ロールパンの巻き方のコツとは?!初心者でもできるコツを解説!
ロールパンは食事との相性も良く、比較的食卓に登場率が高いパンですよね。
そんなパンを作れたらな、という方も多いと思います。
そこで今回はロールパンの巻き方のコツなど、ロールパンを作る時のコツをお教えします。
Contents
ロールパンはパン作り初心者にうってつけのパン
ロールパンの材料は
インスタントドライイースト
たまご
砂糖
バター
牛乳(スキムミルクと水のレシピもあります)
塩
というように、特別なものではありません。
そのため、パン作り初心者でも手が出しやすいのではないでしょうか。
また、道具も特別なものは必要なく、ボウルや計量スプーンなど、基本的なものばかりです。
ロールパンの各工程のコツ
*下準備のコツ
材料はしっかり測ります。
卵とバターは室温に戻します。仕込み水(牛乳)は42℃〜43℃に温めておきます。
余談ですが、バターを室温に戻すという表現、難しいと感じませんか?
私は溶けてクリーム状になるまで室温に置いていました…。
実際にはバターの塊を指で押したときにへこむくらいが室温に戻った状態です。
*イーストと塩は隣同士に置かない
材料を計量するときやボウルに入れるときは、イーストと塩を近くに置かないよう注意してください。塩はイーストの働きを妨げます。
最終的には混ぜてしまうわけですが、イーストが塩と触れる時間を長引かせないようにしてあげてください。
長時間だとイーストが完全に働かなくなることもあるようです。
砂糖はイースト菌のごはんとなって、発酵を促してくれます。
イーストと砂糖は隣に置いてあげましょう。
*こね方のコツ
バターと卵が入っていると、生地がなかなかまとまらず、苦労するかもしれません。
根気よく力を入れてこねてあげましょう。
バターを手で温めて溶かしながらこねていくといいと思います。
生地を張らせるように丸めたときに、つるんとして、弾力があればこね方が十分な証拠です。
生地を縦横に伸ばしていったときに切れずに指が透けて見えるくらい薄く伸びるのも見極め方のひとつです。
ここでこねるのが不足すると、バターロールのすじがきれいに入りません。
*一次発酵の見極め
発酵前と比べて1.5~2倍の大きさになっているか確認。粉をつけた人差し指を生地に差し込み、生地がしぼまなければ大丈夫です。
ただし、穴がふさがるようであれば、発酵不足なので発酵時間を延長しましょう。
成形については別記します。
*二次発酵
成形後の二次発酵では、生地の大きさがひとまわり大きくなっていれば大丈夫です。二次発酵の間に、オーブンに予熱を入れるのを忘れずに。
*焼成
パンの表面と底面に焼き色がついていればOKです。
全体の工程を通して、生地が乾燥しないように気を付けてください。
ロールパンの巻き方
生地をなみだ型にして太い方から細い方に向けてくるくる巻きます。
このとき、きつく巻いてしまうと、二次発酵や焼成のときに生地が膨らまなくなるので注意が必要です。
焼いている間も生地は膨らみます。
巻き終わりを真下にすることで形が崩れるのを防ぐことができます。
なみだ型というと少しイメージがつきづらいかもしれませんが、二等辺三角形の角を丸くした感じやアルファベットのTを丸くした感じをイメージしてください。
ロールパンの真の部分を広めにとって、あとは先細りした感じにして巻くとロールパンの形になります。
ロールパンの形に成形したら、ツヤ出しの溶き卵をパンの表面に塗ります。
このときに、ごしごし塗ってパンの表面を傷つけないように注意してください。
ロールパンの巻き方【まとめ】
ロールパンを作るときのコツや巻き方のコツについて説明しました。
ロールパン以外のパンを作るときに共通するコツにもなっていますので、初心者のかたにもぜひ覚えていただければと思います。
また、ロールパンの生地はシンプルなので、いろいろなパンにアレンジできます。
スティック状にしたバターを芯にしてくるくる巻いて成形し、焼きあがったあとに岩塩をふりかけると塩ロールパンになります。ぜひお試しください。
自分で一から生地をこねて焼き上げたパンはおいしさも格別です。コツを覚えていろいろなパンにチャレンジしましょう。