中華料理店でエビチリやエビマヨを頼むと、料理の下や横に添えられてくる「パリパリのやつ」。
名前は分からないけれど、食感が良くてつい手が伸びてしまう存在ですよね。
この記事では、エビチリについてくるパリパリのやつの正体は何なのか家でも再現できるのかという疑問に対して、分かりやすく解説します。
「何からできているの?」「どうやって作るの?」と気になっている方が、読めばそのまま自宅で再現できる内容になっています。

エビチリについてくるパリパリのやつの正体は?
エビチリなどに添えられる「パリパリのやつ」には、実は2種類あります。
お店によって使われているものが異なり、見た目や食感にも違いがあります。
春雨素材のパリパリ

1つ目は、白くて細いパリパリのやつです。
鳥の巣のような形に盛られ、その上にエビチリがのって出てくることもあります。
この正体は、乾燥した春雨を揚げたものです。
普段はツルツルした食感の春雨ですが、油で揚げると一気に膨らみ、軽くてパリパリした食感になります。
ワンタンや春巻きの皮素材のパリパリ

もう1つは、やや黄色く、短冊状のパリパリのやつです。
こちらはエビチリの横に添えられていることが多いタイプですね。
これは、ワンタンの皮や春巻きの皮を細く切って揚げたものです。
サクサクとした歯切れの良さがあり、エビチリのソースともよく合います。
エビチリのパリパリの正式名称はある?

結論から言うと、エビチリについてくるパリパリのやつには、料理名としての正式名称はありません。
中華料理のメニュー名として「〇〇(料理名)」と決まっているわけではなく、あくまで付け合わせ・盛り付け用の揚げ物という扱いになります。
そのため、お店やレシピ本、料理人によって呼び方も少しずつ異なります。
白いパリパリ(揚げ春雨)の呼ばれ方

春雨を揚げた白くて細いタイプは、一般的に以下のように呼ばれることが多いです。
・揚げ春雨
・揚げた春雨
・フライド春雨
中華料理店の厨房内でも、「春雨を揚げたやつ」「揚げ春雨」など、かなりラフな呼び方をされているケースがほとんどです。
鳥の巣状に成形されている場合でも、特別な名称が付くわけではありません。
黄色いパリパリ(皮を揚げたもの)の呼ばれ方

ワンタンの皮や春巻きの皮を揚げたものも、これといった決まった名前はありません。
一般的には、
・揚げワンタンの皮
・ワンタン皮揚げ
・揚げ春巻きの皮
といった、素材+揚げたという呼び方がされます。
メニュー表に名前が載ることはほとんどなく、あくまで料理を引き立てるための添え物として扱われています。
なぜ名前が広まっていないの?

エビチリのパリパリのやつに名前が定着していない理由は、それ自体が主役の料理ではないからです。
中華料理では、
・食感のアクセント
・盛り付けの演出
・ソースを受ける役割
といった目的で使われることが多く、単体で提供される料理ではありません。
そのため、「正式名称を覚えて注文するもの」ではなく、自然と「パリパリのやつ」「あの付いてくるやつ」という認識が広まりました。
エビチリのパリパリが「下に敷かれている」理由とは?

なぜエビチリの下にパリパリを敷くの?
中華料理店でエビチリを注文すると、パリパリのやつが横に添えられるだけでなく、下に敷かれて出てくることがあります。
これは見た目の演出だけでなく、料理としての理由があります。
まず大きな理由が、食感のコントラストです。
エビチリは、ぷりっとしたエビに、とろみのあるソースが絡む料理です。
そこにパリパリした揚げ春雨や皮が加わることで、「やわらかい・とろっとした食感」と「軽くて歯切れの良い食感」が同時に楽しめます。
特に下に敷く場合は、エビチリのソースが少し染み込んだ部分と、最後までパリパリ感が残る部分の食感の変化も楽しめるのが特徴です。
ソースの受け皿としての役割もある
パリパリのやつを下に敷くもう一つの理由は、エビチリのソースを受け止める役割です。
エビチリはソース量が多く、そのまま皿に盛るとソースだけが広がりやすくなります。
揚げ春雨や皮を下に敷くことで、余分なソースを吸い、見た目がまとまりやすくなります。
結果として、
・皿が汚れにくい
・最後までソースを無駄なく食べられる
というメリットも生まれます。
家で再現するなら「敷く派」がおすすめ?
家庭でエビチリを作る場合、パリパリのやつは横に添えるより、下に敷く方が再現度が高くなりやすいです。
理由は、盛り付けるだけで「中華料理屋っぽさ」が一気に出るからです。
特に揚げ春雨は、ふんわりと広げてからエビチリをのせるだけで、見た目の完成度がかなり上がります。
お店のような雰囲気を出したい場合は、ぜひ「下に敷く盛り付け」を試してみてください。
エビチリのパリパリのやつは、どうやって作るの?

この2種類のパリパリのやつは、どちらも家庭で簡単に作ることができます。
特別な材料や道具は必要なく、エビチリを作るついでに用意できるのも魅力です。
揚げ春雨の作り方

白いパリパリのやつは、乾燥春雨をそのまま揚げるだけで完成します。
用意するのは、乾燥春雨と揚げ油のみです。
フライパンや鍋に油を入れてしっかり加熱し、180℃程度になったら、乾燥したままの春雨を少量ずつ入れます。
油に入れた瞬間、春雨は一気に白く膨張します。
思った以上に広がるため、必ず少量ずつ揚げるのがポイントです。
全体が膨らんだらすぐに裏返し、色が付く前に取り出して油を切ります。
高温の油で一気に揚げることで、軽くてパリッとした仕上がりになります。
ワンタンや春巻きの皮を揚げる方法

黄色いパリパリのやつは、ワンタンの皮や春巻きの皮を使います。
皮はそのまま揚げると大きすぎるため、包丁やキッチンばさみで5mm〜1cm幅の短冊状に切るのがおすすめです。
切った皮を、揚げ春雨と同じように十分に熱した油で揚げます。
短時間で色付きやすいので、焦げないように注意しながら揚げ、カラッとしたら取り出して油を切れば完成です。
春雨やワンタンの皮を揚げたものは他の料理にも使える?

エビチリの付け合わせとしてだけでなく、揚げ春雨や揚げた皮は他の料理にも使いやすい食材です。
揚げ春雨は、サラダのトッピングにすると食感のアクセントになります。
レタスやきゅうり、にんじんなどの上にのせるだけで、いつものサラダが中華風の一皿に変わります。
また、スープカレーのトッピングとして使われることもあり、戻した春雨とは違う軽い食感が楽しめます。
ワンタンや春巻きの皮を揚げたものも、サラダとの相性が良く、パリパリ感を加えたいときに便利です。
少し大きめに揚げて、チーズやトマトをのせれば簡単なカナッペ風にもなりますし、塩やチリソースを軽くかけて、そのままおつまみとして食べるのもおすすめです。

まとめ
エビチリについてくる「パリパリのやつ」には、春雨を揚げたものとワンタン・春巻きの皮を揚げたものの2種類があります。
どちらも特別な材料は不要で、十分に熱した油で揚げるだけで、家庭でも簡単に再現できます。
エビチリやエビマヨに添えるだけで、見た目も食感もお店らしさがぐっと増します。
余った場合は、サラダやスープなどへのアレンジも可能なので、ぜひ一度、自宅で試してみてください。
