しいたけの茹で時間は何分で火が通る?旨味を活かすコツも解説!
クセが少なくて触感の楽しいしいたけ。きのこの中でもしいたけは食べれるって人多いのではないでしょうか。
炒め物に煮物に汁物。使いどころ多いですよね。
鍋の季節にはきのこをいれるご家庭も多いでしょう。
火が通るからって適当に入れていませんか?しいたけにもちゃんと美味しくなるような茹で方と茹で時間があるんです。
ここでは、しいたけを美味しく活かすためにどれくらいの茹で時間でどう茹でていけばいいのか解説していきますどうすればよいのかお伝えします。
しいたけの旨味との秘密についても説明していきますね。
しいたけの茹で時間
まず最初に言っとかなきゃいけないのはしいたけに限らずきのこって生で食べるのよくないんです。
元々きのこは食中毒を起こすような毒性成分を持っています。
毒きのことは違い加熱で毒性成分が分解されているだけなんです。
ちなみに生で食べれるのはマッシュルームくらいです。
生がダメなら火を通さないといけません。
しいたけはの美味しいところって人それぞれあるでしょうが風味と旨味のが強いところとあの弾力じゃないでしょうか。
あまり火を通しすぎると固くなるしなにより風味が飛んでいってしまいます。
長時間煮込む煮物ならまだしも汁物とかすきやきとかでさっと火を通したいだけのときは気を遣いたいですよね。
じゃあどれくらいの茹で時間なら体を壊さず美味しくしいたけが食べれるのでしょうか。
だいたい3~6分くらいといわれています。
好きなしいたけの茹で加減は個人差があると思いますが最低3分は茹で時間を確保したいところですよね。
生の時よりは小さくなって傘の部分がしんなりしてきたら火が入ってきたサインです。
おいしいしいたけの茹で方
じゃあお湯が沸騰したらしいたけを入れて茹で時間をみてみようって?
それじゃあもったいない!しいたけの旨味をしっかり活かすにはしいたけをいれるタイミングがあるんです。
それは水からしいたけを入れること!実はしいたけの旨味は加熱によって働きだすんです。
だいたい60℃から70℃あたりで旨味が増えていきます。
なのでゆっくりこの温度を通過することでうまみがぐっと増すんです。
沸騰してるとあっという間にこの温度を通り過ぎてしまうので旨味が引き出されないままになってしまいます。
じっくり茹でればしいたけの旨味がきいた美味しい料理ができちゃいます。
しいたけは旨味の宝庫
そもそもしいたけが旨味の満ちた食材であることを皆さん知ってました?
干ししいたけあるから分かるよって思うかもしれません。
干ししいたけはかしいたけを乾燥させて旨味をぎゅっと凝縮させた食材。逆にいえば生のしいたけでもそれだけの旨味が眠ってるんです。
旨味は甘味、塩味、苦味、酸味に並ぶ基本味のひとつ。
舌の旨味センサーを刺激するうまみ成分は主にグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸ですが、しいたけはグアニル酸が多いことが知られています。
ちなみに皆さんは味の相乗効果ってご存じでしょうか。
例えば、トマトと鶏肉は料理に合うと聞いたことある人もいると思いますがまさにこれなんです。
これは旨味は別の種類の成分が同時に口に入ると舌の旨味センサーをより強く刺激してくれることで起きる現象です。
上の例では鶏肉のイノシン酸とトマトのグルタミン酸が同時に口に入ったことで相乗効果が起きたんです。
ところがしいたけはグアニル酸だけでなく、昆布に次ぐほどグルタミン酸が多く含まれており、しいたけ単体でも強い旨味が感じられる食材なんです。
しいたけの茹で時間は?【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
しいたけは水から茹でるのが一番おいしく、目安の茹で時間は3~6分です。
しいたけは旨味が豊富に詰まった食材。しいたけの旨味をとことん味わいましょう。