ホットプレートを使って焼き肉などするときに、もしかしたら「火災報知器がなる?」と心配になる方もいるのではないでしょうか?
火災報知器は義務化されていますのでもちろん賃貸アパート・マンションにも設置されています。
火災報知器には煙式と熱式があり、煙式タイプでは焼き肉などの煙に感知して警報音が鳴る場合があります。
今回はホットプレートを使うとなぜ火災報知器がなるのか?
また火災報知器の種類やホットプレートで火災報知器が誤作動しないための賃貸マンションの対策法をご紹介します。
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ホットプレートを使うと火災報知器がなる?
ホットプレートを使うと火災報知器がなってしまうときがありますが、想像をはるかに超えた大音量で鳴りひびくと、大あわてする方もいるのではないでしょうか?
火災ではないのになぜ火災報知器がなってしまうのでしょう。
住宅用火災警報器はおおむね煙式と熱式があり、煙式は焼き肉などの煙に反応して作動してしまう事があります。
また熱式では鍋やすき焼きなどにフタをして煮込んだ後に、ふたを開けると急な温度差で作動することがあります。
また日本酒やワインなどを沸騰させると気化したアルコールに反応したり、殺虫スプレーや化粧品スプレーを大量に使用したりすると、火災報知器が誤作動を起こすことがあります。
火災報知器の種類は、煙式・熱式!
家庭用の火災報知器には「煙式」と「熱式」があります。煙式は煙が火災報知器に入ると音や音声で知らせてくれますが、熱式は火災報知器の周囲温度が一定の温度に達すると音や音声で知らせてくれます。
住宅用火災報知器は台所・リビング・寝室などで煙式の火災報知器を設置していることが多いようですが、ご家庭の火災報知器が煙式か熱式なの確認しておくと対策の仕方も変わってきます。
また火災報知器の警報音が鳴ったときのために停止ボタンの位置もチェックしておくことも大事ですね。
火災報知器を設置することで火災被害状況が半減したそうです。いざという時に火災報知器は重要な役割を担っているので、取り外す場合は必ず戻すことを忘れないでくださいね。
ホットプレートで火災報知器が誤作動しないための賃貸マンションの対策法
すべての戸建住宅や賃貸アパート・マンションでも火災報知器の設置は義務付けられています。
賃貸アパート・マンションに多い煙式で火災報知器が誤作動しないために、ホットプレートの煙を少なくする対策方法をご紹介します。
アルミホイルを敷く。
焼き肉などすると煙が出ますが、その煙は肉の脂が熱源に落ちて焦げることが原因です。
平面プレートの場合はアルミホイルをクシャクシャにして置きその上に肉を焼くと、凹凸の部分に油が落ち煙も少なくなります。
換気扇と窓を開ける。
ホットプレートを使用時には換気扇は必ずつけましょう。
キッチンの換気扇だけでは心もとないので、部屋の空気が流れるようにもう1か所の窓をあけましょう。換気扇と1か所開けるだけで、かなり煙や臭いが軽減されます。
脂身の少ない肉にする。
脂身の少ない肉のヒレ・ロース・モモ肉などを選ぶと煙の発生を抑えることができます。
またタレに漬け込んでいる肉は赤身の肉でも煙が出ますので、できるだけ焼いた後にタレを付けることをおすすめします。
キッチンペーパーでこまめにふき取る。
平面プレートの場合は、まずはプレートの半分の面で肉を焼き、裏返しにするときはもう半分のスペースで焼き、先に焼いたスペースの油をキッチンペーパーでふき取ります。
こまめにふき取ることで煙や臭いを防ぐことができます。
無煙ロースターを使う。
家庭用の無煙ロースターは肉の油が熱源に落ちない構造になっており、油も1か所にたまる工夫がさせています。
電気・遠赤外線・ガスタイプや煙を吸い込むファンが装備されているものなどさまざまなタイプがあり、煙は抑えることができます。
ホットプレートで火災報知機は鳴る?【まとめ】
ホットプレートを使うとなぜ火災報知器がなるのか、また賃貸アパート・マンションで使用する場合に煙を少なくする対策法をご紹介しました。いかかでしたか?
焼き肉をすると煙や臭いは部屋の布製品のソファーやカーテンまた壁などのも残ります。
焼き肉の煙には油も含まれているので、壁などに付くとベタベタしますので賃貸アパート・マンションはなおさらきれいに使用したいですね。
ホットプレートを使用する場合には煙や臭いをできるだけ少なくする工夫をして、火災報知器にドキドキすることなく食卓を楽しんでくださいね。