リゾットでお米に芯が残る原因はなに?対策はどうしたらいいの?
イタリアで食べられているお米料理であるリゾット。
日本料理の雑炊と似たような料理で少し親近感がわきますよね。
リゾットにはチーズ味のものやトマト味のものなど様々な種類があり、味を変えながら何日も楽しむことができます。
自宅でリゾットを食べようと、いざ自分で作ってみると、お米に芯が残ってしまうことがあると思います。
お米に芯が残ってしまっている場合、独特な食感がして苦手な人もいると思います。
なぜお米に芯が残ってしまうのでしょうか?芯が残る原因や芯が残らないようにする対策について調べてみました。
リゾットとはどんな料理なの?
リゾットはイタリアの米料理の1つです。
バター等の油でいためたお米をコンソメやブイヨンのスープで炊いたもので、キノコや魚介類を入れて作ることもあります。
もともとは麦で作る料理でしたが、東洋から伝わってきたお米を用いて作られたのが始まりです。
お米は日本でよく使われるものとは違い、細長いインディカ種が用いられることがほとんどです。
雑炊に似た料理ではありますが、作り方が全く違う別の料理です。雑炊は炊いたお米を用いて作るのに対して、リゾットは油で炒めたお米を使います。
リゾットのレシピは?
芯が残る原因について知る前に、シンプルなチーズリゾットの作り方を説明します。
作り方を知ることで何がお米の芯が残る原因となっているかがわかりやすくなると思います。
*リゾットの材料(2人分)
・玉ねぎ 1/2個
・サラダ油 大さじ1
・料理酒 大さじ2
・ブイヨン 400㏄
・お湯 400㏄
・塩 ひとつまみ
・コショウ 少々
・バター 30g
・粉チーズ 大さじ4
*リゾットのレシピ
(2)フライパンに油をしき、切った玉ねぎがきつね色になるまで炒めます。
(3)お米を加えて、お米が透き通るまで弱火で炒めます。お米は洗わずにそのまま使うように気を付けましょう。
(4)料理酒を加えお米になじませながら、中火にしてアルコールが飛ぶまで炒めます。
(5)ブイヨンを加え、再度弱火にします。
(6)焦げ付かない程度に時々混ぜながら煮ます。あまり混ぜすぎると粘りが出るので気を付けてください。
(7)浮いてくる気泡により表面に穴が開いてきたら、お湯を100㏄程加え時々混ぜながら煮ます。
(8)水分が減ってきたら、再度お湯100㏄を加えて煮ます。
(9)用意したお湯がなくなるまで(8)の作業を繰り返し行います。
(10)塩とコショウをふり、ひと混ぜしたら火を止めます。
(11)バター、チーズの順に入れて混ぜたら完成です。
リゾットのお米に芯が残る原因は?
リゾットの作り方から考えると、リゾットに芯が残る原因はブイヨンを入れてからお米を煮る時間が短いことのようです。
煮込む時間が少ないとお米の中心までしっかりと加熱することができないため、どうしても芯が残ってしまいます。
お米を鍋で炊くときも時間をかけないと芯が残ってしまうことを考えると納得できますね。
リゾットに芯が残る対策とは?
リゾットに芯が残らないようにする対策としては、弱火でじっくりと火を通すように気を付けることが大切です。
時間はかかってしまうかもしれませんが、焦らずゆっくりとお米を煮てください。
時間をかけて煮ても芯が残ってしまった場合には、水を100ml追加して再度弱火で加熱してみてください。
もう一度加熱することで、お米の中心部まで火が通り芯のないリゾットを食べることができます。
リゾットに芯が残る原因と対策とは?【まとめ】
リゾットに芯が残ってしまう理由は、ブイヨンを入れてからお米を煮込む時間が足りないことだったみたいです。
芯が残らないようにするためには、弱火でゆっくり加熱することが大切なようです。
対策をしてもお米に芯が残ってしまった場合には、水を追加して再度加熱すると柔らかくおいしいリゾットを食べることができますよ。
少し手間はかかってしまうかもしれませんが、おいしいリゾットを食べるためにぜひ時間をかけて作ってみてくださいね。