ささみの茹で時間は何分?放置で柔らかしっとりできる方法とは?
ささみは高たんぱくで低カロリー、その上値段も安いことからダイエット中や節約している方に活躍している食材ですよね。
そのため最近ではささみをお料理に活用している方が多く身近な食材となりました。茹でてからお料理に使うことが多いささみは茹で時間に頭を悩ませがちですよね。
茹ですぎると硬くなりパサパサした触感になりやすいささみ。今回はそんなささみの下ごしらえやしっとりジューシーに仕上がるための茹で時間の方法や茹で方を解説していきます。
Contents
ささみの下ごしらえ
まずはささみの太くなっている部分にある白い筋をそいで取りましょう。
筋があることで、火を通した時にささみが縮んだり、食べたときに触感が悪くなってしまいます。
筋取りは少し面倒かと思いますが、取ることで触感がよくなりますので取ってから調理してくださいね!
筋の取り方は、ささみについている白い筋を3センチくらいそいで、つまめるくらいの長さまで取り出しましょう。
次に筋に沿ってささみに切れ目を入れていきます。
最後にささみを裏返しにして、先ほど3センチくらい切り離した筋をつまみます。ささみを動かないように固定して、指で筋を引っ張ると簡単に取ることができますよ。
包丁で筋を取るのが苦手な方は、茹でてから筋を取るのが簡単です。
手で裂いてお料理に使う場合はこの方法が簡単でしょう。
ささみは生や生焼けで食べてはダメ
まずはささみは生や生焼けの状態で食べるのは危険ということをお伝えします。それはカンピロバクター菌などの食中毒の原因となる細菌がいるからです。
火を通すことにより細菌が熱で死にますので、食べる時は必ず火を通してからにしましょう。
特に妊娠中や小さなお子さん、高齢者は抵抗力が低いですので、食中毒にかかりやすくなりますので特に注意してください。
ささみがぱさつく原因
ささみは高い温度で火を通すと硬くなり、パサついた触感になってしまいます。
それはお湯の温度が75℃以上になると、お肉の成分のたんぱく質が固くなるためです。そのためお湯の温度は70℃くらいがちょうどよいとされています。
ささみの茹で時間は何分が適切?
ささみを茹でる時は、お湯が沸騰したら火を止めて、ささみを入れて蓋をして余熱で茹でると柔らかくしっとりとした触感になります。
じっくりと中まで火を通すことにより、中心まで火が通りますので安全に食べることができます。
茹でる時間は何分かというよりも、粗熱が取れるまで放置することで出来上がります。
余熱で火を通しますのでささみは同じ大きさに切り分けましょう。大きすぎたり小さすぎたりすると、うまく余熱で火が通らない場合がありますので注意してくださいね。
ささみの茹で方
ではしっとりジューシーに仕上げるためのささみの茹で方をお教えします。
ささみの茹で方は鍋と電子レンジの2種類の方法を解説していきますね。
*鍋で茹でる場合
ささみが重ならず並べることができる大きさの鍋に、ささみがかぶるくらいのお湯を用意します。
お湯が沸騰したら小さじ1の塩とささみを入れます。
ささみが白っぽくなったら、ひっくり返して火を止めます。
蓋をして冷めるまで放置したら完成です。
*電子レンジの場合
電子レンジだと簡単にできますよ。
まずは筋を取ったささみにフォークなどで穴をあけましょう。加熱した時にささみが爆発するのを防ぐためです。
次にささみを耐熱皿に置き、料理酒を振りかけておきます。
ふんわりとラップをかけて、2分ほど加熱してラップをしたまま粗熱が取れるまで放置したら完成です。
ささみの量や電子レンジによって加熱時間が違いますので注意してくださいね。表面が白くなったら良いでしょう。
茹でたささみは保存可能
茹でたささみは冷蔵や冷凍で保存が可能です。
冷蔵庫で3日ほど、冷凍で1カ月くらい保存が可能です。
ゆで汁にもささみのうま味がたくさん含まれていますので、スープなどに活用してみてください。ゆで汁も冷蔵、冷凍での保存が可能です。
ささみの茹で時間は何分?まとめ
ささみがぱさついて硬くなってしまう原因は温度です。
しっとりジューシーに仕上げるためには、何分も茹でるよりも、余熱を利用して冷めるまで放置することで出来上がります。
そのため安全に調理できるのが嬉しいですよね。大量に作ってしまったり、余ってしまったささみやゆで汁は冷蔵や冷凍での保存ができますので、余すことなく使えるのも嬉しいですよね。
いつもぱさぱさして硬くなってしまうという方はぜひ今回のご紹介した方法を参考にしてやってみてくださいね。