2021年に45周年を迎え、世代を越えて愛されているおせんべい、ハッピーターン。
表面にまぶされたハッピーパウダーは、その名の通り食べると口の中で幸せが広がります。甘じょっぱいこの味は、病みつきになる人も多いのではないでしょうか?
しかし、そんなハッピーターンですが、小さくなったのでは?という声や、以前は2枚入りだったのではないか?といったうわさが多く上がっています。
なので今回は、ハッピーターンの様々な疑問について、昔と比較して調べてみました!
ハッピーターンは小さくなった?
ハッピーターンの大きさは変わっていない
ハッピーターンの大きさは変わっていませんが、1袋あたりの内容量が減っています。
通常サイズのハッピーターンを比較してみましょう。
発売当初は1袋あたり120g(30枚)だったのですが、2018年から現在までは、108g(27枚)となっています。
しかし、ハッピーターン1枚あたりの重さを計算すると、どちらも4gであることが分かります。
内容量は減っているものの、ハッピーターン自体の大きさはそのままの大きさのようです。
ハッピーターンの内容量が少なくなってしまったことについては、原料であるお米の価格が上がったことが理由に挙げられています。
価格の上昇が一時的なものならば良かったのですが、今まで通りの価格に下がることはないだろう、ということでした。
原料のお米がないとおせんべいは作ることができないので、これは仕方がないのかな、と筆者は思います。
コストをかけすぎて、製造会社が経営困難になってしまったら、ハッピーターンは製造中止、となってしまう可能性も少なくありません。
内容量が減ってしまった、というだけなら少し悲しいですが、きちんとした理由が分かって安心しました。なので、これ以上お米の価格が上がらないことを祈ります!
1包装あたり2枚入りではない
ハッピーターンは昔2枚ずつ包まれていた、といった噂がありますが、発売当初から1枚ずつ包装されています。
根拠としては、発売当初の1976年のパッケージです。1976年のパッケージは、袋の中のハッピーターンが見えるデザインになっていますが、この時から既に1包装につき1枚のようでした。
このことからも、発売当初から1枚ずつの包装だったということが分かりますね。2枚入っていた、と覚えている方は、ハッピーターンではないお菓子をイメージしている、といった可能性が高いです。
ではなぜ、このような勘違いが生まれるのでしょうか?
それは、ハッピーターンの外見が理由なのではないかと思います。
というのも、ハッピーターンは楕円の形をしたソフトタイプのおせんべい。実際に食べると美味しさが分かりますが、外見にあまり特徴はありませんよね?
ですので、ハッピーターンと見た目が似ているおせんべいを思い浮かべているのかもしれません。
小さくなったと感じるのは種類による⁉
実は、ハッピーターンの大きさは、商品の種類によっては小さいものがあります。
ハッピーターンには、通常サイズよりも小さい「ハッピーターンミニ」といった商品がありますが、これはハッピーターンを一口サイズにしたもの。つまみやすく、食べやすい大きさなのですが、通常のサイズと比べると物足りなく感じるかもしれません。
また、減塩ハッピーターンの大きさも、通常の商品と比べると小さいようです。
通常のハッピーターンは1枚あたり4gですが、減塩ハッピーターンは1枚あたり3.8g。ほんのわずかな重さの違いですが、中には気付いた鋭い方がいらっしゃいました。
ちなみに、アソートタイプは140gで35枚入り。
計算すると、1枚あたり4gであると分かるので、通常のハッピーターンと大きさは変わらないと言えます。
通常のハッピーターンの大きさは昔と比較しても変わっていないので、小さくなったと感じた人は、ミニサイズ、減塩タイプを食べている可能性もあると思います。
一度、自分がどのハッピーターンを買っているのか確認してみましょう!
ハッピーターンは小さくなった?【まとめ】
今回は、ハッピーターンが小さくなったと言われる噂について調べてみました。
昔と比較してもハッピーターン1枚あたりの重さは変わらないこと、1包装あたり2枚入りではなかったこと、小さくなったと感じるのは商品の種類が原因、ということをまとめました。
筆者は、子供の頃にハッピーターンを初めて食べた衝撃は忘れられません。
おせんべいといえば、しょうゆ味やサラダ味のイメージしかなかったのですが、ハッピーターンは甘じょっぱくて、こんなに美味しいおせんべいがあるんだ、と思った事を覚えています。
昔も今も変わらない大きさと美味しさを保ち続けるハッピーターンを、ぜひ楽しんでみてくださいね。