夏になると、特においしい枝豆。
栄養素が豊富に含まれている食材です。カロリーも低いので、ダイエットに良い食材ですが、食べ過ぎると体によくないのでしょうか?
結論から言いますと、枝豆を食べ過ぎると、体にはよくありません。えっ!ホント?と驚かれた方もおられるのではないでしょうか。
この記事では、枝豆のデメリットを具体的にご紹介するほか、メリットについてもご紹介します。
枝豆のデメリットとは?
冒頭にも書きましたが、枝豆はビールのつまみに最適です。ですが、アルコールと一緒に食べる時は、食べ過ぎに注意が必要です。
枝豆にはプリン体が100gで47.9mg含まれています。そんなに多く含まれているわけではないですが、アルコールと一緒に摂取することで、尿酸値が急に上がるので、痛風になりやすくなります。
枝豆には、腸内環境を整える食物繊維が多く含まれています。枝豆を食べ過ぎると、腸の刺激を強くしてしまい、腹痛を起こして、水分をうまく吸収できなくなってしまい、下痢になってしまいます。
枝豆はカロリーが低いので、ダイエットに良いと言われます。
枝豆100gあたりのカロリーは134kcalですが、人参は36kcal・ジャガイモは73kcalですので、枝豆は決してカロリーが低いということではありません。
食べ過ぎると、カロリーオーバーになってしまいます。
あと、塩分の摂り過ぎにも注意しましょう。私は現在、高血圧症なので気を付けていますが、以前は枝豆に塩をかけて食べていました。茹でる時に、塩を入れるので、かける必要はないそうです。
枝豆にはどんな栄養素があるの?
枝豆には豊富な栄養素が含まれていることはよく知られています。では、どんな栄養が含まれているのでしょうか。
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、食物繊維、オルニチン、メチオニン、イソフラボン、葉酸、鉄分、カリウム、マグネシウム、リンなどです。
これだけ多くの栄養素が含まれているので、健康づくりには持って来いの食材ですね。
これらの全ての栄養素を摂取したいという方は、蒸し焼きにすることをおすすめします。
枝豆のメリットとは?
豊富な栄養素が含まれている枝豆。食べるメリットが気になるところですね。
枝豆のメリットである健康効果をご紹介したいと思います。
まずは、疲労回復に効果があります。枝豆に多く含まれるビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きがあります。
また、オルニチンは新陳代謝を活性させる働きがありますので、疲れが溜まるのを防いでくれます。
夏バテ対策で枝豆を食べるのは、体に良いことですね。
食物繊維も枝豆には多く含まれていますので、腸内環境を整える効果があります。
食物繊維の働きは、便の量を増やし、腸のぜん動運動を活発にして、排便を促します。そのため、便秘の改善に効果が期待できます。
カリウム、マグネシウム、リンも枝豆には含まれています。これらの栄養素は体内の塩分を分解して出してくれる働きがありますので、高血圧の予防や改善の効果が期待できます。
オルニチンは肝機能を強める働きがあります。また、メチオニンはビタミンB1やビタミンCと一緒にアルコールの分解を手助けする働きがあります。
枝豆は大豆の未成熟の青いうちに収穫したものですので、イソフラボンが多く含まれています。
イソフラボンは女性ホルモンと同じような働きがあります。
女性は閉経後に、女性ホルモンが低下して、更年期障害や動脈硬化、骨粗しょう症などになりやすくなるので、イソフラボンを摂取して予防することができます。また、美肌効果にも効果が期待できます。
枝豆のデメリット【まとめ】
枝豆のデメリットをまとめみましょう。
①アルコールと一緒に食べる時は、尿酸値が上がり痛風になるので、食べ過ぎには注意が必要です。
②食物繊維が多く含まれているので、食べ過ぎると、下痢や腹痛を起こしてしまうので、注意が必要です。
③枝豆は決してカロリーが低い食材ではないので、カロリーオーバーに注意が必要です。
④塩をかけすぎないよう、注意が必要です。
枝豆のデメリットをご紹介しましたが、食べ過ぎなければ、栄養素が豊富に含まれているので、体に良い食材です。どんどん食べましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。