夏が旬の食材はいくつかありますが、やはり外せないのが、おつまみにとても合う枝豆ですね。
私も枝豆は夏の定番といった感じです。ついつい飲み過ぎてしまいがちになりますが…。
そんな枝豆ですが、さや(皮)を捨てている方が多いかと思いますが、実はさやは食べられます。「えっ!大丈夫?」とびっくりされる方もおられるのではないでしょうか。
ここでは、枝豆のさやについて、目から鱗の情報をご紹介いたします。どうぞ、最後までお付き合いください。
Contents
枝豆のさやに含まれる栄養素
枝豆は栄養素が豊富に含まれています。食物繊維やビタミンB1やビタミンB2などが知られています。枝豆のさやは、ビタミンB1などの栄養素を守る役割があります。また、さやにはβカロテンが豊富に含まれています。
βカロテンは老化防止に効果があり、シミをできにくくすることなどに期待ができます。ことに、油と一緒に摂取することが効率的に吸収できるとされています。
栄養素が豊富に含まれている食材で、さやにはβカロテンが含まれているので、捨てることはもったいないですね。食べることをおすすめしたいです。
枝豆のさやを食べる方法
枝豆のさやは食べることができますが、そのままでは食べられません。
繊維が多く残っており、歯ざわりもとても悪いからです。調理方法には工夫が必要です。
いくつかの食べ方を取り上げてみましょう。
素揚げ
枝豆を塩茹でしてから、さやごと180℃の油で素揚げをします。最後に塩をふりかけて出来上がりです。
ホクホクした食感がクセになるおいしさになります。老化防止につながるβカロテンを効率よく摂取するにはうってつけの調理方法です。
出汁「ベジブロス」
野菜の切れ端などを使用して作る出汁「ベジブロス」も枝豆のさやで作ることができます。
枝豆のさやを水とお酒を弱火でじっくりと煮出して、完成。と、作り方はとても簡単です。枝豆のさやだけではなく、いろいろな野菜の切れ端とミックスして煮ることをおすすめします。
いろいろな野菜の旨みが溶けて、とても美味しい出汁になります。
ポタージュ
枝豆を茹でたあと、さやごとミキサーで攪拌します。しばらくしたら、ナッツ・塩・水を入れて攪拌します。
頃合いを見て、牛乳を入れてから5~7分攪拌します。出来上がったら、ザルで濾します。
筋はミキサーでも攪拌することが困難なので、手間でも必ずザルで濾しましょう。濾し終わった状態は冷製ポタージュとして食べることができます。
温めて食べる時は、鍋に移して、顆粒コンソメを入れて温めるとおいしく食べられます。栄養素をたくさん摂取するならば、ポタージュがおすすめです。
枝豆のさやの意外な活用法
食べること以外にも、枝豆のさやの活用法として、肥料にすることもできます。
ちょっと驚きですね。
作り方は簡単で、ビニール袋の底に米ぬかを入れます。そこへ、枝豆のさやを入れます。様々な野菜くずと一緒に入れると良い肥料になります。ビニール袋をしっかりと閉めて、空気を抜きます。1~2週間置いて熟成させ、ぬか漬けに似た臭いがしたら完成です。
栄養豊富なとても優れた肥料になりますので、家庭菜園をしている方は、是非お試しいただきたいと思います。
枝豆のさやって食べることができる?【まとめ】
枝豆のさやを食べる方法はあるの? 枝豆のさやの耳より情報!として、ご紹介してきましたが、最後にまとめたいと思います。
1)枝豆のさやは捨ててしまいがちだが、食べることができます。そのまま食べることはできないので、調理をして食べます。
2)老化防止に効果あるβカロテンが枝豆のさやには多く含まれています。
3)皮ごと食べるには、栄養素をたくさん摂取できるポタージュがおすすめです。
4)食べること以外でも、肥料として使うこともできる。
いかがでしたか。これまで捨てていた、枝豆のさやもおいしく食べることができますので、捨てることはもったいないですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。