ガスコンロに吹きこぼれが!内部の汚れの掃除方法と火が消える問題とは?
ガスコンロで料理中に火にかけっぱなしで、吹きこぼれが。吹きこぼれたとき、大抵は安全装置が働き火は消えます。
そして吹きこぼれたらガスコンロ周りは汚れて点火プラグやセンサー等にも付着する場合が多いです。
今回はご家庭でよく起こりうる吹きこぼれに対して掃除の方法やほかに火が消えてしまう場合の問題などをご紹介します。
Contents
ガスコンロの吹きこぼれ!内部はどうすればい?
吹きこぼれてしまった場合でも、大抵はすぐにさっと拭けば綺麗になります。
汚れを放置してしまうと、熱の影響で冷えるとこびりつき、取れにくくなります。汚れはすぐに清掃し、常に綺麗に心掛けておくことで安全も確保できることにつながります。
吹きこぼれ以外にも調理油がガスコンロについた状態で、その油にさらに汚れとなるものがついてしまうとガスコンロの素材にもよりますが腐食する恐れもあります。
調理後のさっと拭き清掃を行いましょう。
吹きこぼれたときの内部
吹きこぼれ等の汚れ(食材、油、調味料、こげつき)が内部に侵入してしまった場合の清掃は分解を必要とする場合もあります。
ガスコンロ自体、いくつかのパーツをネジ等で止めてるものなので分解等外すことはそんなに大変ではありません。
本体のお手入れでは、水で伸ばした重曹洗剤やマジックリンなどで掃除を行うと効果的です。
バーナー部分とガス吹き出し部分の周りを清掃
温度センサーの清掃方法
(調理中の鍋底の温度を検知して、火の調節を行う安全装置)
片手で温度センサーを支えて、金ブラシで強くなりすぎないようにこする
点火プラグ
(火をつける際に火花を起こし点火させるための装置)
先端部分に触れないように気を付けながら、使い終わった歯ブラシ等で洗剤をつけて優しくブラッシングなどをすると綺麗になります。
立ち消え安全装置
(炎を検知後、吹きこぼれ等で火が消えた際にガスを同時に止めるための装置)
点火プラグと同様に、使い終わった歯ブラシで優しくブラッシングすると綺麗になります。
この3点が主に汚れがついた際に火がつくつかない原因の直接的に関係する部品です。
清掃の際は強くこすらずに、破損に気を付けてください。万が一、破損してしまうと安全装置や点火の機能が使えなくなる可能性が起きてしまいます。
ガスコンロの外部にある部品の清掃
ガスコンロの外部にある部品の清掃に関しては、簡単に手抜き感覚で行っちゃいましょう。
各部品としましては、「五徳」「バーナーキャップ」「汁受けキャップ」「排気口カバー」
汚れが少ない場合→
水でしぼったタオルで拭き、綺麗になったら乾いたタオルで水気をふき取るだけでOKです。
汚れが多い場合→
大きめのバケツ等に40~50℃のお湯と洗剤を混ぜて10分程度漬け置きし、水気をふき取る。汚れが取り切れていない場合はスポンジ等でこすれば大抵の汚れは落ちます。
ガスコンロの使用中に火が消えてしまう?
ガスコンロで加熱中に吹きこぼれを起こして、汁等をガスコンロにこぼしてしまった場合、掃除はしたのに、火が持続しない・火がつきにくい・青い炎にならないなどが起こり得ます。
その場合は、
①点火プラグや付近に水気が含まれていないか確認しましょう。水気の原因で火花が起きなく点火できない原因となります。
②バーナーキャップの目詰まりがないか、掃除をしてみましょう。バーナーキャップがしっかりはまっていても火がつかない原因では、目詰まりが考えられます。使い終わりの歯ブラシ等で軽く掃除するだけでも解消できます。
ガスコンロの内部で吹きこぼれ防止用の受け皿も忘れずに!
吹きこぼれを起こしてしまった際、点火等の部品もそうですが吹きこぼれ防止用の受け皿があることも忘れずに掃除をしましょう。
ガスコンロの天板は外れますので、外して開けた際にコンロの周囲に吹きこぼれ防止用の受け皿が設置されています。ここも掃除を忘れずに行いましょう。
汚れがたまった状態で放置すると腐敗し錆びが進んで部品交換という費用も必要になるかもしれません。
ガスコンロの吹きこぼれ!内部はどうすれば良い?【まとめ】
ガスコンロで調理中に吹きこぼれしてしまった場合、まずは慌てずに全ての火を止めましょう。
そして、水拭きをしてから乾拭きをしましょう。
吹きこぼれの汚れはその時にとるように心掛け、放置し忘れしないように!火が消えてしまう場合は点火プラグ付近の水気やバーナーキャップの目詰まりの原因が多いです。
内部の掃除は分解することが可能なものが多いので、使い終わった歯ブラシなどで優しくブラッシングなどすれば大丈夫です。
ガスは出ているが火がつかない場合は必ず換気をしましょう。
一酸化炭素中毒を起こしてしまう危険性が出てきます。
吹きこぼれが起きたら必ず水気をふき取って、最後に乾拭きを忘れずに行いましょう!