カレーパンの日持ちは何日?長持ちさせる保存方法についても解説!
カレーパンの日持ちってどのくらいなんだろう?
揚げてるし、スパイスも入ってるし日持ちもしそうな気がするんだけど…。
カレーパンって総菜パンの中でも人気のあるパンです。
老若男女問わず好まれるパンの一つではないでしょうか?
最近のカレーパンは種類も豊富で辛口・お肉ゴロゴロ・キーマカレーやカレーと一緒にチーズや玉子が入ってるのもあります。
こんなに具材が入ってるし液体状のカレーだから日持ちも短いのではないでしょうか?
大丈夫だと思っているカレーパンでお腹壊すの嫌ですよね。
カレーパンの日持ちを調べてみました。
カレーパンの日持ちは何日?
基本的にカレーパンも含み総菜パンは日持ちはしません。
もちろん、手作り、市販品(ベーカリ、コンビニ、スーパーでの販売品も含みます)も両方とも日持ちはしません。
②パン屋…当日を目安に早めに食べきる。
③自家製手作りカレーパン…当日を目安に早めに食べきる。
特に自家製手作り品のカレーパンは保存料などの食品添加物が入ってないので気を付けた方が良い。
カレーパンが日持ちしない理由
カレーパンによる食中毒が報告されています。
「ウェルシュ菌」という微生物が食中毒の原因になります。
※ウェルシュ菌とは…土壌や植物、動物の腸管内に広く存在している菌である。
加熱にも強く「芽胞」という殻を作り生き残る特徴を持っている。
このため、カレーなどの煮込み料理を調理した後、常温保存していると、芽胞となり生き残ったウェルシュ菌が、増殖適温となったカレーの中で増えます。
これをそのまま食べることにより食中毒を引き起こします。
ウェルシュ菌が完全に死滅するまでに高温長時間の加熱が必要となる細菌です。
ウェルシュ菌は加熱中「芽胞」として生き残るが、加熱後温度が下がると、芽胞ではなくなり熱に弱い状態で生存している。
ウェルシュ菌…加熱中「芽胞」として生存。加熱後温度下降、熱に弱い状態で生存
このことにより、再度加熱することで菌を減少させることができる。
ウェルシュ菌による食中毒の症状として、下痢・腹痛・発熱・吐き気等です。
カレーパンの保存状態として、常温で置いておかれることが多く、この保存下でウェルシュ菌が活発に増えて行くようです。
特に梅雨シーズンや夏場などの高温多湿状態は要注意。
カレーパンの保存方法
当日に食べ切ることができない場合は、冷蔵庫にて保管した方が良い。
冷蔵庫保管においても2日ないし3日で食べきる事をおススメします。
ただ冷蔵庫保管はカレーパンの品質も劣化するので、美味しくいただくには早めに食べることです。
冷凍保存する場合は、しっかりとラップなどで包みビニール袋に入れる。
解凍は冷蔵庫にてゆっくりと解凍後に電子レンジで加熱するか、または、凍ったまま電子レンジで加熱をしてから食べると良い。
市販品と自家製手作り品の違い
市販品として、コンビニ・スーパーなどで販売されている個包装に入っている状態のカレーパンは、パン工場で徹底した衛生管理・温度管理の元で製造されている。
また、自家製とは材料も違ってきます。
そのため、手作りカレーパンより日持ちします。
自家製手作りカレーパンは、衛生管理や温度管理は気を付けてはいてても、材料的に
家庭でできることには限界があり劣化しやすく日持ちしにくい。
また、調理過程として高温調理時間が短い。
通常パンを焼く時間として、カレーパンサイズの焼き時間は180度の温度で12~15分程である。
それに対してカレーパンを油で揚げる時間は、180度の温度で4~5分程である。
カレーパンの日持ちは何日?【まとめ】
※カレーパンはスパイス利用や油で揚げ高温調理はされているが加熱時間も短い。
※土壌や植物、動物の腸管内に広く存在しているウェルシュ菌が増殖しゃすく食中毒を引き起こすおそれがあるので、日持ちは当日から3日間(状態による)。
※カレーパンの日持ち…市販品(個包装)は袋に記載されている消費期限まで、ただし封を切った場合は早めに食べきる。おおよそ2日間程。
※パン屋さんや自家製手作りカレーパンに関しては、当日中に食べきる。
※保存方法、当日中に食べきれない場合は冷蔵庫又は冷凍庫にて保存。
この場合でも3日間以内に食べきる事をおススメします。
さくさくカリッとした食感のカレーパンは美味しいうちに早めに食べましょう。
せっかく美味しいものを口にしてお腹をこわし壊したくないですもん。
「ウェルシュ菌」って、「ウェル」ってついててなんか体に良さげなネーミングなのになかなかの強い菌ですやん。怖い怖い!