レタスはサラダや付け合わせとしてよく使われる身近な野菜ですが、「何群に入るのか」「栄養的にどの役割なのか」は意外と分かりにくいポイントです。
結論から言うと、レタスは種類によって「第3群(緑黄色野菜)」にも「第4群(淡色野菜)」にも分類されます。
この記事では、レタスが何群に分類されるのかを、食事バランスの考え方とあわせてわかりやすく解説します。
どのレタスを選べばよいかも理解できるようになります。
レタスは何群に入る?結論は「種類によって異なる」

食品は大きく分けると「肉・魚・野菜」などの分類がありますが、
栄養バランスを考えるときは「6つの食品群」という考え方が使われます。
これは、栄養の働きごとに食材を分けたもので、
・第1群:たんぱく質(肉・魚・卵など)
・第2群:カルシウム(乳製品・海藻など)
・第3群:緑黄色野菜
・第4群:淡色野菜・果物
・第5群:炭水化物(ごはん・パンなど)
・第6群:脂質(油・バターなど)
という分類になっています。
レタスが何群に入るのかは、この中の「第3群」か「第4群」に該当するかで決まります。
レタスは一つの野菜ですが、すべてが同じ栄養分類になるわけではありません。
分類の基準になるのは「カロテン量」です。
食事バランスでよく使われる6つの食品群では、野菜は主に次の2つに分かれます。
・第3群:緑黄色野菜(カロテンが多い)
・第4群:淡色野菜(カロテンが少ない)
つまり、レタスの中でもカロテンが多いものは第3群、少ないものは第4群になります。
レタスは緑黄色野菜?判断基準はカロテン量

緑黄色野菜かどうかは、以下の基準で決まります。
・可食部100gあたりカロテン600μg以上 → 緑黄色野菜
・600μg未満 → 淡色野菜
この基準に当てはめると、レタスは次のように分かれます。
緑黄色野菜(第3群)

- サニーレタス
- リーフレタス
- サラダ菜
- サンチュ
これらはカロテン量が多く、皮膚や粘膜を守る働きが期待できる野菜です。
淡色野菜(第4群)

- 玉レタス(一般的な丸いレタス)
- コスレタス(ロメインレタス)
こちらはカロテン量が少なく、ビタミンCや水分補給の役割が中心になります。
なぜ同じレタスで分類が違うのか

同じ「レタス」でも分類が変わる理由は、品種によって栄養バランスが大きく異なるためです。
特にポイントになるのは「葉の色と厚み」です。
・濃い緑や赤みのある葉 → カロテンが多い
・薄い緑で水分が多い葉 → カロテンが少ない
例えば、サニーレタスは色が濃く栄養が豊富ですが、玉レタスは水分が多くさっぱりしている代わりにカロテンは少なめです。
この違いによって、同じレタスでも「第3群」と「第4群」に分かれます。
第3群と第4群に属する他の主な食品とは?
レタスが第3群・第4群に分かれる理由が分かったところで、他にどのような食品がそれぞれのグループに含まれるのかも確認しておきましょう。
全体像を理解しておくことで、食事バランスを考える際に応用しやすくなります。
緑黄色野菜(第3群)

第3群はカロテンを多く含む野菜が中心で、体の調子を整えるだけでなく、皮膚や粘膜を守る役割があります。見た目の特徴としては、色が濃い緑や赤・オレンジ系の野菜が多いのがポイントです。
代表的な食品としては、ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、ブロッコリー、小松菜などが挙げられます。これらはカロテンが豊富で、体内でビタミンAに変わり、目や皮膚の健康維持に役立ちます。
また、ピーマンやトマトなども第3群に含まれ、日常的に取り入れやすい野菜が多いのも特徴です。レタスの中では、サニーレタスやリーフレタス、サンチュなどがこのグループに該当します。
淡色野菜(第4群)

