ポテトチップスの賞味期限切れはいつまでならセーフ?徹底検証!

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こんな場面に出会ってしまったらつい買ってしまいます。

レアなポテトチップスだし誰かと一緒に食べよう!と思ってとって置いたら賞味期限が切れちゃった!

そんな時あなたならどうしますか?

賞味期限が一日でも切れたらもう食べない派?それとも変な匂いもしないしちょっとくらい大丈夫!と食べちゃう派?

ポテトチップスの賞味期限はどれくらいなのか、賞味期限が過ぎてしまったら品質はどうなるのか調べてみました。

賞味期限と消費期限

食べ物を買うと原材料とともに賞味期限又は消費期限が記載されていますね。賞味期限と消費期限、その違いを知っていますか。農林水産省のサイトにその違いについて書かれています。

消費期限

「安全に食べられる期限」
お弁当、サンドイッチ、生麺、ケーキなど、傷みやすい食品に表示されています。
消費期限を過ぎたら食べない方がいいです。

賞味期限

「品質が変わらずに美味しく食べられる期限」
スナック菓子、カップめん、チーズ、缶詰、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、傷みにくい食品に表示されています。

期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。

ポテトチップスの袋に書かれているのは賞味期限です。

消費期限が切れたものは食べない方が良いのですが、賞味期限は切れてしまってもしばらくは食べられるという事ですね。

ポテトチップスの賞味期限

ポテトチップスにはジャガイモをスライスして揚げた袋入りのものと、じゃがいもをつぶして成形した包入り袋入りのものと、じゃがいもをつぶして成形した筒入りのものがあります。賞味期限に違いはあるのでしょうか。

袋入りポテトチップス

カルビー 6ヶ月
湖池屋  6ヶ月

筒状の成形ポテトチップス

プリングルス 16ヶ月
チップスター 13ヶ月

筒状の方がかなり長いですね。

筒状の成形ポテトチップスはじゃがいもをフレーク状に乾燥させて作られているので長期間保存できるようです。

賞味期限について調べていると興味深いことがありました。

ここ数年の間にどのメーカーも賞味期限を延長しているのです。

カルビーは原料や製造時の工夫などによって賞味期限延長が実現可能になったとしています。

もともとどのメーカーも賞味期限を短めに設定していたようなのですが、食品ロス削減への関心の高まりなどもあり賞味期限を延長したようです。

販売店は賞味期限がきれていなくても期限が近づいてきている商品は売りにくいですから、賞味期限が長くなること食品の廃棄を減らすことができるかもしれません。

品質が保証されているのならこれは良い事ですね。

カルビーは人の味覚による官能検査と理化学検査による油の劣化の検査結果をもとに賞味期限を決めているそうです。

賞味期限の長いポテトチップス

湖池屋から賞味期限が製造日から5年の「KOIKEYA LONG LIFE SNACK」シリーズの缶入りポテトチップスが限定販売されています。

この長期間保存できるポテトチップスは災害時にポテトチップスがよく売れたことをきっかけに作られました。

防災グッズの中にポテトチップスを入れておくと不安な時にこそ食べ慣れたものが食べられて安心感を得ることができると思います。

これは見つけたら買っておきます。

食べる用と保管用2つ買わなくちゃ!

賞味期限が切れたポテトチップスは食べられる?

カルビーのサイトで賞味期限について調べてみると「余裕を持って設定していますので、すぐに食べられなくなるわけではありません。」と書いてあります。

しかしポテトチップスは油で揚げて作られているので時間とともに劣化していきます。

どれぐらいまでなら美味しく食べられるのでしょうか。いろいろ調べてみました。

○1〜2ヶ月

まだ 大丈夫。特に変わらず食べられる。

○半年

湿気ていてパリッとしていない。
油の匂いが変わる。

○ 1年

美味しくない。
油の変な匂いがする。
油が全体に回ってベタベタする。

このように賞味期限が切れても1、2ヶ月なら食べられそうですがそれ以降は味が変わってしまうようです。

油の匂いが変わるという事は油が酸化し始めているので食べないほうがいいです。

開封したポテトチップスは空気に触れてどんどん劣化が進んでいきます。

開封したものでも密閉して冷蔵庫で保管すると湿気たり、油が劣化するのを防ぐことができますが一度開封したものは賞味期限にかかわらずできるだけ早めに食べることをおすすめします。

賞味期限の切れたポテトチップスを食べたら

賞味期限の切れたポテトチップスを食べたら体にはどんな影響があるのでしょうか。

変な匂いがする、油っぽい、湿気など食べたときの風味や食感が悪くなるだけでなくだけでなく酸化した油は体に悪いのです。

油が古くなり酸化すると過酸化脂質と言う毒性の強い物質に変わります。

これを食べると下痢、吐き気、胸焼けなどを起こします。

食中毒を起こすこともあります。

酸化した油を大量に摂取すると内臓に負担がかかる、動脈硬化の原因になる、認知症の発症のリスクが上がる、など深刻な健康被害を起こす可能性があります。

ポテトチップスの賞味期限切れはいつまでならセーフ?【まとめ】

じゃがいもスライスして油であげたタイプの一般的なポテトチップスの賞味期限は6ヶ月です。

消費期限と違って賞味期限は切れてもすぐに食べられなくなるわけではありませが、油が古くなって酸化が進むと体に悪い物質に変わってしまいますので、ポテトチップスが食べられるのは賞味期限が切れてから1、2ヶ月と思ってよいでしょう。

それ以降はおいしくないだけでなく深刻な健康被害を起こす可能性があるので食べてはいけません。

賞味期限内であってもポテトチップスの劣化は進んでいくので買ってきたポテトチップスは大事に取っておかずに早めに食べたほうがよさそうです。

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