夏になるときゅうりを食べる機会も増えてきますね。
家庭菜園などをしているとどんどんきゅうりができてきて冷蔵庫にいっぱいになってしまって、古くなってしまうものもあるかもしれません。
きゅうりは冷蔵庫で長期間保存していると表面にシワがよりぶよぶよになってしまします。
ぶよぶよになっても氷水やキッチンペーパーを使って復活させることができます。
今回はぶよぶよの復活方法と保存方法、腐っているかの見分け方をご紹介します。
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きゅうりをぶよぶよから復活させる方法
収穫したてや買ってきたばかりのきゅうりは表面にハリがあります。しかし、冷蔵庫にきゅうりを長期間入れておくと皮にシワがよってきてぶよぶよしてきますよね。
これは中の水分が時間がたつと抜けてくるためです。きゅうりは90%以上が水分です。そのため水分が抜けてくると柔らかくなってきてぶよぶよになってきます。
ぶよぶよになったきゅうりを復活させる方法2つご紹介します。
1.氷水につける
これは結構知られている方法かもしれません。
アニメなどでも冷たい水にきゅうりが浸かっているシーンがあったりしますよね。
とっても簡単で、ボウルや袋に氷水ときゅうりを入れて、おいておくだけです。
保存期間が長いきゅうりほどぶよぶよから復活してパリッとなるには時間がかかります。
<氷水につけておく時間の目安>
保存期間4日以内 1時間
保存期間5日以上 1日
きゅうりを氷水につけることできゅうりが水分を吸い元に戻ります。
なるべく冷たいままの方が吸収しやすいので氷が溶けないようにした方がよいです。
20分ほどであれば放っておいても大丈夫ですが、長時間おく場合は氷水を替えたり、氷水につけたまま冷蔵庫に入れたりしておきましょう。
きゅうりは低温が苦手な野菜なので氷水につける時間が長すぎると食感が悪くなってしまうので注意が必要です。
2.濡らしたキッチンペーパーで巻いておく
氷がなかったり氷水につけたまま置いておく場所がなかったりするときは、濡らしたキッチンペーパーを巻いておくのがおすすめです。
こちらも簡単で、濡らしたキッチンペーパーを巻き、ビニール袋に入れて冷蔵庫に入れておきます。
こうすると、キッチンペーパーの水分を吸い、きゅうりの中の水分が抜けるのを防ぐことができます。
氷水につけるよりもかなり時間がかかるので、夜ごはんに使いたいきゅうりがぶよぶよの場合は朝にはキッチンペーパーを巻き冷蔵庫に入れておくようにしてくださいね。
きゅうりを長持ちさせる保存方法
きゅうりがぶよぶよになるのは水分が抜けていくことが原因だとご紹介しました。そのため、きゅうりの保存は水分を逃さないようにすることが大切です。
常温保存でも冷蔵庫に入れる場合でも基本は同じです。
2.1本ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包む
3.冷蔵庫での保存の場合はビニール袋へ入れる
4.立てて保存する
常温でも冷蔵庫でも乾燥してきます。特に冷蔵庫の中は乾燥しているので水分が蒸発しやすいです。
さらに、きゅうりは夏野菜なので低温が苦手な野菜です。冷蔵庫に長期間入れておくと低温障害になり食感が悪くなってしまいます。
きゅうりのぶよぶよは腐っているかも?!見分け方
1週間以上きゅうりを冷蔵庫に入れていてぶよぶよになった場合は、腐っている可能性もあるので注意が必要です。
腐っているかどうかの判断のポイントは5つあるので確認してみてくださいね。
2.酸っぱい匂いがしていないか
3.表面にぬめりがないかどうか
4.きゅうりのへたが茶色く変色していないか
5.カビがきゅうりについていないか
きゅうりは表面がきれいでも切ってみると腐っているということもあるので、怪しいと思ったら切ってみてください。
私の経験上きゅうりは端の方から腐っていく気がします。
また、ぬめりも端の方から出てくるような気がするので全体を見るようにした方がいいかもしれませんね。
きゅうりがぶよぶよでも食べられる?【まとめ】
・きゅうりをぶよぶよから復活させるには、氷水につける方法と濡らしたキッチンペーパーをきゅうりに巻く方法がある。
・きゅうりの水分が蒸発することがぶよぶよになる原因なので、きゅうりの保存は新聞紙やキッチンペーパーを巻いて保存する
・きゅうりがぶよぶよの場合、腐っている可能性もあるので気を付ける
・きゅうりが腐っていないか見分けるポイントは、白濁した汁が出ていないか、酸っぱい匂いがしていないか、表面にぬめりがないか、きゅうりのへたが茶色くないか、カビがないか、の5つ
きゅうりがぶよぶよしていると棄ててしまっていたという人もいるかもしれません。
ぶよぶよのきゅうりも復活させることとができるので、みずみずしいパリッとしたきゅうりを食べてくださいね。