さまざまな料理に使うことが出来る定番野菜の玉ねぎですが、いざ切ってみると、中が茶色くなっていた、という経験はありませんか?
今回の記事では、茶色い玉ねぎは腐ってる?それとも食べられる?という疑問にお答えしていきたいと思います!
結論からいって、茶色くなっている部分は、腐っています。
しかし、茶色くなっている部分と取り除けば、食べられる場合がほとんどです。
それでは、玉ねぎが茶色くなっていた場合の処理の仕方や、食べる際の注意点について、くわしく見ていきましょう!
Contents
玉ねぎの中が茶色い部分は腐ってる?食べられる?
玉ねぎの中が茶色い場合、その部分は腐っているので食べられません。
しかし、しっかり処理をすれば、他の部分は食べることが出来ますので、その方法などについてご紹介していきたいと思います。
押さえておきたい2つのポイント
玉ねぎの茶色い部分の話に移るまえに、ぜひ押さえておきたいポイントが2点ありますので、ご紹介します。
黒いつぶつぶがついている場合は、腐ってる?
玉ねぎの外側の皮をむくと、黒いつぶつぶのようなものがついていることがあります。
これは、腐っている訳ではなく、黒カビの一種が付着したものです。人体に影響はありませんので、洗い流せば問題ありません。
どうしても気になるという方は、黒カビのついた部分を取り除いてみてください。
茶色よりも危険なサイン
中が茶色い玉ねぎは、茶色い部分を取り除けば食べられる、ということをお話しました。
しかし、茶色くなっているということは、「新鮮な状態ではない」ということは事実です。
次にあげる2つのサインのどちらかが見られる場合は、食べられる?
というレベルではなく、腐敗がかなり進行しているので、処分してしまうことをお勧めします。
②ぶよぶよしていて、柔らか過ぎる
中が茶色い玉ねぎの処理方法と注意点
それでは、実際に中が茶色くなっている玉ねぎの処理方法などについてご紹介していきます。
中が茶色い玉ねぎの処理方法
一部の層が茶色くなっている場合、取り除く、きれいに洗う、の工程が必要です。
<中が茶色い玉ねぎの処理方法>
(2)茶色くなっている部分を、前後の皮をむいて取り除く
(3)茶色い部分が触れていた層を、念入りに洗う
以上で完了です。変色がまだあまり進んでいない場合は、変色している部分とその周辺だけを、くし切りにして取り除いてもOKです。
中が茶色い玉ねぎを食べるときの注意点
玉ねぎの中が茶色くなっていた場合、茶色い部分を取り除いたとしても、残った部分は生で食べることを避け、スープにするなど、加熱して食べることをお勧めします。
おまけ:紫色に変色した玉ねぎは腐ってる?それとも食べられる?
実は、紫玉ねぎではない普通の玉ねぎも、紫色に変色してしまうことがあります。
ご安心ください。
この色は、ポリフェノールの一種によるもので、食べても問題はありません。
玉ねぎ生育中の紫外線の量や、土の状態により、まれに紫色に変色することがあるそうです。
玉ねぎの中が茶色は腐ってる?【まとめ】
いかがでしたでしょうか。今回の記事では、玉ねぎを切ってみたら、中が茶色だったという時のために、茶色い玉ねぎは腐ってる?それとも食べられる?という疑問にお答えしてきました。
茶色くなっていた場合でも、その部分を取り除けば食べられます。
ただし、生食は避け、加熱調理をお勧めします。
また、この記事では、黒いつぶつぶが付着している場合や、玉ねぎから変な臭いがしたり、ぶよぶよしていたりする場合についてもご紹介しました。
異臭がしたり柔らかすぎる場合は危険ですので、食べないようにしてくださいね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
参考にしていただければと思います。