爪楊枝の太さや長さは決まっているの?素材や種類について解説!
みなさんご存じですか??普段いろいろな場面で目にする爪楊枝、かなりの脇役感がありますがどれも同じサイズだと思っていませんか?
爪楊枝にはいろいろなバリエーションがあるのです!
今回は爪楊枝の太さ、長さ、素材と用途について調べてみました。
Contents
爪楊枝の太さ
まずは爪楊枝の太さについてです。
調べた限りでは極細約1.5ミリ~極太約4ミリとそれぞれですが特徴があります。太いことにより安定性と折れにくさが維持できます。
口内ケアでは太さはあまり気にならないと思いますが料理の際に例えばロールキャベツの仮止めするときは太い方が安定して使いやすいです。
キャラ弁作りやセルフネイルの細工の際は細い爪楊枝が重宝します。
用途により爪楊枝の太さを変えると効率がよくなります。
爪楊枝の長さ
一般的には10センチ未満の長さが爪楊枝と呼ばれます。
手の大きさにもよりますが長さがある方が持ちやすく持つ場所も選べるために力が入りやすく作業効率が上がります。
力を入れて使いたいときは先端寄りを持ち、お茶菓子に添えてある爪楊枝を使うときには後ろ側を持つとよいでしょう。
爪楊枝の素材
白樺
一般的な爪楊枝の素材です。
白樺の木は柔らかすぎて家具や建材には使用できないため「爪楊枝」「割り箸」もしくは紙の原料(チップ)にしか出来ないそうです。
安く白くクセがないのが特徴です。
日本へは奈良時代にインドから中国、韓国を経由して伝わりました。
当時は歯木(しぼく)と呼ばれ一端を噛んで毛先状にして歯ブラシとして使用していたようです。
竹
硬い素材のため折れにくいですが先端が鋭利に加工されたものは小さいお子様が使うときや口腔ケアには注意が必要なこともあります。
細かいところの細工や掃除などに役立ちます。
黒文字(くろもじの木)
黒文字の爪楊枝は黒い樹皮が特徴です。
来客時のお茶菓子に添えておもてなしに使用できます。
白樺や竹に比べて高価ですが木の香りが良いところが魅力的です。歴史がある爪楊枝で贈答用などもあります。
pp(ポリプロピレン)
ポリプロピレンは木製爪楊枝に比べて歯茎を傷つけにくい歯間ブラシやお弁当のピックとして使用されています。
金・銀・チタンなど
使い捨てではなく「my爪楊枝」を所持したい向けの素材です。
値が張るものが多いですが抗菌加工などの特色が加わり衛生的で繰り返し使用できるものもあるので地球に優しい爪楊枝です。
エコに敏感な方への「MY箸」と並ぶギフトとしておすすめです。
国産爪楊枝の「木づかいサイクルマーク」
日本では手入れが行き届かないで荒廃する森が増えているのが現状です。
温室効果ガスの二酸化炭素をタップリと吸収する元気な森をよみがえらせ森のサイクルを促す「木づかい」運動に参加する「木づかいサイクルマーク」が表示されている国産商品を選ぶとエコにも繋がります。
つまようじ屋の非接触棒
コロナ禍の現在、エレベーターや自動販売機のボタンに触れたくないとおもう方いると思います。
湿気ってしまい爪楊枝になれない北海道産白樺を再利用して誕生したアイテムです。
大阪にある菊水産業株式会社さんから「つまようじ屋の非接触棒」として販売されています。
価格はコロナ(567)に負けないという意味で1円高い568円(税抜き)、気になる方はチェックしてみてくださいね。
爪楊枝の太さや長さ【まとめ】
今回は爪楊枝の太さや長さ、素材について調べてみました。
白樺が爪楊枝の主な原材料だということをはじめて知り子供のころに行った白樺の森の空気のキレイなひんやりとした感じを思い出しました。
環境の問題は日頃から意識しなくてはいけないと思います。健康な森を取り戻すためにも「木づかいサイクルマーク」に注目していきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。