鰤は妊婦さんでも食べられる?栄養素や食べ方を解説!

鰤はお刺身や焼き魚、煮魚としても美味しく、いろいろなレシピがありとても私たちに馴染みの深いお魚です。

特に旬の鰤は脂がのっていてとても美味しいですよね!普段何気なく食べている鰤でも、妊婦さんになったとき食べても良いか不安になりませんか?

特に刺身など生もので食べたときに、お腹の赤ちゃんに何かあったらどうしようと心配になってしまいますよね。でも大丈夫です。

鰤は妊婦さんにぜひ食べていただきたいおすすめのお魚なのです!ここでは鰤は妊婦さんでも食べられるのか?また、栄養素や食べ方についてご紹介します。

鰤は妊婦さんでも食べられる?

鰤は妊婦さんでも食べられるかというと、食べることができます!厚生労働省でも、鰤は妊婦さんも食べても大丈夫だと言っています

https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/dl/051102-2a.pdf

これからママになるあなたへお魚についてしっておいてほしいこと

PDFファイルの3ページ目の「特には注意が必要でないもの」の一覧の中にブリが入っています。

実は鰤は妊婦さんにとって大切な栄養素が含まれています。

鰤の栄養素

鰤は青魚の中でも鉄分や不飽和脂肪酸を多く含んでいて妊婦さんにおすすめしたいお魚です。
ここでは鰤の栄養素について解説していきます。

タンパク質

鰤には良質なタンパク質がたくさん含まれています。タンパク質は3大栄養素の1つです。私たちの身体はすべてタンパク質によって作られています。また身体を動かすための必要なエネルギー源になりますので意識して摂取したい栄養素の1つです。

不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸はお魚に含まれる栄養素です。血液をサラサラにしてくれるEPA(エイコサペンタエン酸)、記憶力がアップしたり認知症の予防にも効果があるDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれます。

これらは私たちの身体の中で作ることはできません。ぜひ、鰤を食べて身体の中に取り入れましょう!

ビタミンD

鰤にはビタミンを含む栄養素がたくさん含まれています。特にビタミンDは骨の健康を守るために必要な栄養素ですので、妊婦さんはお腹の赤ちゃんのためにも積極的に摂取したいですね。

タウリン

タウリンは、コレステロールを下げる、高血圧の予防、糖尿病の予防、赤ちゃんの成長を助けるといった効果があります。鰤の血合いに多く含まれますので、妊婦さんやお腹の赤ちゃんの健康を守るためにも摂取したいですね。

鉄分

鉄分は血液の中に含まれるヘモグロビンが、私たちの身体の中にある細胞に酸素を運ぶ働きをしています。これが不足すると、貧血や、疲れやすいといった症状が出てきます。

特に女性は鉄分が不足しやすいです。鰤にはほかのお魚より鉄分が多く含まれているため、妊婦さんにはぜひ食べていただきたいです。

鰤が妊婦さんに注意すべき点

よく妊婦さんはお魚の食べ方に気を付けなければいけない、という話を聞いたことはありませんか?これには理由があります。

水銀

“妊婦さんは水銀に気を付けましょう”という言葉を聞いたことはありませんか?水銀はお魚に含まれている物質です。なぜ妊婦さんが気を付けるのか?それは水銀がお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼすと言われているからです。

でも水銀は、お魚によって持っている水銀の量が違います。鰤は水銀の量が低いので、妊婦さんが食べても問題ないお魚の1つなのですよ。

食中毒

妊婦さんは抵抗力や免疫力が低下しやすい状態です。そのため食中毒にかかりやすいので注意が必要ということです。

鰤を妊婦さんが食べる時の注意点

鰤を妊婦さんでも安心して食べられる食べ方をご紹介します。

煮魚、焼き魚

鰤大根や鰤の照り焼きにして、しっかり中まで火を通しましょう。そうすることによって食中毒になるリスクを抑えることができます。

刺身

生もので食べる刺身は食中毒になる可能性が高い食べ方です。もし鰤の刺身で食べたい場合は、新鮮な鰤を購入し当日中に召し上がってください。特に夏場は注意して食べてください。

鰤は妊婦でも食べられる?【まとめ】

鰤は妊婦さんでも食べられるかを中心に、鰤の栄養素や食べ方についてご紹介しました。妊婦さんになると、食べ物に関して、特にお魚は神経質になってしまいますよね。

でも、お魚の中でも鰤は妊婦さんが食べても問題なく、妊婦さんにとって嬉しい栄養素がつまっているのです。

これを読んで、煮魚や焼き魚、お刺身などにして、安心して召し上がっていただけたら嬉しいです。でも、くれぐれも食べすぎないように注意してくださいね!

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