鯖缶を毎日食べたら効果があること4選!やせるコツと注意点とは?

ダイエットできる、悪玉コレステロール値が下がる、など、鯖缶を毎日食べ続けると健康にたくさんの恩恵があると話題になっています。

お店で売っている鯖缶にそんな効果があるとは、ちょっと信じられなかったので、鯖缶について詳しく調べてみました。

その結果、鯖缶は本当に健康効果が期待できることが分かりました。

鯖に含まれるEPAやDHAなどの不飽和脂肪酸が、ダイエットや悪玉コレステロールの減少に役立つのです。

実際に、鯖缶を毎日食べて痩せた人や健康診断の数値が良くなった人もいます。

毎日の食事に鯖缶を取り入れるだけ、という簡単さで人気の鯖缶健康法。

ダイエットや悪玉コレステロール値低下以外に、どんな効果があるのか。

具体的なやり方やコツ、注意点などを詳しく見ていきましょう。

鯖缶を食べると期待できる効果とは?

やせる

大部分の人が1番期待する鯖缶の効果は、やはりダイエットでしょう。

鯖に含まれているDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を摂取すると、血行が良くなって新陳代謝が活発になります。

また、EPAは「やせホルモン」と呼ばれるGLP-1の分泌を促します。

GLP-1は、急激な血糖値の上昇を防ぐ、満腹感が続いて食べすぎを抑える、などの働きがあります。

悪玉コレステロールの数値が下がる

健康診断でコレステロール値が要注意とされた人は、ぜひ毎日の食事に鯖缶を取り入れてほしいと思います。

ダイエット効果が期待できるDHAやEPAですが、中でもEPAは善玉コレステロールを増やして、悪玉コレステロールを減らす働きをします。

悪玉コレステロールが減ると、血液がサラサラになり、動脈硬化や心筋梗塞の予防につながります。

ストレスに強くなる

個人的な印象ですが、メタボ体型と言われる人は、仕事や日常のストレスのはけ口が食欲に向いてしまうことが多いように感じます。

鯖缶はストレスへの抵抗力が上がってダイエットにもなる、一石二鳥の食品です。

ダイエットや悪玉コレステロール値の低下に役立つDHAは、脳神経細胞の働きを高めます。

DHAが減少すると、神経を安定させたり、リラックスさせる脳内伝達物質のセロトニンが減少します。

鯖に豊富に含まれているDHAは、脳の健康や情緒面のコントロールにも役立ってくれるのです。

骨粗しょう症の予防になる

もし骨折したら、日常生活をおくることさえも困難になりますよね。

さらには、運動不足から太りやすい生活になりがちです。

鯖の骨には、丈夫な骨を作ることで有名なカルシウムが豊富に含まれています。

鯖缶の大きな特徴が、骨が柔らかく、まるごと食べられることです。

毎日鯖缶を食べて、何歳になっても元気な骨を維持したいものですね。

その他の期待できる効果

ダイエットに関係する効果を4つご紹介しましたが、実は鯖缶には他にもいろいろな効果があると言われています。

主なものとしては、がん予防、美肌・肌の老化防止、認知症予防、抜け毛予防など。

DHAやEPA、カルシウムのほかにも、タンパク質、脂質、ビタミンB12、ビタミンDなどの栄養が含まれています。

たくさんの栄養素が、健康や美を手助けしてくれるんですね。

鯖缶ダイエットのやり方と成功するためのコツ

鯖缶ダイエットを成功させるには、いくつかポイントがあります。

しっかりと抑えて、健康で美しい体を手に入れましょう。

水煮を選ぶ

みそ煮は、砂糖が使われていて、カロリーが高くなりがちです。

1日に食べる量は1/2~1缶

鯖缶は、実はカロリーが高めです。

また、たくさん食べるほど効果が上がることもありません。

食べすぎると逆に太ってしまう可能性があります。

栄養価が下がる前に食べる

EPAなどの脂肪酸は、酸化しやすい性質があります。開封後はすぐに食べきるか、密閉できる容器に入れてできるだけ早く食べてください。

小さめの鯖缶を選ぶのもおすすめです。

汁も使い切る

EPAは、鯖缶の汁にもたくさん溶け出しています。

せっかくの栄養を捨ててしまうなんて、もったいない!

スープやカレーなどに入れると取り入れやすいですよ。

たんぱく質と合わせると効果アップ!

肉や卵から摂取できるたんぱく質や植物性たんぱく質を含む大豆製品などと組み合わせると、ダイエット効果がアップします。

鯖缶ダイエットの注意点

鯖缶は、量を守って食べ続けると体にいい効果をたくさんもたらしてくれますが、食べすぎると逆効果になることもあります。
メリットだけでなく、デメリットもしっかりと把握しておきましょう。

実はカロリーが高い

一般的な水煮の鯖缶のカロリーは約200~300キロカロリーです。

これは、お茶碗1杯分のご飯と同じくらい。

食べすぎると逆に太ってしまいます。

量は必ず守ってくださいね。

DHA・EPAの過剰摂取

たくさんのうれしい効果をもたらしてくれるDHAとEPAですが、摂りすぎると、吐き気、下痢、出血が止まりにくい、などの悪影響が。

1日1/2~1缶程度ならば心配いりませんが、それ以上の量を毎日食べ続けると、逆に体に負担をかけてしまいます。

プリン体が多い

EPAが豊富に溶け出している鯖缶の汁には、痛風の原因になるプリン体も多く含まれています。痛風の人や尿酸値が高い人は、汁を取り入れるのは控えましょう。

塩分の過剰摂取

水煮の鯖缶は、1缶あたり約2グラムの塩分が含まれています。

塩分を摂りすぎると、高血圧、脳卒中、心筋梗塞などのリスクが高くなることは、ご存知の人も多いでしょう。
成人の1日の塩分摂取量は7.5グラム。

つまり、鯖缶だけで1日の塩分の1/3弱を摂取することになるのです。

鯖缶を毎日食べたら効果があること4選!【まとめ】

鯖缶ダイエットは、 簡単にできて、たくさんの健康効果があることが分かりました。

価格も手ごろでお財布にもやさしい点もありがたいですね。

ただし、鯖缶を食べているからといって油断して暴飲暴食をしたり、食べてゴロゴロしてばかりでは、せっかくのダイエット効果も発揮されません。
きつい運動や食事制限をせずに、楽にやせたい、健康になりたいと願っていませんか?

気持ちはものすごく分かります。

でも、適切な食事量と適度に体を動かすことは、やっぱりダイエットの基本なのです。

適量を守って、毎日おいしく鯖缶を食べて健康になりましょう。

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