蒸し器の代用で茶碗蒸しはできる?鍋やフライパンを利用を解説!
「茶碗蒸しを作りたいけど自宅に蒸し器がないから作れないな~」と茶碗蒸し作りを諦めている方はいませんか?
蒸し器がなくてもご自宅にある鍋やフライパンを代用して茶碗蒸しなど蒸し料理を作ることが可能です。
蒸し器とは素材に蒸気を利用して間接的に火を通す調理器具ですが、鍋などにお湯を入れて蒸し器と同じ環境を作ることで代用することができます。
今回は蒸し器の代用品にフライパン・鍋・などを使って茶碗蒸しを作る方法や茶碗蒸しで失敗しないポイントや使える容器などを詳しくご紹介いたします。
蒸し器の代用品にフライパンを使って茶碗蒸しを作る
蒸し料理と言ったら茶碗蒸しや蒸しパン・プリンなど一般的には蒸し器を使って作りますが、あまり作る頻度が少なければ蒸し器がないご家庭も多いのではないでしょうか。
蒸し器を購入するのも良いですが、どのご家庭にもあるキッチングッズを使って代用することも可能です。
まずは蒸し器の代用としてフライパンを使って茶碗蒸しを作る方法をご紹介いたします。
フライパンは深めが望ましいですが、なければ普通のフライパンでもOKです。
フライパンにフキンを敷き、アルミホイルをなどでふたをした具材の入った器を入れます。
フライパンの1/3か、器の1/2位にお湯を入れます。その時に具材の入った器にお湯が入らないように注意しましょう。
さらにフライパンを蒸し器状態にするためにふたをします。お湯が再沸騰したら弱火にします。
具材の入った器にアルミホイルのふたをしないときは、フライパンのふたの水滴が具材に入ることがあるので、フライパンのふたにフキンや手ぬぐいなどをかぶせましょう。
またフキンが垂れると火元に引火する恐れがあるので、結んだりゴムで止めたりしましょう。
蒸し器の代用品に鍋や土鍋などを使う
鍋で茶碗蒸しを作る場合は基本的にはフライパンと同じですが、鍋はフライパンより深ささがあるので鍋のふちなどでやけどをしないように十分注意しましょう。
また鍋は高さがあるので温野菜や根菜類などの蒸し料理にも呈しています。
鍋底に薄いお皿1枚裏返しに敷いて、もう1枚のお皿を表に置きその上に具材をのせてお湯を裏返しの皿まで入れ蒸します。
表に置いたお皿をザルに置き代えて利用しても良いですね。
土鍋も「蒸し器の代用品にフライパンを使って茶碗蒸しを作る」でご紹介した方法とほぼ同じですが、土鍋は保温保湿が良く余熱で蒸すことができますので蒸し時間が短くてすみます。
代用として電子レンジを利用する方法もあります。食材の状態で加熱時間に誤差が生じますので、レンジ弱でゆっくり様子を見ながら加熱してくださいね
茶碗蒸しで失敗しないポイントや使える器
茶碗蒸しを作るときの卵液を蒸して固まるには80~90度の温度が最適です。
水から蒸し始めると卵液が固まるまでに時間がかかり、なめらかな口触りになりません。
また卵液を沸騰させると“す”が入りやすくなりますので、弱火にして高温になり過ぎないようにふたを少しずらし火加減に注意して蒸しましょう。
茶碗蒸しの専用の器以外ではどのような器が利用できるのでしょうか?
ガラス製やプラスチック製は使用できませんが、耐熱皿や耐熱容器・陶器の器であればマグカップや湯吞みや深皿など利用することができます。
ご家庭にあるいろいろ器で作ってみるのも楽しいですね。
蒸し器の代用で茶碗蒸しはできる?【まとめ】
蒸し器の代用品にフライパン・鍋・土鍋などを使って茶碗蒸しを作る方法などをご紹介しました。
蒸し器の代用品におまかせして蒸している間は、他の調理もできので使い方のコツをつかむと作業効率も良くなりますね。
蒸し料理は炒め物のように油を使わず素材のうまみをたっぷりと味わえて、最近ではヘルシー志向の温野菜料理なども人気です。
蒸し器は敷居が高い気がしますがフライパンや鍋の代用品で簡単に蒸し料理を作ることができますね。
フライパンや鍋を利用して蒸し料理のレパートリーを広げてみてはいかがでしょう。