サーモンはプリン体が多い?痛風になりやすいのか徹底解説!
プリン体の多い食材と言えば、何を思い浮かべるでしょう。
やはり、大勢の人が魚介類や貝類、レバー、ビールなどでしょうか。最近ではプリン体0を売りにするビールも多く増えました。
プリン体が多いとどうなるのでしょうか。
プリン体と聞くと、体に悪いイメージですが、その通り、プリン体が体に多く摂取されると、様々な病気にかかります。
プリン体とは体の中でも常に作られ、尿酸として体から排出されます。
でも、プリン体の摂取量が多く、体から排出されなかったプリン体は体の中に溜まり、結晶となり病気の原因になります。
今回はそんなプリン体のサーモンについて焦点を当てていきたいと思います。
サーモンはプリン体が多いの?
サーモンのプリン体は132.9mgです。
プリン体の極めて多いものがレバーや白子などになり、300mgを超えていますのでサーモンはプリン体が多いとは言えない数字になります。
ただ、食べる量によってプリン体の摂取量は変わります。
いくらプリン体が多くはないと言ってもサーモンを大量に食べると、一日のプリン体摂取可能量が400mgとなりますので、すぐにその量に達してしまいます。
プリン体の摂取量の多い人は肥満の確率が高く、サーモンのように摂取量さえ気を付ければ問題ないものでも、オーバーしてしまう可能性が高くなります。
痛風とは
痛風とは世間では贅沢病ともいわれています。
おいしいものにプリン体は多く、値段の高い高級食材をよく口にする人は痛風になりやすいというイメージがあります。
痛風は予備軍を入れると全国に1000万人以上はいるといわれています。女性ホルモンがプリン体を分解する働きがあることから痛風は女性よりも男性のほうが多いでしょう。
痛風になる原因は主に、体内で作られるプリン体の量が増えた、肥満である、肝臓機能の低下、過度のアルコール摂取、プリン体を多く含む食品の摂取、ストレス、などです。
痛風の前兆としては患部の違和感などがあるようです。
また、違和感があってもそのまま放置された場合は24時間以内に痛みのピークを迎え、強い痛みが2~3日続き、1~2週間で症状は治まります。
日常生活が困難なほど痛みが出た場合は、薬物療法があります。
サーモンを食べて痛風になる確率は?
サーモンを食べて痛風になる確率は極めて低いでしょう。
ただ、サーモンを食べる量やサーモンと一緒に飲むビール、またサーモンと一緒に高プリン体のカツオや白子、イワシを食べた場合は痛風になる確率がぐんと上がります。
サーモンだけを一口、二口、食べただけでは痛風になる確率は全くありません。
その時の状況や体調などに大きく左右されやすいのも痛風の特徴の一つです。
痛風にならないために
まず肥満の方は標準体重にしましょう。
肥満は様々な体の不調につながり、最近ではメタボと言われ健康診断でも注意されるようになりました。
また、プリン体の多く含むものは控えること、水分を充分に摂取すること、アルコールは控え、プリン体0のものを選ぶこと、食事の栄養バランスを考えること、食塩の多い食品は控えましょう。
サーモンはプリン体が多い?【まとめ】
サーモンを食べて痛風になる確率はほとんどありません。
ただ、そのとき一緒に食べているもの、飲んでいるビールなどによって痛風になる確率はぐんと上がる可能性があります。
また、食べる量も大きく関係しています。
痛風にはプリン体が大きく関係しています。
プリン体は一日400mgを目安に取るようにとの推進があります。それを超えると、痛風になる可能性がぐんと上がります。
プリン体は体の中で尿酸となり、体外に出されます。
体外に出しきれなかった尿酸が体に溜まり、痛風や様々な病気を発症させる原因となります。
痛風になったら日常生活が困難なほどの痛みが続きます。
病院で薬を処方してもらえるので激痛に襲われる前に、患部に違和感を感じたら病院へ行きましょう。