サバ缶の温め方や危険回避する注意点を解説!栄養はなくなるの?
毎日一定の量を食べ続けると、ダイエットや健康面にたくさんの効果があると人気のサバ缶。
おいしいけれど、毎日食べるとなると飽きてしまう心配がありますね。
サバ缶を使った料理のレシピもたくさん公開されていますが「もっと簡単に変化をつけられたら続けやすいんだけどな」と思う人もいると思います。
そこでおすすめの方法が、サバ缶を温めて食べること。
とくに寒い季節は、体を冷やさなという点からも温かいものを食べた方がダイエットにも効果的です。
缶のまま温める場合は、湯煎がおすすめです。
湯煎は簡単で失敗する心配がなく、おいしく熱が伝わります。
逆に、ダメな温め方とは?
気になる、加熱によるダイエット効果への影響なども調べてみました。
サバ缶を温めて食べられれば、アレンジのバリエーションも広がります。
温めるときのポイントや注意点をしっかり頭に入れて、ホカホカのおいしいサバ缶を味わいましょう。
Contents
サバ缶を温めるには湯煎がおすすめ!
湯煎でのサバ缶の温め方
(2)沸騰したら火を止める
(3)缶詰のフタを閉じたままお湯に入れる
(4)3~5分ほど放置
温める時間はアバウトで大丈夫なので、お好みで調節してください。
湯煎で温めるとゆっくり熱が伝わり、全体が均等に温まります。
やることは、お湯を沸かしてサバ缶を投入するだけ。
簡単なので失敗する心配もありません。
湯煎は身くずれしにくく、しっとりとした仕上がりになりますよ。
湯煎で温める場合の注意点
・沸騰したら必ず火を止める
フタが閉じた状態の缶詰を火を止めずに温め続けると、膨張して破裂する可能性があり、非常に危険です。
・やけどに注意
数分間熱湯に浸かった缶は、かなり熱くなっています。
取り出すときやフタを開けるときは、くれぐれもやけどに注意してくださいね。
また投入のときも、熱湯のはね返りに気をつけてください。
100円ショップなどでトングを用意すると便利ですよ。
サバ缶のトースターでの温め方
もし、湯煎以外の方法でサバ缶を温めるとしたら、どんな温め方があるのでしょう?
手っ取り早さという点では、トースターがおすすめです。
手順は、サバ缶のフタを開けてトースターで5分ほど温めるだけ。
注意点は、必ずフタを開けること。
フタを閉じたままトースターで加熱すると、破裂する恐れがあります。
加熱後は缶が熱くなっているので、取り出す時はミトンやトングなどを使うといいです。
トースターを使う第一のメリットは、湯煎よりも短時間でできること。
次に、温めとアレンジが同時にできることです。
ニンニクとオリーブオイルを入れてアヒージョ風にしたり、チーズをのせたりなどすれば、温めながら簡単に一品出来上がります。
缶のままアレンジして食べれば、洗い物が減るのもうれしいですね。
一人暮らしの人や自宅での一人ランチの時などは、缶のまま気兼ねなく食卓に出しちゃいましょう。
電子レンジを使うなら別容器に移して
「湯煎よりも電子レンジを使う方が楽じゃないの?」と思う人もいるかと思いますが、缶のまま電子レンジで温めるのは非常に危険です。
・電子レンジで金属を加熱すると火花が出て危険
電子レンジが故障したり、火災の原因になることも。
電子レンジでサバ缶を温める場合は、必ず別の容器に移してください。
・電子レンジは、加熱ムラが出やすい
電子レンジは、水分量の違いで加熱ムラができやすいので、水分量が少ない箇所は温まりにくいのです。
食べてみたら、熱いところと冷たいところがあって、残念な仕上がりになっている可能性も。
・魚を温めると破裂する可能性も
魚やソーセージなどの皮や膜がある食品を電子レンジで加熱すると破裂することがあります。
電子レンジで温める場合は、事前にフォークや竹串などで穴を数か所あけたり、包丁などで数か所切れ込みを入れたりして空気の抜け道を作ってください。
・別容器に移し替える手間がかかる
缶のまま電子レンジで温めるのは危険なので、別の容器に移し替えることが必須です。
その分、手間がかかるうえに、洗い物も増えてしまいます。
湯煎より楽そうに思える電子レンジですが、缶詰の温めは意外と面倒なのです。
他のやってはいけないサバ缶の温め方
缶のまま直火で加熱する方法も絶対にやらないでください!
缶の内側に塗られているコーティング剤が、直火の熱で溶けだすと言われています。
また、缶詰の缶は、火にかけて調理することを想定して作られていません。
熱に耐えきれず缶が破れてしまう可能性があります。
温めたら栄養はどうなる?ダイエット効果は?
ダイエットや健康面への効果を期待してサバ缶を食べている人には、加熱したら栄養はどうなるのかも気になるところですよね。
温めたら、サバ缶の栄養は減ってしまうのでしょうか?
サバ缶に含まれるDHAやEPAなどの栄養は、温めて大幅に減ることはありません。
サバ缶は、生のサバを缶に詰めた後、120度の蒸気で加熱殺菌して作られます。
この時に殺菌と同時にサバが煮えて、サバに含まれる脂が缶の中に封じ込められます。
温めることでDHAやEPAが失われるとしたら、加熱殺菌した時点でほとんど残っていないことになりますよね。
でも実際は、お店で売られているサバ缶にはDHAやEPAが豊富に含まれています。
つまり、加熱してもダイエットに必要な栄養は失くならないということ。
安心して加熱調理できますね。
ただし、缶詰にするときの加熱で汁に栄養が溶け出しているので、汁ごと食べることが前提です。
サバ缶の温め方や危険回避する注意点を解説!【まとめ】
サバ缶は、そのまま食べてもおいしいですが、温めるとアレンジのバリエーションがぐっと広がります。
缶のまま食べる以外に、料理の材料として使っても便利です。
料理に使うと、野菜も一緒に取り入れやすいというメリットも。
野菜と合わせて食べることで、サバ缶のダイエット効果はさらにアップします。
一人暮らしなどで、野菜を買うと余らせてしまう人は、袋詰めのカット野菜が便利ですよ。
寒い季節には、お鍋や煮込み料理などに入れるのもいいですね。
価格も手ごろで栄養豊富で温めてもダイエット効果が失われないサバ缶は、食卓の味方。
ぜひ毎日の食事に取り入れていきましょう。