電子レンジとトースターを重ねるのは危険?安全なやり方を徹底解説!

電子レンジの上にトースターを直に重ねるのは、省スペースにもなり、料理をする時になにかと便利かと思いますが、実は大変危険なんです!

キッチンが狭かったりすると、電子レンジとトースターを重ねないといけない場合もありますよね。安全なやり方はあるのでしょうか?

電子レンジとトースターを直に重ねるのはNG!その理由は?

電子レンジとトースターを直に重ねてはいけないのは何故なのでしょうか?

実は、電子レンジとトースターそれぞれの構造の違いがあるからなのです。

電子レンジの構造

電子レンジは、電磁波で物体の水分を振動させて温めます。大量に電気を消費して、電磁波を発生させて、電磁波の振動で中の水分が温まるという訳です。

高温になった熱を排熱をしなければならず、電子レンジをかけている時、または、終わってからも電子レンジから音が聞こえるのは、熱を逃がすためにファンが回っている音です。

なので、電子レンジの周りは、熱がこもっており、周囲15センチ以上隙間を空けなければいけないことになってます。

また、電磁波が振動しているので、上に物があると、その振動で落ちてしまう可能性があります。

オーブントースター付きの電子レンジなら、本体がより高温になるので、周りに物を置かないように気をつけましょう。

トースターの構造

トースターは、高温のヒーターが付いており、200~1000℃で焼くことができます。

電子レンジよりも大変高温になり、本体を素手で触ると火傷をする危険があるほとです。トースターから出す時は、鍋つかみなどを使って火傷しないように気をつけましょう。

トースターの周囲15センチは耐熱性のない、ビニールや紙、布などの溶けたり焼けたりする物を置くのは大変危険になります。最悪火災になってしまいます。溶けやすい燃えやすいものは置かないように気をつけましょう。

特に、トースターのヒーターは下に付いていることが多いので、下部が大変高温になります。

このようなことから、トースターは大変高温の熱がこもり、電子レンジに直接重ねるのは、電子レンジの上部が溶けてしまうこともあるので、故障の原因となります。

電子レンジとトースターを安全に重ねる3つのやり方

では、直接重ねるのは危険でも、どのようにしたら安全に重ねることができるのでしょうか?

専用のラックを使うやり方

家具店やホームセンター、Amazonや楽天などのインターネット通販で、専用の電子レンジラックはたくさん売っています。

スチール製で作られた2段になっている専用ラックなら、電子レンジの上の空いたスペースにトースターを置くことができます。数千円くらいで購入できるので安価です。防水耐熱で作られているので安心です。

お洒落なデザインや豊富なサイズがあるので、ぴったりのサイズのラックを選びましょう。

耐熱性のマットを挟むやり方

耐熱性のマットを電子レンジの上に敷く事によって、トースターの高温の熱が直接伝わることを防ぎ、置くことができるようになります。

耐熱性のマットもホームセンターやインターネット通販で購入することができます。

また、耐熱性のマットは100均でも購入することができます。ラックよりも安く、電子レンジとトースターの間に挟むだけで、省スペースになるのが利点です。

アルミホイルを敷く

さらにお金をかけずに電子レンジとトースターを重ねるなら、アルミホイルを巻いた板やダンボールを敷くこともできます。

アルミホイルは、電磁波を跳ね返すので、電子レンジの中で使うのは発火の原因になりますが、外で使うのには問題ありません。トースターとアルミホイルは、パンのカスをとるために使用することもあります。

汚れたら使い捨てできるのが利点です。

電子レンジとトースターを重ねるのは危険?【まとめ】

電子レンジにトースターを乗せるやり方は、電子レンジラックか、耐熱性マットやアルミホイルを敷くことで、解消されます。

熱を逃がすために、15センチ以上の隙間を空けることで、安全に置くことができます。

電子レンジとトースターを重ねることによって、キッチンが狭くても省スペースが叶いますね!また、収納スペースが増えることでしょう。