冷蔵庫にはさまざまな部屋があり、それぞれ適正とされる温度が決まっています。
では、それぞれどれくらいの温度なのでしょうか?
また、冷蔵庫の温度調節はどこをどのようにすれば良いのでしょうか?
この記事では、以下のことを紹介します。
・冷蔵庫の温度調節方法
・冷蔵庫の適正温度
・冷蔵庫の温度設定は夏と冬で調節する
最後まで読み進めていただくと、「冷蔵庫の適正温度や夏冬によって温度を変えた方がいい?」といった疑問を解決することができますのでぜひ最後までお付き合いください。
Contents
冷蔵庫の温度調節方法はどこをいじればいい?
冷蔵庫には、温度調節用のボタンやつまみなどが搭載されています。
これらを上手に活用することで、適正温度により近い状態をキープできるはずです。
冷蔵庫の温度調整機能はどこ?
メーカーや機種によって異なりますが、冷蔵庫内の左右いずれかの手前についていることが多いです。
一般的につまみの場合、弱・中・強や1~5などの目盛りがついています。
「中」または5段階なら「3」などちょうど真ん中が冷蔵庫内の適正温度に設定されているものが多いです。
省エネになる温度設定
「節電モード」「省エネモード」などが搭載されている機種なら、その機能を使えば省エネ効果が期待できます。
搭載されていない冷蔵庫であれば、「中」または5段階なら「3」が良いでしょう。
このあたりは冷蔵庫の取扱説明書に記載されていることが多いので、一度チェックしてみましょう。
冷蔵庫の適正温度
冷蔵室は約2~5℃
1番スペースが広く常に使う食材の保存に向いています。
また、上、中、下と3つの段に分かれていて、冷気は下にたまりやすいので下段は上段・中段に比べて冷えやすくなっています。
冷蔵室の各段には以下のように入れるのがおすすめです。
・中段:残ったおかずや作り置きのおかずなど数日のうちに消費したいもの
・下段:チルドに入れるほどではないが長持ちしないもの
冷蔵室は食材を詰めすぎると冷却率が落ちてしまうので収納率は5割が理想です。多くても7割にとどめるようにしましょう。
野菜室は約3~7℃
野菜室は冷蔵室と大して温度は変わらないですが、密閉されているため高い湿度を保つことができます。
なので、鮮度が落ちやすい野菜の乾燥を防ぐことができることができます。
しかし、ナスなどの夏野菜やゴボウなどの秋野菜の保存温度は、約10℃前後なので冷蔵庫には入れずに風通しのいい日陰で保存しましょう。
野菜室のスペースが足らず、冷蔵室で野菜を保存する場合は、乾燥しやすいので新聞紙に包むなどして保存するようにしましょう。
チルド室は約0~3℃
チルド室には「冷蔵室よりも長期間保存させたいが冷凍させたくない食材」が向いています。
主に味噌や納豆などの発酵食品、ちくわやかまぼこなどの練り物、チーズや生クリームといった乳製品が向いています。
また、冷凍庫で保存していた肉や魚の解凍にも使えます。
パーシャル室は約-3℃
食材を完全に冷凍させるのではなく、少し冷凍させた状態にして保存できるのが特徴で、肉類や魚類の保存に適しています。
少し凍っているという状態をキープできるので、冷蔵室やチルド室より高い鮮度で保存することができます。
完全に冷凍されていないので解凍の必要がなく、出した後すぐに切ることができます。
肉類や魚類以外に「すぐに使う予定はなく長く保存しない食材」におすすめです。
パーシャル室がないときは、肉類や魚類もチルド室がおすすめです。
冷凍室は約-18℃以下
冷凍食品や、肉や魚の長期間保存をします。
冷蔵庫の温度設定は夏と冬で調節する
一般的に冷蔵庫内の温度は、外気温の上がる夏に高くなり、冬に低く保たれます。
きちんと計測して温度調節機能を使えればベストですが、こまめに実践するのはなかなか難しいです。
衣替えの感覚で夏を迎える前、冬を迎える前に温度設定を確認し、調節しておきましょう。
温度設定機能を夏は「強」、冬は「弱」に変更するだけで、電気代が節約できるようです。
冷蔵庫の温度設定はどこ?【まとめ】
いかがでしたか?
今回は冷蔵庫の温度設定はどこ?というテーマで解説を行いました。
メーカーや商品によって異なりますが、冷蔵庫の温度設定はドアを開けて左右どちらかの手前にある事が多いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。