しいたけの火の通りの確認方法?目安や加熱時間を解説!
きのこはうま味がたくさん含まれていて、栄養も豊富です。また一年中安定した価格ですので、お財布に優しくお料理に使う機会が多い食材ではないでしょうか。
特にしいたけはどのお料理に使えてとても万能ですよね!そんなしいたけですが、生のまま食べてはダメ!と聞いたことはありませんか?
だから焼いたりして火を通すことが多いかと思いますが、しいたけにしっかり火が通っているか分かりづらいかと思います。今回は、しいたけの火の通りの確認の仕方や加熱時間をご紹介します。
Contents
しいたけの火の通りは重要?生食は危険
しいたけは昔から生食をすすめてはいません。その理由を説明します。
食中毒
生焼けのしいたけを食べると、腹痛や吐き気などの食中毒を引き起こすことがあります。
しいたけについている細菌によって引き起こされますので、調理するときはしいたけの傘の部分を拭いたり、しっかり加熱をしてください。
しいたけ皮膚炎
しいたけ皮膚炎は生や生焼けを食べたときに引き起こされるかゆみを伴う皮膚炎です。
生や生焼けを食べて、食中毒のようにすぐに症状が出ることはありません。
だいたい1~4日後に症状があらわれます。症状はかゆみが強く、背中、胸からお腹にかけて発疹が出ます。
命にかかわることはないですが、もししいたけを食べてこのような症状がでましたら、すぐに受診をしてください。
しいたけの火の通りの目安
しいたけに火が通っている目安をご紹介します。
しいたけの傘の裏の水分量
しいたけの傘の部分を下にして焼くと、裏側の白い部分に水分が出てきます。水分が出てくると、しいたけに火が通っています。
しいたけの大きさ
しいたけは火を入れると、焼く前よりも小さくなります。焼く前より小さくなっていたら、火が通っています。
しいたけの傘の部分
しいたけは火が通ると傘の部分がしんなりしてきます。
しいたけの加熱時間の目安
しいたけは4~5分以上焼きましょう。そうすることでしっかり焼けて、生焼けを防ぐことができます。
しいたけの大きさや使う調理器具によって前後しますので、火が通っているのかは上の“しいたけの火の通りの目安”を参考にしてくださいね。
電子レンジはしいたけの傘の裏の部分の水分が見にくいのでおすすめしません。
フライパンの場合
フライパンで焼く時はふたをすることができるので、ふたをして4分くらいで、しいたけの傘の裏の部分に水分が出てくるので、火が通ります。
ホットプレートもフライパンと同様に焼くことができますよ。
もしふたがない場合は強火で6分くらいでしいたけの傘の裏の部分に水分が出てきますよ。
グリル、トースターの場合
しいたけを並べて強火か1000ワットで5分ほど焼きましょう。
こちらも白い部分に水分が出てきたらしっかり焼けている証拠です。
しいたけを茹でる
しいたけに含まれるビタミンB1・B2は水に溶けやすい水溶性ビタミンですので、茹でてから他の調理に使うのはおすすめしません。
もししいたけを茹でる場合は加熱時間を短くするか、栄養素を多く摂取できる汁ごと食べられるお料理がおすすめです。
しいたけを焼くときの注意点
生焼けが心配でつい焼きすぎてしまうかもしれませんが、しいたけの傘の裏の部分に水分が出てきたら、焼きあがっている証拠ですので参考にしてみてください。
しいたけの傘の裏の部分にはうま味がたくさん出てきます。焼いたしいたけを取り出すときはひっくり返さないようにしてくださいね!
しいたけの火の通りは重要?【まとめ】
今回はしいたけの火の通りの確認方法や加熱時間をご紹介しました。
生焼けが気になってなかなか手を出しにくかった方にも、火の通りの目安や加熱時間を参考にして、しいたけをいろいろなお料理に使ってみてください。
また、しいたけはシンプルに“焼きしいたけ”がおすすめですので、ぜひ火の通りの目安を参考にして召し上がってみてください。
うま味がそのまま味わうことができとても美味しいですよ。