みなさんレタスを食べる時に、どれくらいの時間レタスを水につけておきますか?
サッと洗って終わりにしていませんか?
実はレタスや生で食べたい野菜なんかは5分ほど水につけておくと、シャキシャキして美味しさが増します!
「水につける」という下ごしらえについてこれから説明します!
レタスを水につけるのはなぜ?
「水につける」は「水にさらす」ともいい、水に浸してしばらく置いておく下ごしらえの方法のことです。
常温の水につけたり、氷水や酢水につけたりたくさんの種類と方法があります。
水につける意味は野菜の種類によって違いますが、ざっくり言うと4つの理由があります。
・野菜をシャキシャキさせるため
・アク抜きや、塩抜き、血抜き
・茹でた後、余熱での火の通りを防ぐ
食材によって水につける時間にも違いがあり、適切な時間で処理しないと美味しさを損なう恐れがあります。
さまざまな食材を水につけるやり方
水につけるときの準備は大きめのボウルと、食材が沈むほどのたっぷりの水だけです!
ではそれぞれつけておけばいい時間などを説明します。
野菜をシャキシャキにしたりシメる時
野菜をシャキシャキにするために水につける場合は約5〜10分が目安です。
今回はレタスが主題ですので、レタスもこのやり方を採用します。
野菜は水溶性の栄養素が流れ出てしまわないように、スライスした野菜などは1分程度で大丈夫です。
茹でた野菜をシメる場合には氷水に1〜2分程度が目安です。
レバーなどの血抜き
レバーなど血の塊が多いものは中に溜まっている血や胆汁酸がニオイのもとです。
カットしたレバーをボウルに入れて、流水に5〜10分つけておきます。
軽く混ぜて血や汚れを取るようにしてください。
塩抜き
塩蔵品の塩抜きは食材によってつけておく時間が変わります。
真水につけて塩抜きする方法と、1%の濃度の塩水につけておく方法があります。
塩水につけておくほうが、食材が水っぽくならないで塩が抜けるので塩分の強い食材に適した方法です。
アク抜き
アクの強い食材は酢水につけてアク抜きと、食材の色を保ちます。
ごぼうやれんこんは酢水に約10分ほどつけておくと白い色が保たれます。
水にさらしたあとはしっかりと水分をとってから調理や保存をしてください。
レタスを水にさらす工程のあるレシピ
レタスサラダ
材料
水
氷
作り方
②必要量のレタスの葉をちぎって入れ3分ほどつける。
③ざるやサラダスピナーに入れてしっかりと水気をとる。
④器に盛り付けて完成!
レタスを水につけるのはなぜ?【まとめ】
今回はレタスを水につける理由について解説しました!
・水につけるは野菜をシャキシャキにしたり変色を防ぐため
・食材によってやり方が少し違う
下ごしらえはちょっと手間になりますが、キチンとやると美味しさはグンと上がるのでイベントの時などちょっと力を入れた料理にするときなんかは活用していきたいです。