ぶなしめじはスーパーでお手頃なお値段で買えることができ、お財布に優しいお野菜ですので、よく買うご家庭が多いのではないでしょうか?
そのため多く買ってしまい使い切れず野菜室で眠っていて、いつの間にか腐っていた!という経験はありませんか?
実はちょっとした工夫をすることで、ぶなしめじの日持ちを長くさせることができ、美味しく召し上がることができるのです!今回は、ぶなしめじの日持ちはどのくらいか、常温、冷蔵、冷凍方法での保存方法をご紹介します。
ぶなしめじの栄養素
ビタミンD
カルシウムの働きを助けてくれて、丈夫な骨を作ってくれる栄養素です。免疫力アップにも効果があります。ビタミンDを作るために日光を浴びることも大切です。
食物繊維
腸の環境を整えてくれる栄養素です。食物繊維には水溶性(水に溶けやすい性質)と不溶性(水に溶けにくい性質)の2種類があります。
ぶなしめじは不溶性食物繊維を持っています。
これは腸の中でカサを増やしてくれて、腸に刺激を与えお通じがよくなるのです。腸の環境が悪いとお肌のトラブルが出てきますので、きれいなお肌を手に入れるためにも積極的に摂り入れたいですね!
ナイアシン
三大栄養素(糖質、たんぱく質、脂質)をエネルギーに変え、代謝を助けてくれる栄養素です。アルコールの代謝にも働くため二日酔いを防ぐ役割も持っています。
ぶなしめじを食べることで、美肌効果、ダイエット効果、便秘解消など女性やダイエットしている方には嬉しい効果を得ることができます。
ぶなしめじの日持ち
ぶなしめじは生野菜ですので、賞味期限は記載されていません。
ぶなしめじの日持ちはどこで保存するかによって違います。
常温、冷蔵、冷凍でのそれぞれの日持ちを説明します。
常温保存
約3日です。スーパーでは常温で売られていますが、日持ちはしませんので、冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵保存
約1週間です。
使っていない場合は約1週間保存できますが、使いかけの場合は約5日です。
使った場合は早めに使いましょう。
冷凍保存
約1ヶ月です。
ぶなしめじなどのきのこ全般は、冷凍するとうま味がアップしますので、保存する場合は冷凍保存することがおすすめですよ!
ぶなしめじの保存方法
ぶなしめじは水気をとても嫌います。水分がつくと腐りやすくなりますので、保存するときは水気がつかないように注意してくださいね。
もし、汚れているところや菌糸がついていましたら、水で洗わずに、キッチンペーパーなどでふき取ってくださいね。
常温、冷蔵、冷凍でのそれぞれの保存方法を説明します。
常温保存
ぶなしめじを袋から取り出します。石づきは取らずに、新聞紙やキッチンペーパーでくるみ、直射日光を避けて涼しいところに置いてください。
秋や冬の時期は日持ちしやすいですが、夏の暑い時期は傷みやすくなりますので避けましょう。
ただ常温保存すると、菌糸が発生しやすくなります。味が落ちやすくなりますので注意してください。
冷蔵保存
冷蔵保存も常温保存と同じ方法で、袋から取り出し、石づきは取らず、新聞紙やキッチンペーパーでくるみ、野菜室で保存します。
袋のまま保存することもできますが、日が経つと水分が出てきて傷みやすくなりますので、袋から取り出したほうが日持ちはします。
冷凍保存
袋から取り出し、ぶなしめじの石づきを切ります。ばらばらにほぐすか、食べやすい大きさに切ってから、密閉袋に入れて、しっかり空気を抜いてから冷凍庫に入れます。
解凍したぶなしめじをお料理に使うときは、解凍せずにそのまま使用してください。解凍すると水分が出て苦味が出てきて美味しくなくなってしまいます。
たくさん買った時やすぐに食べない時、うま味をアップさせたい時におすすめの保存方法ですよ。
ぶなしめじが傷んでいるときの見分け方
ぶなしめじを長期間置いといてしまった!食べられるか心配になりますよね。
ここでは傷んでいるときの見分け方をご紹介します。
異臭がする
酸っぱい臭いが出てきます。
カビが生えている
白くてふわふわしたカビが生えます。
変色している
ぶなしめじは通常、傘の色が茶色ですが、痛むと黒っぽい色に変色します。
水っぽい
傘がぬるぬるしていて、表面から水が出てきます。
もしこのような状態になっていなくても、おかしいなと感じたら食べるのをやめましょう。
ぶなしめじの日持ちは?【まとめ】
今回はぶなしめじの日持ちや保存方法についてご紹介しました。
ぶなしめじをはじめとするきのこ全般は賞味期限が書かれていないためどのくらい日持ちするのか分からないですよね。
おすすめの保存方法は冷凍保存ですので、買ってきたらすぐに下処理をして、冷凍保存をしましょう。
食品ロスもなくなりうま味もアップしますので一石二鳥ですよ!ぶなしめじには女性にとって嬉しい栄養素も含まれていますので、この機会にぜひぶなしめじを食卓に取り入れて健康な毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。