパンに油をしいて、麺の表面がパリッとして軽く焼き色が付くくらいに炒めます。
そこであらかじめ炒めておいた具材を加えて全体を混ぜながら炒め、ソースで味付けをします。
麺を別に炒めることによって食感がパリッとしますし、炒める際に水を加えることもしないので焼きそばが水っぽくなることもありません。
少々面倒かも知れませんが、麺にひと手間加えることでお家の焼きそばがランクアップするので是非試してみてくださいね。
焼きそばのソースを入れるコツ
ソースを入れるタイミングは、具材と麺を炒め合わせて火を止める直前です。
焼きそば麺に付いている既成のソースを使う場合、使わない場合でも同じです。
ソースを入れてから炒めすぎると、せっかくのソースの香りが飛んでしまうのでNGです。
添付されているソースだけでも十分美味しいですが、お家にあるウスターソースや中濃ソースをプラスするのもおすすめです。
その場合は塩分が強くなり過ぎないように調整してくださいね。
焼きそばを炒める順番【まとめ】
焼きそばを作る時に、具材を炒める順番について調べてみました。
肉を炒めてから野菜を入れて、その後で麺を加え最後にソースで味付けする、という方法で作る方が多いと思いますが、焼きそばを炒める順番はそれだけではありませんでした。
野菜を先に炒めて別に取っておき、肉を炒めてから合わせる方法は、具材の炒め過ぎを防いで野菜の食感が生かせます。
具材と麺を別に炒めておいて最後に合わせ、短時間で仕上げる方法はより本格的です。
少し手間暇はかかりますが、是非試してみてくださいね。
焼きそばを炒める順番、調べてみると意外に色々な方法があります。
お家で焼きそばを作る時の参考になれば幸いです