減塩醤油のデメリットとは?塩化カリウムや添加物の注意点も解説

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健康のために塩分を控えたいと考え、減塩醤油を選んでいる方は多いのではないでしょうか。

スーパーでも減塩タイプの醤油は種類が増え、普通の醤油と同じように使える便利な調味料として広く利用されています。

しかし、減塩醤油にはメリットだけでなく、知っておきたいデメリットもあります。

製法によっては原材料が変わることがあり、味の調整のために別の成分が加えられることもあるからです。

この記事では、減塩醤油のよく言われるデメリットについて分かりやすく紹介します。

減塩醤油を選ぶときのポイントも理解して、上手に使い分けていきましょう。

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目次

減塩醤油のデメリットとは?

減塩醤油は、通常の醤油よりも塩分を20%以上減らした醤油のことです。

製法には、完成した醤油から塩分を抜く方法や、水で薄める方法などがあります。

健康のために選ばれることの多い減塩醤油ですが、いくつか注意しておきたい点もあります。

ここでは代表的なデメリットを3つ紹介します。


混ぜ物が使われている場合がある

減塩醤油の中には、味を調整するためにさまざまな原料が加えられている商品もあります。

例えば次のようなものです。

  • 醸造酢
  • みりん
  • 砂糖
  • 水あめ
  • 酸味料
  • 調味料(アミノ酸)

塩分を減らすと醤油特有のコクやうま味も弱くなるため、それを補う目的で加えられることがあります。

そのため、塩分を減らしたつもりでも、商品によっては糖分や調味料を余分に摂ってしまう可能性があります。

ただしすべての減塩醤油がそうとは限りません。

最近では、出汁のうま味を利用して塩分を抑えた商品や、原材料がシンプルな減塩醤油も販売されています。

購入する際は、原材料表示を確認して選ぶと安心です。


塩化カリウムを使用している場合がある

減塩醤油の中には、塩化ナトリウムの代わりに塩化カリウムを使用しているものもあります。

塩化カリウムは塩味を感じるため減塩には役立ちますが、味の面では苦味のような後味を感じることがあります。

また、健康面では注意が必要な場合もあります。

カリウムは体内のナトリウムを排出する働きがありますが、腎臓の機能が低下している人の場合、体内のカリウム量が増えすぎてしまう可能性があります。

これを高カリウム血症と呼びます。

そのため腎機能が著しく低下している方は、医師からカリウム制限を指示されていることが多く、減塩醤油を選ぶ際には注意が必要です。

体調に不安がある場合は、医師や専門家に相談することをおすすめします。

透析治療患者や透析導入が近い程の腎機能低下がある患者は、医師から厳しい塩分制限を指導されるにも関わらず、減塩醤油が使えないというジレンマが起こりやすいので特に要注意です。

ただし腎臓病患者全員がカリウム制限があるわけではないのでカリウム制限の指導を受けるまでは使える可能性があるため医師に相談してみてください。


減塩だからと使い過ぎてしまう

減塩醤油のもう一つのデメリットは、心理的な問題です。

塩分が少ないと聞くと、「塩分が半分なら2倍使っても大丈夫」と考えてしまう人もいます。

しかし、減塩醤油でも使う量が増えてしまえば、結果的に摂取する塩分量は増えてしまいます。

例えば刺身を食べるときに、減塩醤油だからといってたっぷりつけてしまうと、減塩の意味が薄れてしまうこともあります。

減塩醤油はあくまで塩分を抑えるための補助的な調味料です。

通常の醤油と同じように、使う量を意識することが大切です。


減塩醤油は体に悪い?よくある誤解

減塩醤油について調べていると、「体に悪い」「普通の醤油の方が良い」という意見を見かけることがあります。

しかし、減塩醤油そのものが特別に危険というわけではありません。

問題になるのは、製品ごとの成分や使い方です。

ここでは、減塩醤油に関してよくある誤解を整理しておきましょう。


減塩醤油は必ず添加物が多いわけではない

減塩醤油には、味を整えるために調味料や甘味料が加えられている商品もあります。

そのため「減塩醤油=添加物が多い」と思われがちですが、すべての商品がそうではありません。

最近では、

・大豆
・小麦
・食塩
・アルコール

など、通常の醤油とほぼ同じ原材料で作られた減塩醤油も販売されています。

減塩醤油を選ぶ際は、商品名だけで判断するのではなく、原材料表示を確認することが大切です。


減塩でも塩分はゼロではない

減塩醤油は塩分を減らした調味料ですが、塩分が完全に無いわけではありません。

一般的な濃口醤油は大さじ1で約2.5gの塩分ですが、減塩醤油でも1.2〜1.5g程度の塩分があります。

そのため、「減塩だからいくら使っても大丈夫」という考え方は誤解です。

減塩醤油でも使いすぎれば、結果的に塩分摂取量は増えてしまいます。


減塩醤油が向いている人

減塩醤油は特に次のような人に向いています。

  • 塩分を控えるよう医師から指導されている人
  • 高血圧が気になる人
  • 食生活の塩分量を少しずつ減らしたい人

普段の醤油を減塩タイプに変えるだけでも、日常の塩分摂取量を少し下げることができます。

ただし、腎臓病などでカリウム制限がある場合は、塩化カリウムを使用している商品には注意が必要です。


大切なのは醤油の量を意識すること

減塩醤油を使うかどうか以上に重要なのは、醤油そのものの使い方です。

例えば次のような工夫をするだけでも、塩分量を大きく減らすことができます。

・刺身は直接かけず、小皿につけて食べる
・かけ醤油より、つけ醤油にする
・だしや香味野菜で味を補う

このような使い方を意識することで、減塩醤油のメリットをより活かすことができます。

まとめ

減塩醤油は、塩分を抑えたい人にとって便利な調味料ですが、製法や成分によって特徴が異なります。

減塩醤油の主な製法には、

  • 完成した醤油から塩分を取り除く「脱塩法」
  • 水などで薄める「希釈法」
  • 塩化ナトリウムの一部を塩化カリウムに置き換える方法

などがあります。

また、注意しておきたいデメリットとして次の3つがあります。

  • 味を補うために別の原料が加えられている場合がある
  • 塩化カリウムを使用している商品もある
  • 減塩だからと使い過ぎてしまう可能性がある

ただし、原材料がシンプルな減塩醤油や、出汁のうま味を活かして塩分を抑えた商品も販売されています。

減塩醤油を選ぶときは、原材料表示や製法を確認しながら、自分の体調や食生活に合ったものを選ぶことが大切です。
上手に活用して、無理のない減塩生活を続けていきましょう。

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