お子様やお年寄り、ペットなどに限ったことではないのですが誤飲の可能性があったときは焦りますよね。
「割り箸袋に入っていたはずの爪楊枝がなく辺りにも見当たらない!!」とか食後に「ロールキャベツやおでんのきんちゃく袋の止めていたはずの爪楊枝が足りない!!」「もしかして飲み込んだ!?」なんてことがあったら大変です。
今回はまさかだけど爪楊枝を飲み込んだ!?という時に読んでおきたいお話です。
Contents
爪楊枝などの誤飲対策
爪楊枝の誤飲が起きないためにも対策は必要です。ここで挙げるのはほんの一部に過ぎませんがこの程度でも充分対策にはなると思います。
複数人で調理にあたるときには報連相やメモを取るなどの対策が必須になります。)
万が一爪楊枝を飲み込んだ場合の症状は
爪楊枝を飲み込んだ場合、喉がイガイガする(骨が刺さったときの感じと似ている)・腹痛・吐き気・下痢・発熱・食欲が落ちるなどが該当するそうです。
刺さると胃や腸に穴があく可能性もあるので排便時の出血もみられるかもしれません。
救急診療の相談
各自治体には24時間対応の救急電話相談窓口が設置されていることがほとんどです。
平日の診療時間以外の誤飲などには休日・夜間診療を頼ってみてください。各自治体の広報誌、ネットなどから連絡先を調べられます。
ネットによる診断
現在では24時間365日リモートで診てくれるネット診察室などもあるので事前に登録しておくと(登録は無料のことが多く、実際に診てもらうと診療代や処方箋料などが発生することがほとんどです。)
誤飲だけではなくいざという時に役に立つと思います。これを機会に調べてみて登録だけでも行って備えてみるのもいいかもしれませんね。
病院へ行く
爪楊枝を飲み込んだことが決定的な場合や、喉の違和感や腹痛などの症状が続いた場合には必ず病院に行ってください。
ただし爪楊枝は木片なのでX線、超音波には映りにくいそうです。
いつ、どれぐらいの大きさのものを飲み込んだのか(または可能性があるのか)、痛みの箇所、症状などを箇条書きでも殴り書きでもメモに取り控えていくと良いと思います。
(救急の場合は冷静に説明できる方が珍しいです!)
爪楊枝を飲み込んだことが決定的ならば胃カメラでとることが一般的なようです。鼻からは難しく口から入れるカメラになり麻酔が必要になってくると思われます。
ペットも家族
室内飼いされている猫ちゃん、わんちゃんも飼い主さんにとっては家族同然です。家のなかを自由に猫ちゃん、わんちゃんが動き回れる環境ならば人間と同様の注意や対策が必要です。
ペットは喋れないうえに特に猫ちゃんは痛さや弱っているところを見せない傾向が強いです。
飼い主さんは責任を持って配慮してください。また爪楊枝を飲み込んだ?という時にはすぐに獣医さんにご相談ください。
爪楊枝を飲み込んだ!赤ちゃんやペットの危機の対処法【まとめ】
今回は爪楊枝を飲み込んだ場合に取るべき行動、誤飲対策についてお話しました。
ここで挙げた以外にも対策は存在しますのでぞれぞれで考えてみる機会になれば良いと思います。
大事になる前に対策をきちんとして事故をふせぎたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。