瓶の製品を開ける際に使用する栓抜き、環境省が行っている「3R推進キャンペーン」の影響でリターナブル瓶の利用が増えてきたこともあり使用する機会がありますよね。
だたし瓶の製品が一度衰退していた時期もあるのでご家庭で栓抜きを常備していない場合もあるかと思います。
今回は環境に優しい瓶の製品を開ける際に必要な栓抜きの代用をいろいろとご紹介していきます。
「3R推進キャンペーン」とは
環境省が行っているキャンペーンです。
REDUCE(リデュース)・REUSE(リユース)・RECYCLE(リサイクル)、3個の「R」で「3R」となります。
リデュースとは物を大切にしてゴミを減らすこと
製品を作る際の資源を少なくすることや耐久性の高い製品を作り寿命を延ばすことで身近なところではエコバッグを持参してレジ袋をもらわないこともリデュースです。
(廃棄プラスチックの減少にもつながりますね。)
リユースとは繰り返し使うこと
使用した製品を繰り返し使う取り組みのことです。
リターナブル瓶がこれに当てはまります。
リターナブル瓶はガラス瓶が普及しはじめた明治時代から存在している歴史のある文化です。
リサイクルとは再資源化すること
一番身近な言葉かもしれませんね。廃棄物を原材料やエネルギー源として有効利用することです。
ゴミを分別して廃棄することによりリサイクルに繋がります。私の地元にはゴミ処理場に隣接するゴミ処理時の燃焼熱をエネルギー源とした温水プールがありました。
栓抜きの代用「ハサミ」
ここからは栓抜きの代用品のご紹介です。
まずキッチンにあることが多い身近なハサミからご紹介いたします。
ハサミだと指を入れる穴があり持ちやすく刃の長さもあるため力を入れやすくなります。
利き手にハサミを持ちハサミの刃の部分を閉じた状態で瓶のふたの下部に当てます。
瓶をしっかりと固定してからテコの原理でハサミの持ち手を下にするようにして蓋を開けます。
ハサミは刃物のため、取り扱いには注意が必要です。お気を付けくださいね。
栓抜きの代用「10円玉」
10円玉に限ったものではないのですが(でもやはり10円玉が使いやすい!)コインで栓抜きの代用として瓶の蓋を開ける方法です。
まず10円玉を瓶の蓋の下側に差し込みます。10円玉を下側に押してテコの原理で蓋を開けます。
ハサミよりは面積が小さいため力が入りづらくテコの原理をうまく発揮できないかもしれませんがしっかりと瓶を固定して行って何度か試してみてコツを掴んでくださいね。
栓抜きの代用「割り箸」
こちらもテコの原理を使って栓抜きの代用として開けていきます。
割り箸だとポキッと折れてしまいそうですが力を上手く入れることにより瓶の蓋を開けることができます。
割り箸は割らずに使います。
そうすることにより差し込む面積の確保ができます。割り箸の頭の部分を瓶の蓋の下側に差し込みテコの原理で下側に押して開けます。
なるべく蓋寄りの割り箸部分を持つのがコツです。
栓抜きの代用「タオル」
タオルはテコの原理が使えないのですが栓抜きの代用ができるのです。
タオルを軽く濡らしてから一辺を瓶の蓋に巻きつけます。
瓶が倒れないようにしっかりと固定してから思い切り上側に引っ張ると蓋が開きます。
これもコツが必要かと思いますがお試しくださいね。
またタオルは汚れたり破れたりする恐れがありますのでお気に入りのタオルでは行わないでくださいね。
栓抜きの代用でハサミを使う方法【まとめ】
テコの原理でスポンと栓抜きできたらきっと気持ちいいですよね。
今回は栓抜きの代用品のあれこれをご紹介いたしました。
キャンプの場などでもし瓶の製品を開けたいのに栓抜きが見当たらないときには今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。
きっと注目されます!
またこれを機会に瓶の製品などの「3R促進キャンペーン」についても興味を持って頂けたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。