薬膳スープの基本!どんな効果があるの?簡単レシピもご紹介!
薬膳ときいてどんな印象をお持ちでしょうか?
「漢方?」・「薬草を使った料理?」・「毎日の料理につかうのは難しそう・・・」
「材料はどこで手に入るの?」・「興味はあるけど手間がかかりそう・・・」
疑問だらけでは ないでしょうか?
私もはじめて『薬膳』という言葉を聞いたときは思いました。
でも 薬膳にも色々あり、身近にある食材で日常の料理に簡単に取り入れていくことができるのです。
『薬膳料理』の奥の深さ、面白さにどっぷりはまり中です。
今回は 『薬膳スープ』『薬膳の基本』について詳しく紹介していきたいと思います。
興味のある方は 最後までお読みください。
薬膳とは?
『薬膳』を簡単に一言でいうと 季節や体調に合わせて作る料理の事です。
意外と当たり前のことですよね。
『食べることは薬を飲むのと同じくらい大切なこと』
『すべての食材に効果がある』この考えが基本にあります。
食物は5つに分けられ 「五味」と言います。
筋肉を引き締め、水分の排出を抑える作用があります。(梅干し・ゆず・りんご など)
◎苦味
体内の熱を冷まし、炎症を鎮める作用があります。(ゴーヤ・緑茶・たけのこ など)
◎甘味
緊張を緩め、味を中和する作用があります。(大豆・じゃがいも・鶏卵)
◎辛味
体を温め、滞ったものを追い出す作用があります。(にら・大根・にんにく など)
◎鹹味(かんみ)
かたいものをやわらかくし、排泄をうながす作用があります。(昆布・ひじき・あさり など)
「五味」には それぞれ特有の働きを持ち、体内に入ったときの作用も異なります。
それぞれの食物の特性を最大限に生かし 料理という形で日常に取り入れていくのが『薬膳料理』です。
五味のところで書いた食物すべて いつも行っているスーパーに並んでいるものですよね。
なんとなく『薬膳料理』が身近なものに感じていただけたのではないでしょうか。
『薬膳スープ』の基本!簡単レシピ
「サムゲタン」韓国の定番スープです。
一度は聞いた事がある方も 多いかと思います。
実は!「サムゲタン」も薬膳スープなのです。
一口飲んだだけで体も温まり、鶏肉はホロホロ崩れるくらいしっかり煮込むので美味しいですよね。
少し薬膳が身近に感じ、何となく想像できたのではないでしょうか?
今はレトルトも売っているようですが 一から作るとなると大変ですよね・・・。
そこで 簡単薬膳スープを紹介します。
少しでも 薬膳に興味がある方は作ってみてください。
お子様にも食べやすい味だと思います。
鶏丸ごと一匹の代用→「鶏ガラスープの素」と「粉ゼラチン」再現することもできます。
基本スープレシピ
お湯・・・200ml・鶏がらスープの素・・・小さじ1・粉ゼラチン・・・2.5g
鶏がらスープの素をお湯で溶かし、粉ゼラチンを加える。完成
この基本スープレシピにアレンジしてみてください。
さつまいも+味噌→疲れがたまった時に。
にら・里芋+カレー粉→風の引きはじめに。
こちらの薬膳スープもおすすめです。
冷え性の方にぜひ飲んで欲しい!
優しい味のスープ。
体も心も温まります。
たっぷりねぎとひよこ豆のスープ
材料:ねぎ・ひよこ豆(ゆでたもの)・コンソメ(固形1個)・
作り方:
②鍋にオリーブオイルを入れ ねぎを炒める。
③水(600ml)・コンソメ(1個)・酒(大さじ1)・塩(小さじ1/4)・ひよこ豆を②に加え煮込む。
④沸騰したら20分くらい弱火で煮込む
完成!
※私の個人的な感想ですが、粗びきこしょうをたっぷり入れた方が美味しいです。
薬膳スープの基本とは?【まとめ】
薬膳スープを身近に感じていただけたでしょうか?
少しでも興味をお持ちいただけた方・最近何となく体調がすっきりしないなーという方
是非 薬膳スープを試してみてください。
最後までお読みいただき ありがとうございました。