きくらげにはデメリットが?メリットとなる栄養素は体に良い?

コリコリとした食感でおいしく食べられるきくらげですが、きくらげに含まれているどんな栄養素が体に良い?と疑問はありますか?

きくらげにはメリットとなる栄養素が多く含まれていますが、摂りすぎると逆にデメリットになる栄養素もあります。

そんなきくらげにはどのような栄養素があるのか、それらはどのようなメリット・デメリットがあるのかをこれから説明いたします。

きくらげの栄養素はどんなもの?

きくらげには数多くの栄養素が含まれていて、多くのメリットが得られます。

・カルシウム:

牛乳というイメージが大きいですが、骨や歯を丈夫にする働きをするメジャーな栄養素です。
牛乳よりも多く含まれており、牛乳にアレルギーのある方でも安心して摂取できます。

・ビタミンD:

日光を浴びることで体内で作られる栄養素ですが、紫外線の防止に気を遣う方にとっては不足しやすい栄養素です。
この栄養素はカルシウムの吸収を助ける働きがあるうえに、きくらげにカルシウムとともに含まれているため1度で2度おいしいですね。

・リン:

カルシウムと同じく骨や歯を丈夫にする働きをします。
しかし、カルシウムとどちらかが多くなると一方の働きをじゃましてしまうので、同じ量を摂取する工夫が必要となります。

・鉄:

いわずと知れた血液に良い働きをする栄養素です。
貧血を防止する働きから、貧血を防ぐために積極的に摂ると良いでしょう。

・カリウム:

こちらは塩分の摂りすぎを防ぐ働きをするので、むくみなどの症状を予防できます。

・エルゴステロール:

聞きなじみのない栄養素ですが、摂取するとビタミンDに変化します。
つまりビタミンDを摂取したのと同じことになります。

・ビタミンB2:

髪の毛の細胞を活性化する働きがあります。
髪のツヤなどに悩みがあれば、きくらげを食べることで解決できるでしょう。

きくらげの食べすぎは逆にデメリットに!?

ここまできくらげの栄養素におけるメリットを説明しましたが、体に良いものばかりだからといって食べ過ぎるのはよくありません。

逆に体に悪い影響を与えるというデメリットもあり、それを引き起こすのが意外な成分となります。
それは食物繊維で、きくらげの食物繊維は不溶性食物繊維となります。

不溶性食物繊維は名前のとおり水に溶けにくい食物繊維で、便の量を増やして大腸を刺激することで排便を促します。

一見便秘に良く聞こえますが、これを摂りすぎるとお腹をゆるくしてしまい、他の栄養素の吸収をじゃましてしまいます

他の栄養素をきちんと摂取したいのであれば、溶性の食物繊維を含んだ食べ物と一緒に食べる必要があります。

溶性食物繊維とは、小腸での栄養素の吸収を手助けする働きと食後の血糖値の上昇を抑える働きをする成分です。

これにより糖尿病や肥満を防ぐメリットが得られます。

これを含んだ食べ物とは主に昆布やわかめなどの海藻やこんにゃくが当てはまります。

きくらげのデメリットとは?【まとめ】

ここまでできくらげの栄養素の体に良いメリットと摂りすぎると体に悪くなるデメリットを説明しました。

きくらげには数多くのメリットが得られ、貧血やむくみの防止や髪の毛を活性化させるなどの良い働きをしてくれます。

しかし、きくらげを食べ過ぎるとお腹の緩みや摂取したかった栄養素の効果を得られないなどのデメリットもあり、扱いの難しさがあります。

ですが、食べる量や食べ方に気をつければデメリットを受けることなく栄養素を摂取できます。
またコリコリした食感を良く噛んで味わうこともメリットとなり、よく噛むことで満腹感を得られ、食べ過ぎの防止にもつながります。

きくらげの食べ過ぎに気をつけつつ体に良い栄養素をうまく摂取して、健康な体を手に入れましょう!

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