豚肉を茹でるだけでカロリーは減る?油抜きの方法もご紹介!
豚肉は幅広いお料理に使えてとても便利ですよね。さらに豚肉は美味しく、特に脂身も美味しさのひとつではないでしょうか。
ただ、豚肉には脂身が多くカロリーを気にされる方もいるのではないでしょうか。カロリーのことを考えると、豚肉はカロリーが高い印象があり、悪いイメージがつきがちです。
でも実は豚肉は茹でるだけでもカロリーを減らすことができるのですよ。今回は豚肉のカロリーの減らし方や、油抜きの方法についてご紹介します。
Contents
豚肉の栄養素
悪いイメージが付きがちな豚肉はいろいろな栄養素が含まれています。詳しくご紹介しますね。
*たんぱく質
たんぱく質は私たちの身体を構成する栄養素です。筋肉、内臓、骨、血液、髪の毛などはすべてたんぱく質で作られているのです。
たんぱく質が不足すると疲れやすくなったり、免疫力が下がってしまいます。
豚肉にはたんぱく質がたくさん含まれていますので、しっかり補給をしましょう。また、たんぱく質は毎日新しいものに作り替えているので、不足しないように摂りましょう。
*脂質
脂質は私たちの身体を動かすエネルギー源となる栄養素です。
摂りすぎると肥満に繋がってしまいますので、必要な量を摂るようにしましょう。
*ビタミンB1
ビタミンB1は糖質をエネルギーとして使われるときに必要な栄養素です。糖質と一緒にたくさん摂りたい栄養素でもあります。
不足すると疲れやすくなったり、食欲不振につながったりと夏バテのような症状が出ます。
特に豚肉はビタミンB1がたくさん含まれていることが分かっていますよ。
*ミネラル
ミネラルは骨を作ったり、私たちの身体の機能を維持する栄養素です。私たちの身体では作ることができませんので食物から取り入れる必要があります。
豚肉には亜鉛、カリウム、リンが含まれています。
亜鉛は細胞やたんぱく質を作る栄養素です。カリウムは血圧を一定に保つ機能があるため、尿の排泄を促したりむくみを予防する働きがあります。リンはカルシウムと一緒に骨や歯の下になる栄養素です。
*必須アミノ酸
必須アミノ酸は、私たちの身体の中でたんぱく質を筋肉や骨に変えるのに必要な栄養素です。
必須アミノ酸は私たちの身体の中で作ることはできませんので食物から取り入れる必要があります。豚肉は必須アミノ酸がたくさん含まれていて、実はこの必須アミノ酸は茹でると増えることが分かりました。
豚肉には私たちの身体を構成する栄養素がたくさん含まれていますので積極的に食べたいですね。
豚肉のカロリー
豚肉にはどのくらいカロリーがあるのか見てみましょう。
よく使う部位で見ると豚こまは240kcal、豚バラは366kcal、肩ロースは253kcal、ももは180kcal、ヒレ115kcalとそれぞれカロリーがバラバラです。
それはお肉の部位で脂身の量が違うからです。
豚肉を茹でるとカロリーは減るの?
豚肉のカロリーを減らして食べたい!実は調理方法によってカロリーを減らすことができます。
*茹でる
豚肉は茹でるとカロリーを減らすことができます。5~15%ほどカロリーを減らすことができますよ。
茹でると豚肉に含まれている脂が水分に溶けるので、カロリーが減ることに繋がります。
たくさんカロリーを減らしたいからといって茹ですぎると、豚肉のうま味も流れてしまいますのでほどほどにしましょう。
*焼く
意外かもしれませんが、焼くことでもカロリーを減らすことができます。
実は20%カロリーを減らすことができますので、茹でるよりもっとカロリーを抑える効果があります。
焼くことにより余分な脂を出すことができますので、出てきた油をキッチンペーパーなどで拭き取りカロリーを減らしましょう。
油で焼いてしまうとカロリーが増えてしまいますので、脂は引かず豚肉だけで焼いてくださいね!
*包丁で脂身を切る
もっとカロリーを減らしたい場合は脂身を包丁でカットしてからお料理に使いましょう。
ただ豚肉には脂身もうま味の一つになりますので注意してくださいね。
豚肉の油抜きのやり方
豚肉の油抜きのやり方をご紹介します。
まずは豚肉を食べやすい大きさに切ります。
鍋にお湯を沸かしその中に豚肉を入れて1分くらい茹でて白っぽくなったらザルにあげるだけです。
注意点としては、茹ですぎると豚肉が固くなることと、お湯も沸騰したお湯を使うと豚肉が固くなる原因となります。
豚肉は茹でるとカロリーは減るの?【まとめ】
今回は豚肉のカロリーの減らし方についてご紹介しました。
豚肉には必要な栄養素がたくさん含まれているのでぜひ摂取したい食物の1つです。しかし豚肉はカロリーが高いイメージがありますが、茹でたり焼いたりすることでカロリーを減らすことができることが分かりました。
また油抜きの方法も簡単でまねできますので、ダイエット中やカロリーを気にされる方もすぐに取り入れることができますよ。これからの生活にぜひ取り入れてみてくださいね!