第4群はカロテン量が少ない野菜や果物が中心で、主にビタミンCや食物繊維の供給源となります。見た目は白っぽいものや薄い緑色の野菜が多いのが特徴です。
代表的な食品には、キャベツ、きゅうり、大根、白菜、玉ねぎなどがあります。これらはカロテンは少ないものの、水分やビタミンCを多く含み、体の調子を整える役割を持っています。
また、果物も第4群に含まれるため、りんごやみかんなども同じグループに分類されます。レタスの中では、玉レタスやコスレタスがこのグループに該当します。
第3群と第4群はどちらも体の機能を調節する重要な役割を持っているため、どちらか一方だけでなく、バランスよく取り入れることが大切です。
レタスの種類と特徴

レタスは大きく分けていくつかのタイプがあります。
それぞれの特徴を知っておくと、用途や栄養で選びやすくなります。
結球レタスは、丸く巻いた形が特徴で、スーパーでよく見かける一般的なレタスです。
シャキシャキした食感で水分が多く、サラダに向いています。
葉レタスは、球状にならずに葉が広がるタイプで、サニーレタスやリーフレタスがこれにあたります。色が濃く、栄養価が高いのが特徴です。
立ちレタス(コスレタス)は、縦に伸びる形で葉がしっかりしており、シーザーサラダなどに使われます。
茎レタス(ステムレタス・サンチュ)は、茎や葉を食べるタイプで、焼肉の巻き野菜としてよく使われます。特にサンチュは緑黄色野菜に分類されます。
レタスの栄養をしっかり取る食べ方のポイント

レタスは種類によって第3群・第4群に分かれることが分かりましたが、実際の食事では「どう食べるか」も重要です。
ここでは、栄養を無駄にしないための食べ方のポイントを解説します。
洗いすぎると栄養が流れる
レタスは水に長くさらすと、水溶性のビタミンが流れやすくなります。
特にビタミンCは水に溶けやすいため、ボウルに長時間浸すのは避けた方が良いです。
洗うときは流水でさっと洗う程度にし、必要以上に水に浸けないことがポイントです。

手でむく方が栄養を保ちやすい
包丁で切ると断面が増え、そこから栄養が流れやすくなります。
また、金属に触れることで変色しやすくなる場合もあります。
そのため、レタスは包丁ではなく手でむくのが基本です。
ちぎることで細胞の破壊が少なくなり、結果的に栄養の流出を抑えられます。

油と一緒に食べると吸収率が上がる
サニーレタスやリーフレタスなどの緑黄色野菜は、脂溶性のカロテンを含んでいます。
このカロテンは油と一緒に摂ることで体への吸収率が高まります。
ドレッシングをかける、肉と一緒に食べるなど、油を適度に組み合わせることで効率よく栄養を取り入れることができます。
新鮮なうちに食べるのが基本
レタスは鮮度が落ちると水分だけでなく栄養も減っていきます。
冷蔵庫に入れていても、時間とともにビタミン量は少しずつ減少します。
購入後はなるべく早く食べることが大切です。
特に外側の葉から順番に使うことで、鮮度を保ちながら無駄なく消費できます。
栄養バランスを考えるなら「組み合わせ」が重要
レタス単体では栄養が偏りやすいため、他の野菜や食材と組み合わせることが重要です。
例えば、
・トマトやにんじんと合わせてビタミンを補う
・肉や魚と合わせてたんぱく質を補う
このように組み合わせることで、6群のバランスを意識した食事に近づきます。
レタスはあくまで「一部の役割」を担う野菜と考え、他の食材と組み合わせて使うことが、食事バランスを整えるコツです。
FAQ|レタスは何群?に関するよくある質問

レタスは何群?【まとめ】
レタスは一つの野菜ですが、種類によって分類が変わります。
・サニーレタスやリーフレタス → 第3群(緑黄色野菜)
・玉レタスやコスレタス → 第4群(淡色野菜)
この違いはカロテン量によるもので、見た目の色や葉の特徴にも表れています。
どちらが優れているというわけではなく、それぞれ役割が違うだけです。
食事バランスを整えるためには、レタスの種類を意識しながら、他の野菜とも組み合わせて取り入れることが大切です。
日常の食事で「何群か」を意識することで、自然と栄養バランスの良い食生活につながります。
