電子レンジが魚臭い?爆発した場合の対策と掃除の方法を解説!
魚を電子レンジで温めて美味しく食べる!ということはごく普通のことですよね。
熱々の魚を美味しく手軽に食べられるなんて、電子レンジの素晴らしさです。
でも、魚を電子レンジで温めると、電子レンジの中が臭い!と匂いが残ってしまう事もあります。そう、特に魚を温めると匂いが残りやすいのです。
それに魚は電子レンジで加熱すると爆発する可能性もあるので、そうならないための対策と掃除の方法も知っておきたいですよね。
もちろん、そのまま電子レンジを使って食材を加熱することはできます。
でも魚臭いままで、爆発した後だと、中は汚れています。
そのまま次の食材を温めると、熱々にはなりますが、匂いがくっついてしまう事もあるので、食材の風味が落ちてしまうこともあります。
魚の臭い匂いや爆発をさせてしまったときの対処、上手な掃除の方法をお話をします。
電子レンジが魚臭い!その原因とは?
電子レンジで魚を加熱中に中で爆発をした!という経験ありませんか?
そもそもなで魚は電子レンジで加熱すると爆発をするのでしょうか?
これは魚だけでなく皮のあるものは爆発をするのです。魚にはか皮がありますよね?
その皮が原因で発生するのです。
厳密に言うと魚は爆発ではなく「沸騰」のようなものなります。
電子レンジで加熱をすると皮の内側部分が温まることによって大気圧より高くなります。
魚の場合は皮は収縮します。縮むことで皮に裂けができて内側の水分が水蒸気になって一気に外側に飛び出す現象が起きます。
これが魚が爆発する原因です。
何度経験しても、このとき電子レンジの中で一気にパンッと音がするのでびっくりしますね。
電子レンジが魚臭いとなる前の事前対策方法!
電子レンジが魚臭い?そうなってしまうとあとは掃除しかありませんよね?
そもそも、なぜ電子レンジが魚臭くなるのでしょうか?それは魚の飛び散りなのです。
そうならない為にも、あらかじめ対策が必要です。
その対策って何?手軽な電子レンジに工作必要?とか思うことはあると思いますが、至って簡単です。
もちろん電子レンジに工作なんて必要ありません。
それは電子レンジで魚を加熱する前に、魚の皮に細工をするだけで対策できるんです!
それは魚の皮に穴を開けるか、切れ目を入れてからの加熱なのです。
魚の皮に細工をしないで加熱をすると、魚の内部が温められて温度が100℃を超えると内部の水分が皮で覆われていることで、水分が水蒸気になって一気に爆発するのです。
この爆発は火山の噴火と同じ現象で水蒸気が一気に噴射するので、爆発と言うよりは沸騰に近いものになります。
ちなみに魚の皮に細工をしないで加熱して爆発する目安は約1分です。魚の内部の水分量によっても少し違いますが、約1分前後で爆発するので、加熱前には注意して下さいね。
魚臭い電子レンジの掃除の方法は?
電子レンジは魚臭い!中は魚が飛び散っている!掃除が大変だぁ!と気落ちしていませんか?
確かに掃除や魚の臭みをとることは必要になりますよね。
でも気落ちすることはありません!特に難しいことはないからです。
まずは電子レンジの中に飛び散った食材を取り除くのに活躍するのが「重曹」です。
いろんな食材の調理に欠かせない電子レンジだからこそ綺麗で清潔な状態を保ちたい物ですよね。
粉末の重曹を水に溶かします。水は200ccの水で大丈夫です。
その水に溶かした重曹を電子レンジで約3分温めます。このとき重曹にはラップはせず、電子レンジは500Wでの加熱で大丈夫です。
加熱し終わったら電子レンジのドアを開けずに8分から10分放置します。放置することで電子レンジの中が水蒸気で充満するのを待つため放置します。
しっかり放置したらドアを開けて重曹水を使ってタオルで電子レンジの中を綺麗に拭き取ります。
重曹を使って綺麗に電子レンジを拭き取ることで電子レンジの中が綺麗になるのはもちろん、重曹水には消臭効果もあります。
でも、重曹水だけではしっかり魚臭いのは消えません。
そこで消臭効果を発揮するものは日常生活の中にみあるんです。それはみかんの皮です。
なんでみかんの皮で魚の臭いのがなくなるの?と思いますよね。
それは、みかんの皮にクエン酸やリモネンなどが含まれているからです。
クエン酸やリモネンには消臭の効果があります。おまけに消臭効果だけではなく艶出しや油汚れを落とす効果もあります。万能ですよね。
方法はみかんの皮を500Wで1分加熱します。温まったみかんの皮で電子レンジの中を綺麗に拭きます。
そのあと、キッチンペーパーやタオルでみかんの皮で拭いたあとを拭き取ります。みかんの皮で拭いたままだと電子レンジの中がベタベタしてしまいますから、必ずあとで拭き取って下さい。
これで電子レンジの魚臭いのは綺麗になります。
電子レンジが魚臭い?対策方法【まとめ】
魚を手軽に美味しく温めて食べたいと思ったら、それは電子レンジですよね!
しかし、魚を電子レンジで加熱するときには注意が必要です。
ちょっと間違えると電子レンジが魚臭くなります。
電子レンジで魚を加熱する際に魚の皮に切れ目や穴を開けて加熱するようにして下さい。
魚の皮に細工をせず加熱すると魚の内側の水分が温められ100℃を超えると一気に水蒸気として一気に爆発するように吹き出します。
加熱によって爆発する時間は魚によって違いますが約1分ほど加熱すると爆発します。
この爆発によって飛び散った魚によって電子レンジが魚臭くなります。
爆発して魚臭くなってしまった場合、粉末の重曹を200ccの水で溶かします。
ラップはせずに電子レンジ500Wで約3分温めたらドアを開けずに8分から10分放置して電子レンジの中が水蒸気で充満させます。
その後は溶かした重曹水を使って電子レンジを拭き取ります。
次にみかんの皮を500Wで1分加熱し温まったみかんの皮で電子レンジの中を拭きます。
最後に、キッチンペーパーやタオルでみかんの皮で拭いたあとを拭き取ります。
電子レンジで魚を温めるときは、魚の皮に細工を忘れずにしましょう。