購入したえのきだけって洗うのが当たり前なのかな、とお思いでしょうか?
衛生面でえのきだけの汚れとかが気になりますよね?
実はスーパーで扱われているえのきだけは洗わなくても良いものが多いのです。
やっぱり洗わない?と思った方やなんで洗わないの?と思った方はぜひ最後までこの記事を読んでその理由を解き明かしてください。
えのきだけは洗う必要がない理由とは?
先ほどもお伝えましたが、えのきだけは洗わなくても安心して食べられるのです。
では、えのきだけは洗わないものだという理由をこれから解説いたします。
人工的に厳重な管理のもと栽培しているから
ところでえのきだけがどのように栽培しているかご存じでしょうか?
えのきだけは直射日光の届かない、温度の低い室内(夜間最低温度15℃以下)で栽培されます。
そうした環境の下で栽培される様子は豆類のもやしと似ているところがありますね。
それだけではなく栽培するための培地の殺菌や、有害な害菌の感染防止のための空気環境のコントロールも徹底しています。
他にも無農薬で栽培するなど健康面も意識した人の手によりえのきだけが栽培されます。
これによって人の体に有害な成分が付着していない状態でスーパー等に並べられるので、えのきだけを洗わなくても食べられることになります。
洗うと栄養が抜けておいしさがなくなってしまう
えのきだけはヒョロヒョロな見た目に反してうま味成分や栄養がギッシリ詰まっています。
しかしこれらは水に溶けやすい性質を持っているため、洗ってしまうと水に反応してえのきだけから抜け落ちてしまいます。
そうした理由で洗った後に食べた時に、『あれ、なんかおいしくないな?』とえのきだけの味に違和感を感じてしまうのです。
余分な水分が入り劣化しやすくなる
えのきだけは細い見た目に関わらず水分が多いのですが、同時に水に弱い性質があります。
そこで洗ってしまうと余分な水分によりえのきだけが弱ってしまい劣化を早めてしまいます。
えのきだけは水につけるのもNG?
えのきだけをおいしく食べたいならば洗わない?
洗わないのならえのきだけを水につけるのも良いのか?と思ったことはありませんか?
えのきだけは水に弱い食材なので、水につけることはおすすめしません。
どうしてもえのきだけの汚れが気になるなら…。
スーパー等にあるえのきだけは衛生面に気をつけて栽培されているので、汚れがついていることは滅多にありません。
しかし自家栽培した場合や購入した際に汚れが付いていた場合には、次の2通りの方法で汚れをとることになります。
ぬらしたキッチンペーパーなどで拭く
こちらの方法ならば、栄養が逃げたり劣化したりすることなくえのきだけの汚れを取り除くことができます。
その方法は次の通りとなります。
(2)汚れた部分を拭き取る。
たったこれだけで簡単にえのきだけの汚れを拭き取れます。
汚れたところだけ水につける
水につけることはおすすめできないとお話しましたが、汚れた部分だけを取り除く時の手段としてのみ使っても問題ありません。
ただし、汚れた部分だけを水につけた時にサッと早く手で取り除き水から取り出す必要があります。
えのきだけは洗う必要がない?【まとめ】
ここまででえのきだけを洗う?洗わない?といった疑問の答えとその理由を説明しましたが、いかがでしょうか?
えのきだけは徹底した栽培環境で育ったので洗う必要がなく、洗うと栄養が抜け落ちるなどの食事に違和感を感じる原因となってしまいます。
えのきだけの汚れがどうしても気になる場合のみキッチンペーパーで拭き取る方法と水につける方法が使えます。
えのきだけが安い値段で購入できることに加え人工的に栽培される様子など、もやしと似ている点があることには驚きでしたか?
えのきだけを洗う?洗わない?の答えをお忘れの場合は、ぜひもう一度この記事を読み直してください。