レンチンご飯は体に悪いの?長期保存できる理由を解説!
パックご飯でなく、炊くご飯が一番美味しくて安全だ!と思っているので、レンチンするご飯は長期保存ができるので、添加物がいろいろ入っている感じがします。
そんなレンチンするご飯は、体に悪いのでは?本当に大丈夫かな?と心配になりことはありませんか?
結論から言いますと、レンチンするご飯は体に悪い事はありません。
それは各メーカーのパックご飯の製法に秘密があるようです。
パックご飯はどんな製法で作られているのか、食品添加物などは本当に入っているのか調べてみたいと思います。
レンチンご飯はなぜ日持ちするの?
レンチンとはいわゆる電子レンジでチンする事ですが、
「カレーのご飯が足りないとか、一人分のご飯を炊くのもなあ~」
という時に、パックご飯を2分位レンチンするとすぐにできて便利ですよね。
パックご飯は通常の炊くご飯に比べたら、考えられないくらい長く保存ができます。
長く保存出来るということは、安易に添加物がたくさん使用されていて、体に悪いと考えてしまいます。
では、どうして長期保存が出来るのでしょうか?
パックご飯の製法は、2種類あり無菌包装米飯は無菌包装されていて、レトルト米飯は包装後加圧加熱殺菌させています。
無菌包装米飯
無菌包装米飯は、炊飯前のお米を殺菌して調理済みご飯を、クリーンルームで無菌包装している事で保存が可能になります。
多くの白飯がこの製法で、炊き立てのご飯のおいしさが楽しめます。
レトルト米飯
レトルト米飯は、気密性のある容器に入れ調理したご飯を加圧加熱殺菌して、無菌包装米飯より長期保存が可能で、非常食やアウトドアに活用されています。
レンチンご飯の添加物と安全性
パックご飯には、無添加商品と食品添加物を使用している商品があります。
無添加商品は原材料名のところに「うるち米」のみ記載されています。
食品添加物とは食品に添加することで、味を調えたり、長期保存を可能にしたり、色や香りを良くする効果が得られる物質です。
添加物の「酸化剤」や「pH調整剤」などがパックご飯で使用されていることがあります。
「酸化剤」とは、食品の酸化を防ぎ作用があります。
「pH調整剤」とはpH領域(酸性とアルカリ性)を保つことで、微生物の増殖を防ぎ、色の変化を防ぐことができます。
食品添加物は食品衛生法に基づき、人の健康を損なう恐れはないものとして厚生労働大臣が定めたもの以外は原則として使用できません。
使用量の限度についても基準が定められているので体に悪い事はありません。
サトウのパックご飯は無添加商品
無添加商品を販売しているメーカーさんは多く、その中でも種類が豊富なサトウのパックご飯は、安全な無菌化包装米飯商品です。
その製法の流れをご説明いたします。
2.水に1時間程度じっくりとひたすことでお米の内部まで十分に吸水させる。
3.米を1食分ずつ計りとります。
4.超高温短時間加熱処理をする。(お米の表面についている雑菌を完全に殺菌する)
5.殺菌処理をしたお米を炊飯する釜に移し水を入れて「はじめチョロチョロなかパッパ」と「ガス直火焼き」の炊飯方法で約40分かけて炊き上げる。
6.蒸らしが終わったら容器をクリーンルーム内で成形して、炊きあがったご飯を容器に移す。
7.容器内の空気を窒素に置換してからシールをします。
徹底管理されたクリーンルームで行われることによって、雑菌を排除し安心なパックご飯になる訳ですね。
2020年の8月生産分から賞味期限が10カ月月から1年になり、より使いやすくなりましたね。
レンチンご飯は体に悪いの?【まとめ】
パックご飯を調べて見ましたが、レンチンするご飯は体に悪いと心配することはまったくありませんでした。
パックご飯は無菌包装や包装後加圧加熱殺菌でさせているので、長期保存できるのですね。
パックご飯は、現在種類も豊富で、白米、玄米、おこわ、赤飯、麦ごはん、味付きのドライカレーやチャーハンなどが販売されています。
また、レンチンだけでなく湯せんで食べられるパックご飯も多いです。
パックご飯は急に必要になった時やちょっとだけ足りないときに便利で、安心して美味しく食べることができる商品ですね。