包丁の素材の違いを比較!目的別に種類の選び方も徹底解説!
調理の際に必要になってくる包丁ですが、素材の違いはご存知でしょうか?
実は使う人の性格によりおすすめの包丁の素材が変わるのです!
なぜなら性格によって包丁のお手入れにかけるモチベーションが変わるためです。
今回は包丁を購入する際の選び方についてのお話です。
ご家庭に既にある包丁についても素材や用途を再確認する機会にしてみてはいかがでしょうか?
Contents
包丁の素材の違いとは?
ステンレス
素材がステンレスの包丁は錆びにくくお手入れが簡単なため家庭用として広く普及しています。
強い香りの食材を切ってもニオイが移りにくい特徴もあります。
更にステンレス三層鋼タイプの包丁は硬いステンレスを柔らかいステンレスで挟んだ構造で普通のステンレス製包丁に比べて切れ味に持続性があります。
ハガネ製
ステンレス製に比べて同じクラスの材質であれば安いのと、研ぎやすいのがハガネ製の魅力です。
マメに研ぐことにより鋭い切れ味を維持できます。プロの料理人のようですね!
ただしハガネ製の包丁は錆やすいのが難点です。
ハガネ三層鋼タイプはハガネを錆びにくいステンレスで挟んだ包丁です。
刃先の部分はハガネのため扱いはハガネ製と同等のお手入れが必要になるでしょう。
セラミック製
セラミック製は金属ではなく陶器なので錆が出ないのと軽いこと、切れ味の持続性が魅力です。
金属アレルギーの方にも安心して使えます。
ただしハガネ製よりの硬い素材のため硬いものを切ったり落としたりすると簡単に欠けたり割れたりします。
セラミック製包丁のお手入れの仕方はハガネ製、ステンレス製の包丁とは違いがありますので注意が必要です。
研ぐ回数は切れ味が劣ってきた頃(半年に一度程度)で大丈夫ですが、砥石ではなくダイヤモンドシャープナーのほうがおすすめです。
(Amazon等で家庭向けにも販売されています。)
ダイヤモンドシャープナーはそんなに高価ではありませんがご自身で研ぐのはちょっと面倒くさいな、なんてかたはセラミック製包丁のメーカーで研ぎ直しをオプションで受け付けていることもあるのでご確認くださいね。
包丁の種類はどれを選べばいいの?
包丁の素材がわかってきたら次は包丁の用途の種類をみてみましょう。
用途よって包丁に違いがあるのでそれぞれの違いに合わせて包丁を選ぶのも大切です。
三徳包丁
万能包丁ともいわれあらゆる用途に使用できます。
最初の1本を購入するならこちらをおすすめいたします。ただし骨の付いた魚を骨切りすると刃こぼれの恐れがあります。
牛刀
主にお肉や大きなサイズの食材を切る用途で使用されます。
小回りはきかないので野菜や果物の小細工には向きません。
家庭用には20センチ前後のサイズが適しています。
薄刃包丁
主に野菜を切ります。名前の通りで刃が薄く包丁の幅が広くできています。
刃が薄いことにより野菜の繊維を壊さずに切れるので風味を損なわず調理できます。
ペティナイフ
野菜や果物の皮むき、小細工をするのに使用します。
12~15センチ程度の刃のものをペティナイフと呼びます。
パン切り包丁
食パンなどを切るのに使用します。
細長く薄く波状の刃が特徴です。近年ホームベーカリーの普及から電動パン切り包丁も見かけるようになりました。
以上が主な包丁の用途別の違いになります。
本格的な調理をなさるかたならこれに加えて出刃包丁や刺身包丁、中華包丁などが必要になるかもしれませんね。
包丁の素材の違いは?【まとめ】
包丁の素材の違いわかりましたか?
上記の3点が包丁の主な素材になります。素材の違いによりお手入れの頻度が変わってきますのでそれぞれの包丁の素材の特徴、用途を確認してご購入の際の参考にしてくださいね。
また既にご家庭にある包丁についてお手入れ方法の再確認ができたらよいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。