三日月の形をしたお菓子「柿の種」。
あられのピリっとしたアクセントは、小腹がすいた時やおつまみにもぴったりですよね。老若男女から愛されており、私たちに身近な米菓の1つであることは間違いありません。
そんな柿の種ですが、からいのは何で?といった声や、もっとからい味が食べたい!といった意見もあるようです。
今回は、柿の種がからい理由や、辛党好きの方のための商品についてまとめました。
もちろん、からい味が苦手な方のためにも、オススメの柿の種もご紹介しますよ!
Contents
柿の種がからいのはなぜ?
柿の種の辛さは、唐辛子によるもの
柿の種に辛さを感じる理由は、味付けに唐辛子を使っているためです。
柿の種のおせんべい「あられ」の味付けは、主にしょうゆと唐辛子を使うのが一般的だと言われています。
しょうゆと唐辛子、その他の調味料を混ぜた「たれ」で味付けをする作業は、焼いた直後に行うそうです。
表面的に塗ることで、唐辛子が入っていても辛すぎず、ほど良い刺激を味わえるようになっているのですね!
また、唐辛子としょうゆがベースとなっていますが、比率などはメーカーによって異なるようです。
美味しさを追求するのはもちろん、生地との馴染み具合はどうかという全体のバランス、仕上がりのツヤは良いかなどの見た目にまでこだわっています。
ちなみに、唐辛子だけでは柿の種が赤茶色にならないため、着色料を使用していることが多いそうです。
確かに、メーカーごとに味の濃さや辛さ、ツヤに違いがありますよね。
食べ比べをしてみたり、見比べてみると新しい発見があるかもしれません。ぜひお気に入りの柿の種を見つけてみてください!
辛さが5倍、30倍、50倍のものもある
実は、柿の種はとてもからい、いわゆる「激辛」と呼ばれる商品が多く存在します。
例えば、亀田製菓からは、2015年に「柿の種 辛さ5倍」、2018年に「辛さ30倍」、2019年に「辛さ50倍」が販売されていました。
いずれも期間限定商品でしたが、からいものが好きな方たちからは好評だったようです。
この辛さ○○倍といった商品は、通常よりも唐辛子の持つ辛味成分、カプサイシンが倍以上入っているので、激辛と呼ぶのにふさわしい味と言われているのだとか。
評判が良かったためか、「辛さ5倍」は2021年の10月に再び発売されています。
辛さ30倍、辛さ50倍も高評価を得ているので、復活する可能性は高いのではないでしょうか?
辛党だと自覚している方や、からい味に挑戦したい!と思う方にとっては楽しみですね!
からい味が苦手なひとでも柿の種は食べられる
柿の種は、からい味が好きではない人も食べられるお菓子です。
あられだけなら辛いけど、ピーナッツと一緒に食べれば大丈夫、という方もいるのではないでしょうか?
そんな方には、ピーナッツが多く入った商品もあります!筆者が見つけた商品は、あられとピーナッツの比率を逆転させた3:7の割合で配合されていました。
これなら、ピーナッツが足りなくなってしまう、なんてことは起こらなそうですね。
また、ピーナッツが入っていてもあられがからい!と思った方は変わり種の味を選んでみては?
甘酸っぱい梅ザラメや柚子ザラメ、洋風の雰囲気漂うチーズ味などメーカーごとに幅広いラインナップが揃っています。
中には、甘いチョコレートをあられにかけた柿の種もあるそうです!
特に筆者のオススメは梅ザラメ。梅のさわやかな酸味、表面の甘いザラメが辛さを抑えてくれます。
酸味も主張しすぎずちょうど良く、ザラメの食感もあられとマッチしており、どんどん食べられてしまう味です。お子様も美味しく食べられると思いますよ!
柿の種がからいのはなぜ【まとめ】
今回は、柿の種のからさについての記事を書かせていただきました。
柿の種は唐辛子によって辛くなっている、辛さを何倍にもした商品が販売されている、からい味が苦手な人に向けた柿の種もある、という3つのことをまとめましたが、いかがだったでしょうか?
柿の種が愛される理由は、辛党の方でも、からい味が苦手な方でも満足できるラインナップが揃っているからだと思います。
それぞれお気に入りの味を持ち寄るのも盛り上がりますね!
皆さんもからい柿の種はもちろん、様々な味わいの柿の種を楽しんでみてください。