カルパッチョの上に散りばめられている赤い実。
みなさんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。この赤い実の正体は、ピンクペッパー。
「ピンクペッパー?なにそれ?」「美味しいの?」「どこで買えるの?」と疑問に感じた方も多いと思います。確かにあまり耳にしない食材ですよね。
実はこのピンクペッパーは、スパイスの一種。身近で買うことができて、ご自宅でも簡単に取り入れられる食材なんです♪
この記事ではピンクペッパーの原料や味、売っているお店をご紹介します!
カルパッチョの赤い実の正体はピンクペッパー
イタリアン料理の1つ、カルパッチョ。
カルパッチョと聞いて、トッピングの赤い実を想像する方もいるのではないでしょうか。
みなさんはこの赤い実がどんな食べ物か知っていますか?
このカルパッチョに乗ってる赤い実の正体はピンクペッパーと呼ばれるものです。
鮮やかな色が特徴的で、スパイスの一種として使われています。ウルシ科のコショウボクという植物の実を乾燥させたものやバラ科のセイヨウナナカマドの実などが原料です。
コショウボク、とはありますが、ブラックペッパーの原料であるコショウ科の植物とは別物で、辛さはありません。
また、料理以外にも使い道があるんです。
ピンクペッパーは辛くない!
名前に「ペッパー」と付くくらいなのでコショウのような辛さを連想する方も多いと思いますが、ピンクペッパーは辛くありません。
ペッパーとはいうものの、コショウのように刺激の強いものでもなく、食べやすいのが特徴です。
一粒噛んでみると、酸味とフルーティな甘味が口いっぱいに広がります。
料理の味を邪魔しないため、カルパッチョやサラダにはもちろん、お菓子の飾り付けにも最適。
赤い実のまま散りばめても可愛いし、指ですりつぶすようにしてまぶしても良いですね。
我が家ではカレーやシチュー、野菜スープにトッピングしています。
ただ、人によってはカメムシみたい…と感じる方もいるそうです。
私も大人になった今だからこそ美味しいと感じますが、子供の頃はあまり好きではありませんでした…。
おしゃれな味なので、その分好き嫌いが分かれるかもしれませんね。
・料理だけじゃない!ピンクペッパーの使い方
これまでピンクペッパーの味や、食材としての使い方をご紹介してきましたが、料理以外にも大活躍するんですよ!
具体的には、次のような使い方があります。
・フレグランスの香料
・ボディケア成分
いかがでしょうか。
ピンクペッパーは味だけでなく、香りも利用されているんです。
また、近年では美容効果のある成分が抽出されていて、ボディケア製品も注目されつつあります。
さらにそれだけではありません。ピンクペッパーの原産地・南アメリカでは、伝統医療として利用されていた過去もあるのです。
風邪の予防や鎮痛、筋肉の緊張を和らげるなど、体にも嬉しい効果がたくさんあります。
ピンクペッパーはどこで買える?
「ピンクペッパーって初めて知った」「どこに行ったら買えるの?」と思ったことでしょう。
確かに聞き慣れない名前なので、輸入品ではないかと思った方もいるかもしれません。
しかし、日本の食品メーカーが作っているものも多く、意外と身近に売っているんですよ。
我が家はカルディで買っていますが、最近ではスーパーで見かけることもあります。
スパイスの取り扱いが多いお店にで見つかりやすいです。
もし近くのお店に売っていなかったら、ネットから簡単に買うことができます。
S &BやGABAN、富澤商店などなど。有名なお店でも取り扱いがされています。
値段も1000~2000円と手の出しやすい価格ですので、ぜひ気軽に買ってみてくださいね♪
カルパッチョの赤い実の正体は?【まとめ】
今回はカルパッチョの上に乗っている赤い実の正体について解説しました。
その正体はピンクペッパー。コショウとは別物で、辛味はありません。
また、鮮やかな色が特徴的で料理を彩ってくれます。
身近で販売されているということでしたね。皆さんもぜひ手に入れてみてください!