白菜の品種のおすすめ4種を紹介!それぞれの特徴と違いを徹底比較!
寒くなるとあったかい鍋物が恋しくなりますね。
白菜は、寒い季節にキッチンで大活躍する人気野菜の一つです。
白菜をご家庭で栽培してみようと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ところが、その品種の多さに驚かれる方もいるでしょう。
「この中から、どの品種を選んだらいいの?」、「おすすめがあったら教えてほしい!」といった疑問をもたれる方も多いと思います。
この記事では、家庭菜園にぴったりの品種を厳選してご紹介いたします。また、それぞれの違いも踏まえて徹底比較していきたいと思います!
Contents
今回ご紹介する白菜の品種のおすすめ
さっそく、今回ご紹介する品種をお伝えしていきます。
白菜の品種を比較する上で、重要になるのが次の4つのポイントです。
・枯れ・腐れへの耐性
・美味しさ
・栽培のしやすさ
それを踏まえて、総合的に評価の高いおすすめの4品種がこちらです。
・黄ごころ(早生~中晩生)
・お黄にいり(極早生)
・タイニーシュシュ(極早生)
その前に「極早生」ってなに?
野菜の種は、種をまいてからどのくらいで収穫できるかによって極早生、早生、中早生……などに分類されます。
それを、収穫の早いものからまとめると次のようになります。
・早生(わせ)
・中早生(なかわせ)
・中生(なかて)
・中晩生(ちゅうばんせい)
・晩生(おくて、ばんせい)
商品によっては収穫までの期間が具体的に表示されていることがあります。
しかし、土地や気候の違いよって変わってくるものですので、あくまで目安だということをご理解くださいね。
白菜のおすすめ品種4選の比較
では、おすすめの品種をご紹介していきます。
無双(早生)
枯れ・腐れへの耐性◎
美味しさ ◎
栽培のしやすさ◎
その名にふさわしく、一番人気といってもいいおすすめの品種です。
病気や枯れなどにも強く、初心者でも作りやすい品種です。
早生タイプということですが、無双に限らず、早生などの栽培期間が短いものは、手入れをする日数が短いということですから、それだけ手間がかからず、病害虫に狙われるリスクも少ないということです。
大きさは通常の白菜くらいで、2.5~3.5kgになります。
黄ごころ(早生~中晩生)
枯れ・腐れへの耐性◎
美味しさ ◎
栽培のしやすさ◎
一般的なサイズの白菜としては、無双に並んで評価の高い品種です。病気や枯れなどに強く、栽培しやすい品種です。
黄ごころには、“65”、“75”、“85”、“90”といった数字が付いて、「黄ごころ65」などといった商品名で売られています。
この数字は、種をまいてから収穫するまでの栽培期間が“何日”かかるかを表しています。
たとえば「黄ごころ65」なら、種まき後65日で収穫できるといった感じです。
ただし、あくまでも目安であることはお伝えしたとおりです。
一番人気の無双と黄ごころの違いは、まさしくこの数字で、この数字にしたがって栽培期間をある程度自分で選べるということです。
「種まき期を逃してしまったけど、今からでも間に合う品種はある?」、「この時期までには収穫を終えたい!」といった場合、黄ごころなら、大まかな栽培期間が分かるので安心です。
お黄にいり(極早生)
枯れ・腐れへの耐性○
美味しさ ◎
栽培のしやすさ◎
ここからは、最近流行りのミニ白菜についてご紹介します。まずご紹介するのが、お黄にいりです。
成長しても600g~1kgほどの大きさで、片手に乗っかる大きさです。
畑がなくても、プランターで栽培が可能なことから、初心者の方でも安心してはじめられる品種です。
病気への耐性や生理障害耐性は、無双や黄ごころまではいきませんが、極早生なので栽培に必要な期間も短く、こまめに手入れをすれば問題ありません。
加熱料理だけではなく、サラダとしても楽しめる品種です。
タイニーシュシュ(極早生)
枯れ・腐れへの耐性○
美味しさ ◎
栽培のしやすさ◎
こちらもミニ白菜として人気の品種です。成長すると200g~1kg程度になります。
お黄にいりと比較すると、こちらの方がやや小ぶりでも収穫できるということですね。
プランターでの栽培も可能で、極早生なので栽培に必要な期間もかかりません。こちらの品種もサラダにすることが出来ます。
タイニーシュシュとお黄にいりでは、大きな違いはないようです。入手しやすい方を栽培してみてはいかがでしょうか。
白菜の品種のおすすめ4種を解説!【まとめ】
いかがでしたでしょうか。ここまで白菜の4つの品種について比較してきました。無双や黄ごころは、畑での栽培に向いています。
無双は一番人気といっていい品種です。ただし、黄ごころは、無双と違って自分の好みにあった栽培時期のものを選べるのが特徴です。
また、プランターでも栽培できるものとしては、お黄にいり、タイニーシュシュがあります。
タイニーシュシュの方が、お黄にいりと違い、やや小ぶりでも収穫できるのが特徴です。
以上を参考に、白菜の栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?