コンロの錆の落とし方!五徳の汚れにおすすめ洗剤は?
ガスコンロの「五徳」(ごとく)と言われてどの部分のことか分かりますか?
加熱するときにお鍋やフライパンをのせる黒い(メーカーによってはシルバーだったりします)台座みたいな部分です。
五徳は調理の際の吹きこぼれの汚れだったり油汚れだったりがどんなに料理上手な方が使用してもついてしまいます。
すぐに拭き取れたらこびりつくこともないのですが「冷めてから」とか「食べてから」といった理由で時間が経ってしまうと落とすのが億劫になりますよね。
今回はガスコンロのホーロー製五徳の錆や汚れの落とし方についてご紹介いたします。
Contents
まず五徳の素材について
ホーロー
色が黒っぽいものはほとんどがホーロー製です。
色が濃いので汚れが目立たない利点があります。酸や塩分に強く錆がつきにくいのも特徴です。
長く使用すると塗装が剥がれそこから錆びてしまうこともあります。
ステンレス
色がシルバー系なので高級感がありおしゃれな印象です。
軽いこと、錆びないことと耐久性があるのが特徴です。熱によって変色してしまうことがあります。(専用のクリーナーが必要になります)
ガスコンロの五徳はホーロー製かステンレス製のようです。設置されているガスコンロのメーカー取扱説明書を読んで素材をご確認ください。
コンロの汚れ落とし洗剤はやっぱり万能、重曹!!
キッチンまわりの掃除なのでやはり安全に配慮して重曹を使っています。
重曹は炭酸水素ナトリウム(食品添加物)です。
水に溶けにくい性質なので溶け残った粒がザラザラになりクレンザー効果を期待できます。
ここでは汚れに合わせて4段階の使い方をご紹介いたします。
重曹スプレーを軽い汚れ落としに
重曹水を作ります。
*重曹小さじ1
*スプレーボトル(100円ショップでも買えます。トリガー式がおすすめです)
*拭きあげ用布巾(ニトリのカット式台布巾がおすすめです)
用意するものは4点です。
ぬるま湯と重曹の量は割合なので多くするときは「200ML:小さじ2」など増やしたり減らしたりしてくださいね。
ぬるま湯と重曹をスプレーボトルに入れキャップをしめてからシェイクします。重曹は溶けにくいのでよく振り混ぜてください。
出来上がった重曹水を汚れに吹きかけて水で濡らして絞った布巾で拭きあげてください。
かなりゴシゴシ擦ると布巾が真っ黒になるので不織布布巾等の使い捨てのものがおすすめです。
コンロの錆の落とし方!
重曹水スプレーで落ちなかった焦げつき汚れには時間を味方につけましょう。
用意するものは以下の通りです。
*五徳が入る大きさの容器(バケツ、洗面器など)
*使い古しの歯ブラシ
*お風呂より少し温かい湯(50度程度)
五徳が入る大きさの容器に五徳を入れ重曹を振り入れます。
割合は1Lに対して大さじ1で容器の大きさによって調整してください。
1時間程度つけ置きしたら歯ブラシを使って浮いてきた汚れ、錆を落とします。
キレイに水道水ですすいでから乾かしたら完成です。水分が残っていると錆の発生に繋がるのでよく乾燥させましょう。
時間をかけてもダメなら煮ちゃう?!
強硬手段として五徳を煮てみましょう。
アルミ製以外の鍋(五徳が入るサイズ)に水100MLに対して重曹小さじ1(こちらも割合なので鍋の大きさで調整してください。)を溶かして沸かします。
五徳を入れ10分程度煮てから冷めるまで置き、浮いてきた汚れ、錆を歯ブラシで擦り落とします。
水道水ですすいでから乾かしたら完成です。
コンロの錆汚れにはペースト状で!
五徳に限らずキッチンの錆汚れに使えます。(錆の発生箇所の素材の確認が必要になります。)
重曹1:水4の割合で重曹ペーストを作ります。この時少し固めに作るのがポイントです。
錆の部分に塗布してラップで覆い1時間程度置いてから歯ブラシやスポンジで擦り取ります。
水拭きや水道水ですすいだりして重曹を落とし乾かしたら完成です。
メラミンスポンジをプラスしてみる
コンロの錆や汚れの落ちがいまいちだなぁ、と感じたら重曹プラスメラミンスポンジで対応してみるのも一考です。
クレンザー成分の相乗効果が期待できます。歯ブラシの代わりにメラミンスポンジで汚れを落としてから水拭きや水道水ですすいで重曹を取り除いてください。
コンロの錆の落とし方!【まとめ】
ガスコンロの五徳、毎週1回お手入れするのが理想的なのにそこまで手が回らないのが現実です。
今回も重曹に頼りっきりですが我が家ではこれで乗り切っています。
この他にもオキシクリーンや歯磨き粉、酸素系漂白剤を使う例もあります。
設置されているガスコンロのメーカー取扱説明書をよく読み素材の特性を理解してからお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。