花の咲いたみょうがは食べられる?茎、葉など部分ごとの可食部を紹介!
家庭菜園などで栽培したみょうがには、花が咲くことがあります。
そこで、「花の咲いたみょうがは、食べられる?」と疑問に思われたことはないでしょうか。
普段、私たちが食べているみょうがとは、実はつぼみの部分で、成長すると先端から白い花が咲いてきます。
そこで、「花の咲いたみょうがは、食べられる?」の結論ですが、食べることが出来ます。
そこで今回は、花の咲いたみょうがを食べるときの注意点について見ていきたいと思います。
また、みょうがのその他の部分(茎、葉など)のみょうがの可食部について紹介していきたいと思います!
花の咲いたみょうがを食べる時のポイント
冒頭でお伝えしたように、みょうがをしばらく置いておくと、白い花が咲きます。
花が咲いたからといって、成分的には、もともとのみょうがとあまり変わらないので、体への害もなく、食べることが出来ます。
ここで、花の咲いたみょうがを食べる時のポイントをご紹介しますね。
(2)花の部分は腐りやすい、さらに、花が咲くのは時間が経った証拠、ヌメリ感、黒ズミ、異臭などがないかチェックする
(3)もしも傷みがひどい場合は廃棄し、傷みが軽い場合でもよく洗い、傷んだ部分は取り除く
(4)生食ではなく、なるべく加熱して食べる
みょうがの部分ごとの可食部とは?
普段わたしたちが口にする「みょうが」は、みょうがという植物全体の「つぼみ」にあたることをお伝えしましたが、家庭菜園などで栽培していると「みょうがのその他の部分は食べられる?」という疑問を持たれる方もいると思います。
そこで、ここではその他の部分ごと(茎、葉)の可食部について見ていきたいと思います!
茎は食べられる?
みょうがの茎というと紛らわしいのですが、偽茎と地下茎に分けられます。
<偽茎⇒食べられます>
まず偽茎ですが、これはみょうがの下についている部分で、みょうがを出荷する際に切り落とされてしまうので、スーパーではあまり見かけないものだと思います。
しかし、偽茎は食べることができます!色味もみょうがとよく似ていて、味も風味もみょうがと変わりません。
家庭菜園などで栽培される場合は、捨てずに食べてみてください!
<地下茎⇒食べない>
次に地下茎ですが、これは土の中で横に延びている茎です。みょうがのように赤い色ではなく、茶色く、ごつごつしています。
みょうがは郷土料理や日本料理の中に様々な形で取り入れられていますが、この地下茎を使ったレシピというのは、ほとんど存在しないようです。
葉は食べられる?
食べるのはおススメしません。毒がある訳ではないので、食べることは出来ますが、非常にクセがあります。
しかし、古来から殺菌作用があるものとして知られ、柿の葉寿司のように、お寿司、団子を包むためのものとして、使われています。
興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?
みょうがの花は食べられる?【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
今回は、「花の咲いたみょうがは、食べられる?」といった疑問にお答えしながら、みょうがのその他の部分(茎、葉など)の可食部についてご紹介してきました。
みょうがは、花が咲いても食べられるということをご紹介しましたが、味や風味が落ちてしまうため、花が咲くまで置いておくのはおススメしません。
家庭菜園などで、一度に大量のみょうがが出来てしまった場合は、面倒でもなるべく収穫してしまい、よく洗って冷蔵庫などで保存しておくことをおススメします。
また、つぼみ以外の可食部として、特に偽茎は、味や風味も普通のみょうがと変わらないので、家庭栽培をされている場合には、ぜひ収穫して食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!