新聞紙って何かと便利ですが、最近は新聞をとっていないおうちも増えてきて使いたいときに新聞紙ない!なんてこともあるのではないでしょうか?
特に野菜の保存には、新聞紙がよく使われますよね。玉ねぎも乾燥した環境で保存したい野菜なので、湿気を吸い取ってくれる新聞紙で包むことで長期保存できます。
新聞紙がない場合は、おうちにあるキッチンペーパーやストッキングで代用できます。
冷凍保存でも1ヶ月は保存ができるのでおすすめです。それぞれ詳しくご紹介していきます。
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玉ねぎの保存用新聞紙がないときは家にあるもので代用
玉ねぎは湿気に弱く、最適湿度は65~70%といわれています。最適湿度がキャベツ、にんじんが98~100%、トマト85~95%と玉ねぎは他の野菜と比べても低いことが分かります。
長期保存させるため乾燥させてから出荷され販売されています。だから玉ねぎはこの乾燥した状態を保ち風通しのいい涼しい場所で保管するのが基本になります。
また、最適な温度は0~5℃なので常温でいいのですが、夏場は冷蔵庫に入れる必要があります。
明るい場所よりも暗い場所に置いておいた方が成長の促進を遅らせるので味や風味を保つことができます。
新聞紙がよく使われるのは包むことで湿気を吸い取ってくれて、光を遮ることができるからなんですね。
この新聞紙の役割をキッチンペーパーとストッキングを使って代用することができます。
キッチンペーパーで包む
キッチンペーパーは湿度を適度に保ち通気性も良いので新聞紙がないときに最適です。
ストッキングに入れて日の当たらない常温の場所につるす
約2ヶ月は保存できます。
ストッキングの代わりにホームセンターなどで売っているネットでも良く、つるすところがなければ大きめの通気性の良いザルに重ならないように並べておいておきましょう。
通気性の悪い箱やビニール袋は避けましょう。
私の経験上紙袋もあまりよくありませんでした。傷んだ玉ねぎは伝染するのでその都度すぐに取り除いてください。
夏に冷蔵庫に入れる場合も、そのまま入れるとしなびてしまうのでキッチンペーパーで包んでから入れるようにしましょう。
冷蔵庫に入れると「硫化アリル」という、切ると涙が出る原因の成分が冷えて揮発しにくくなるので切るときにあまり涙が出なくなるのがメリットかもしれません。
保存期間は2週間程度です。
玉ねぎは冷凍保存でも長期保存できる
常温や冷蔵庫で玉ねぎを置いておく場所がないときには、冷凍保存するのがおすすめです。
みじん切りや薄切りなどカットしたものをラップに包み保存袋に入れて冷凍します。冷凍することで約1ヶ月保存できます。
冷凍することでシャキシャキ感はなくなりますが、火の通りは早くなるので時短になります。
また、辛みが抜けて甘みが凝縮されるので加熱調理するときには冷凍した方がメリットが多い気がします。
電子レンジで加熱したものや、飴色に炒めたものも同じように保存できます。冷凍するときには、使いたい分だけ使えるように平らにして筋を付けておくと使いやすいですよ。
新玉ねぎの保存は冷蔵庫で
新玉ねぎは水分が多いので、常温で保存するとすぐに皮がヌルヌルになり傷んできます。
乾燥するのを防ぐためキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存してください。2週間ほど保存できますが、なるべく早く食べるようにしましょう。
玉ねぎの保存時に新聞紙ない!代用品は?【まとめ】
・玉ねぎを保存するときの新聞紙ない時、キッチンペーパーとストッキングが代用できる
・玉ねぎは夏以外は、常温でキッチンペーパーに包んでストッキングに入れて吊り下げて保存しておくのがベスト
・夏場に保存しておく場合は、キッチンペーパーに包んで冷蔵庫に入れておく
・玉ねぎをカットしてラップに包んで保存袋に入れて冷凍庫で保存することもできる
・新玉ねぎは水分が多いため、キッチンペーパーに包んでビニール袋に入れて冷蔵庫で保存する
玉ねぎはよく使う野菜なのでまとめ買いをすることも多く長期保存したいと思います。保存したい玉ねぎの量と保存したい期間を考えて保存方法を決めるのもいいかもしれませんね。